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ドクターX最終話!海老名は癌!未知子が挑むニコラスのオペは医師免許はく奪の危機?!

ドクターX外科医・大門未知子~最終話あらすじ

東帝大学病院にまだ天才少年ピアニストと評判の、吉行和十(城桧史)が入院。

いっぽうで、拘置所にいるニコラス丹下(市村正親)も一刻も早く緊急オペなど治療が必要な体です。

和十はニコラスの支援を受けて名門校、ジュリアード音楽院に進学して以来、自身の病気についても理解し、もしかしたらピアノが弾けなくなる不安を胸に抱えていました。

未知子はいつも通り、自分は絶対に失敗しない医者だと伝え、和十をフォロー。

手術当日・・・、和十の容態を見て術式を急きょ変更した未知子。

その後、術後の経過が芳しくない和十の様子に、未知子を旧知で知っている医局の、原守(鈴木浩介)などは未知子が手術を失敗したのでは?と、彼女を責めます。

しかし、さらに深刻な病気を抱えた患者がさらに未知子の関係者がもうひとり。なんと、原と同じく、未知子の医者としての能力や患者を絶対に完治させられる豊富な技術、患者を上に逆らってでも助けようとする優しさを知っている、看護師の海老名敬(遠藤憲一)。

海老名はなんと、周囲に自分がガンに侵されていることを長らく隠していたのです。

さらに、ニコラスの手術は、絶対に失敗できないハイリスクがつきもので、しかも、東帝大学病院の病院長、蛭間重勝(西田敏行)が首を縦に振らない限り、手術をしてはならないという条件が未知子にのしかかります。

しかし、未知子はこれまでに絶対的な権力や上層部、医局に逆らってでも、患者の命を最優先し、救ってきました。

しかし、今回ばかりは、先天性の心疾患である、修正大血管転位症を抱えたニコラスの手術を蛭間の許可なくおこなってしまった場合、未知子は犯罪者として訴えられ、ドクター生命は絶たれ、医師免許はく奪の危機にあるのです。

過去の罪によって拘置所いる、ニコラス丹下(市村正親)のことを心配した未知子ですが、ニコラスは案の定、未知子が去った後、倒れてしまいました。

その頃、東帝大学病院では、全てニコラスに利用されて彼に手を貸したと警察に証言し、ニコラスを裏切った彼の秘書、鮫島(武田真治)が、病院の権力などのためなら冷酷な手段を選んだり人を切り捨てることで有名な東帝大学病院の病院長、蛭間重勝(西田敏行)と黒い交渉をしていました。

鮫島は東帝大学病院が経営難だと伝えます。

鮫島は蛭間に一緒に手を組まないかと相談を持ち掛け、蛭間は同意。

その後、潮(ユースケ・サンタマリア)と海老名(遠藤憲一)を呼んで、2人に鮫島と手を組み、東帝大学病院の改革を宣言するのでした。

さらに、副院長に潮か海老名のどちらかがなれるように審査することを伝えました。

また時を同じくして、医局側の人間から看護師になった海老名敬(遠藤憲一)は、医局として共に働いてきた医者の加地秀樹(勝村政信)に、自らがガンに侵されていて時間に限りがあることを伝えていました。

未知子は吉行和十(城桧吏)の手術に挑みます。

和十は当初、天才子どもピアニストとして名が知れていることや、ニコラス丹下のおかげでジュリアード音楽院に入学できたことを感謝していると述べます。

和十の手術を無事、終えた未知子ですが、右指が動かないことに和十は違和感を感じ、未知子に不平を訴えました。

原(鈴木浩介)は未知子が和十の手術を失敗したのだと責めますが、和十の手術状況は、未知子がおこなった術式をおこなわなかったら、腫瘍が再発してもっと危険な状態にあったと未知子は反論。

原は怒り、たった10歳の子の未来を未知子は奪ったのだと言い放つのでした。

ニコラス丹下の妻である、一子(松坂慶子)が未知子と博美が所属して住んでいる神原名医紹介所を夜に訪問してきます。

一子はかつて未知子に命を助けてもらった元東帝大学病院の食堂スタッフでした。

ニコラスは案の定、一子が拘置所に面会に来た時に意識を失い倒れてしまいました。

緊急で未知子が手術するものの、ニコラスの容態はかなり危険で、心肺停止状態に。

しかし、なんとか奇跡的にニコラスは意識を取り戻し、助かりました。

ニコラスは自身が幼少期に貧困を経験したことや、未知子が若かりし頃、大爆発が起きたポルトガルで瀕死状態の兄妹の兄を救った現場を見ていたことを未知子に話します。

ニコラスは権力などとは無関係に、子どもを救いたいという純粋な思いを秘めていたのでした。

自分と同じ修正大血管転移症を持つ子どもの力になりたいと言葉を続けるニコラスに、未知子は生きて必ずその夢を叶えられると希望を捨てないようにという意味で励ますのでした。

後日、未知子は蛭間にニコラスの手術許可を頼みますが、蛭間はニコラスの容態から誰も成功したことのないかなりのハイリスクで、術式がないから手術を許可できないと言います。

未知子はそれでもニコラスの手術を行うことを諦めません。

原や加地、多古など医局にそのことを訴えますが、彼らはニコラスの手術はニコラスが高齢であることや、術式も難解で今まで誰も成功したことがないことを口々に訴えてきました。

しまいに原は、和十の手術も失敗した未知子に、ニコラスの手術はもっと危険性が高いし、「失敗しない大門未知子はもういない」ときつい言葉を突き付けたのでした。

混乱した状況のなか、蛭間は潮と海老名に絶対にニコラスの手術をしようとする未知子を阻止しろと命令するのでした。

その後、鮫島は「東帝大学病院2020」計画と称し、手術で右指が動かない和十を利用して演奏会を開催することや、東帝大学病院の出資を募るなどと歪んだ欲望を吐露。

未知子と和十の様子を見守る根は優しい海老名ですが、ガンによる痛みが始まったことに気付きます。

その夜、海老名は居酒屋に加地と原を誘いました。

そこで、蛭間から指示された潮と自分のいずれかが副院長に昇進できるかもしれないこと、服院長になり、医療の学校に行きたいと願う娘、彩の希望を叶えたいと思っていることや、それを達成するために、ガンであることからその手術を加地と原に自分の手術をお願いします。

加地と原は未知子がニコラスの手術をするのを阻止することを蛭間から指示されたことで、一度はその頼みを断ります。

しかし、泥酔した加地と原は海老名の手術をすると言いますが、酔っているためあまり信用がないと海老名は感じるのでした。

同じころ、未知子と博美は2人が所属する神原名医紹介所の所長でかつては天才外科医「ドクターX」として名が知れている師匠、晶(岸部一徳)から、未知子と博美がこのまま東帝大学病院で仕事を続ける事や、特に、未知子がニコラスの手術をすることは神原名医紹介所がつぶれ、未知子と博美が医師生命を絶たれることを指摘。

ニコラスの術式も明確にしていないのに手術をするのは無謀すぎると晶は言葉を続け、このまま渡米して海外で手術を好きなだけできるようにしようと提案。

未知子も博美もそれを断ります。

未知子は患者を見捨てられないと反論し、博美も賛同。

晶も2人に根負けして渡米することを白紙にすることにしました。

翌日・・・。

ニコラスの手術を未知子が行うのを絶対阻止しようとする海老名や原守らですが、未知子は博美、ニコラスと共謀。

ニコラスを診察してから、ニコラスの医療装置をわざといじります。

ニコラスは容態が急変していないものの、未知子・博美らが自分の命を助けようとしているのを承諾し、容体に異変が生じたふりを続け、手術室へ運ばれていきました。

蛭間の許可なく、ニコラスの手術を続ける未知子や博美。

同じころ、蛭間や加地、原、浜地、海老名らは、和十のチャリティコンサートと称した東帝大学病に出資が舞い込むように仕向けられたイベントに参加。

和十は無事、動かなかった右手の指が回復するまでになっていました。

未知子はこれを計算した上で腫瘍が拡大しないように手術をしたのです。

蛭間は出資者と既に対面していて、ご満悦のようでした。

しかし、加地や潮、浜地らは、未知子がこのまま患者の危機を知って何もしないのは患者を見捨てることと同じだと気付き、蛭間と鮫島の目を盗んで病院へ戻るのでした。

その時、海老名の検査結果の内容を記した郵便が、海老名の元に届いているのを知った未知子は、海老名にその茶封筒を渡します。

海老名は癌ではなかったのです。

そのことに彼は大喜びしました。

潮や鮫島は未知子が手術を勝手に行ったことに薄々、勘づきます。

そこで、鮫島と蛭間は潮に対し、「なんとかして勝手な手術をする未知子たちを阻止しろ」と命令しますが、それに潮は同意するふりをして背きました。

潮は、医療AIをコントロールしてニコラスが助かる術式を密やかに模索していたのでした。

未知子のことを理解し、潮も手術に参戦!加地、海老名、博美、原、加地、多古、村崎(戸塚純貴)などもニコラス丹下を助けようと協力。

無事、ニコラスの手術は大成功。

妻、一子の前で目を覚まし、生還を感じます。

一子は大喜びし、涙を流しました。

未知子に東帝大学病院から出て行け、さらに、未知子の手術に今回協力した潮や原、加地、海老名、博美、多古、村崎、浜地なども含めて医局の医師たちも、病院長に背いて手術を実行した連帯責任で解雇だと言い放った蛭間。

そんな蛭間に未知子は、「あんた以外、全員医者だった」と最もなことを言ってのけます。

その後、原、浜地、多古、海老名、村崎などが蛭間の大好きな「東帝大学」の校歌を全員で合唱して、蛭間に近づきますが、一見、蛭間に同調すると見せかけて、未知子が権力に背いても人を救おうとする姿勢や、技術の高さを理解し、全員で蛭間に初のストライキを成し遂げたのでした。

いつも通り、晶が後日、未知子と博美の給料を蛭間に受け取るため、東帝大学病院を訪問。

晶は蛭間が未知子が努力したにもかかわらず、毎回その手柄を自分の病院長としての慈愛や、潮や浜地などの優秀な医局たちのおかげにして東帝大学病院の病院の評価アップに仕向けていることを熟知しているからです。

また、毎回、高額な未知子と博美の給料を支払わせるために蛭間のメリットとなる彼と東帝大学病院の評判が上がるような新聞記事などを見せて言葉巧みに誘惑。

蛭間は未知子らが自分に許可なく手術をしたことは許せないと反論、寧ろ、未知子を法の裁きで訴えたい程だと晶に言います。

そのように反論するならば、蛭間や医局の面々が天才少年ピアニスト、和十の命を救ったなどと謳われた内容の記事を世に広めることをなかったことにするとやんわりと蛭間を脅迫。

村崎と蛭間の秘書、伊倉瑠璃(河北麻友子)は婚約、看護師の正子(今田美桜)と、多古(戸塚純貴)も同郷、青森の出身でいつの間にか恋仲となり、青森で看護師と医師として働くことを決意。

加地、原、海老名らは東帝大学病院を解雇され、晶の元で雇ってほしいと頼みますが、晶は未知子を雇う時に高額な条件で採用したことを彼らに告げ、落胆させたのでした。

蛭間は海外から東帝大学病院に新しい医局メンバーを呼び出したつもりが、彼は東帝大学病院の病院長を解雇されてしまいました。

浜地は医師を辞め、ロックンロールの道へ。

未知子は東帝大学病院を辞め、ニコラスの妻、一子の住む片田舎でフリーの医者をしていました。

博美は引き続き、晶の元に未知子と同様、残留しています。

その頃、名医相談所から遠方に住む一子のご近所さんを診察した未知子は、その患者の女性が金の延べ棒を所有する裕福な女性だと知り、有頂天になるのでした。

ドクターX最終回感想・見どころ

初っ端から最終回に相応しい濃厚な内容といえましたね。

ニコラスの心臓疾患の重篤さや、海老名が加地に自分がずっと前から癌に侵されていることを告白したり、蛭間と鮫島が手を組んで新たな東帝大学病院を変えていこうとする計画を目論んだり・・・。

いつもは温厚な晶が未知子と博美を厳しく叱責した様子は見モノでした。

珍しい・・・晶さんがあんなに声を荒げて怒るとは。

でも晶が未知子と博美の性格、とくに未知子の上に背いてでも患者を最優先して手術を成功させることを理解していたからこそ、厳しい物言いをしたんだなと内に秘めた愛弟子、未知子への愛情を感じました。

ニコラスが奇跡的に助かったり、海老名がガンだとハラハラさせられたと思ったら、検査結果は良性で癌でなかったり・・・救われるシーンも多々ありました。

蛭間は妻子がありながらまったく思いやりのない人物でした。

手術を乗り切ったものの、まだ右手の動きが不自由な和十を東帝大学病院に出資が舞い込むように利用する腹黒さ。

まさに、未知子から「あんた以外は医者じゃなかった」と言われて当然だと思いました。

最後に、海老名、原、加地、潮、多古、浜地など医局全員が蛭間にストライキするように歯向かいながら「唯一無二」を歌って蛭間に「御意」するふりをした姿勢は爽快でしたね。

ドクターXにまた違う機会で「会える」ことを願いたくなる最終回だと思いました。

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