ファイトソング

ファイトソング最終回 花枝(清原果耶)と芦田(間宮祥太朗)にやさしい恋が咲く

ファイトソング最終回あらすじネタバレ

花枝(清原果耶)は、芦田(間宮祥太朗)と偶然、仕事帰りの歩道橋で再会。

芦田は花枝の病気のことを、葉子(石田ひかり)との対談で話している動画を見て知り、花枝を気遣って声を掛けますが、花枝は芦田と向き合うことを避けて逃げていきました。

慎吾(菊池風磨)は花枝のことを気にかけて、芦田と共に彼女の後を追いかけます。

花枝が逃げ込んだ雑居ビルのエレベーターに閉じ込められました。

空白の2年を埋め合わせるように、花枝に話しかけた芦田ですが、芦田の突然のとある爆弾発言に花枝は反発。

「花枝さんは俺のことまだ好きなんだと思う。さんそれは強さでもあるけど、そこから動けない弱さでもあるんじゃないかな?花枝さんは自分に対して頑ななんだなと思いました。嫌なんだなと思いました」と音声認識システムを使って花枝に気持ちを伝えた芦田。

「なんなん?喧嘩上等だよ」

話は途中のまま、エレベーターが空いて、気まずい空気を遺して、再び、花枝は去りました。

慎吾と共に、直美(稲森いずみ)や、凛(藤原さくら)の元へ帰りました。

直美は、花枝と慎吾に対して、2人とも人に甘えることが苦手だと指摘。

花枝への想いを再確認した芦田は、爆弾発言の真意を伝えるため、あの手この手で花枝と接触後にアタックを続けます。

「花枝の頑なさを恋で解かしたい、話を聞いて」と垂れ幕を手作りして歩道橋にかけてまで花枝を呼び止める芦田。

しかし、花枝は無視。

「花枝の頑なさを俺は解かしたいんだ。どうしたらいい?話も出来ないの?理解したい。」

紙に書いてそれを花枝に今度は伝えるものの、花枝は無視。

不満だらけな花枝は葉子に相談すると、花枝自身はどう思っているのかと問う葉子。

「気持ちを言ってごらん」

「それだけじゃないですけど?私が芦田さんと向き合えない理由・・・ただ、一つあるのは、音楽の人なのに私、芦田さんの作った曲分からない。それがなんかなんか・・・」

一方の一方、なかなか素直に芦田と向き合えない花枝。

それでも芦田はめげずにある男に店で食事をした場で、花枝と話すきっかけを作ります。

それは慎吾です。

慎吾は芦田の鈍感さを指摘し、2人の男は店で一番高いシャトーブリアンを食べながら話を続けます。

「花枝の心を開くのに必要な物を知ること」とアドバイスする慎吾。

その日の夜、慎吾は自分もヒデも俊哉もハウスクリーニングの仕事を買われないから、花枝に芦田の家の仕事へ行くように頼みます。

何か根端があると疑う花枝ですが、翌日、芦田の家へ。

そこでは、花枝が再び空手デビューをすることを祝福するパーティーを慎吾主催で開催。

葉子も直美も凛も、芦田も、ヒデも俊哉もいました。

そして、みんなの前で、芦田が花枝に対して本音を吐露。

プロジェクションマッピングを使い、花枝に思いを伝える芦田。

「恋はしなきゃならないものだとこれまで思っていた。好きな人が自分を好きになってくれるなんて奇跡みたいなもので、俺達はそういう2人だったと俺は思っている。俺がそう思っていても生きるなかでそう思っているかどうかは花枝が決めることだから・・・俺は待ちたい、待ちたいんだ。花枝が俺を必要だと思ってくれるまで、一緒にいたいと思うまで。10年でも20年でも50年でも、俺は待ちます。花枝が好きです、今までで今日が一番好きだし明日はもっと好きになる自信があります」

それに対し花枝は・・・

「芦田さんが言うように私は頑ななところがある。自分に厳しくしていないと私は本当は弱い、芦田さんとの取り組みは期限があったからできたけど恋とかするのが怖いんです。弱いところばかり相手に見せて、甘えてそういう自分が想像できない。怖いんです。耳が聞こえなくなって・・・あの・・・やっぱり大変で自分がバラバラになるぐらいきつくて、でも弱気になったら戦えないから。私にできるかな?自信ないんだ。でも芦田さんのことは好き、大好き。一緒にいたい。でも私、芦田さんの音楽が分からない・・・」

「花枝、そんなことはない」

そんな2人を見て、パーティーを通じてすぐ打ち解けた葉子と直美は、花枝を保護者のような目線で見守ることを囁き合いました。

その後、家の屋上に花枝を呼んだ芦田。

座らせると、芦田は「ファイトソング」を歌うことに。

その音楽は花枝の心に届きました。

夕方、パーティが楽しかったと迫(戸次重幸)と振り返る直美。

ふと、迫は直美への長年の片思いを打ち明けることに。

「直美ちゃん、前に言ったよね・・・仮にも俺が直美ちゃんを好きでも断るけど関係は変わらないって・・・俺、俺・・・」

「私のこと好きだった?ずっとずっと大好きだったって言おうとしている?」

「ああ、はい・・・そうですぅ~」

「無理だわ~」

「変わらないの無理・・・ごめん、変わる!もっと仲良くなっちゃうよ」

直美と迫は無事、恋が実りました。

花枝は空手の試合に行く前に、直美の施設の子供のなかで最年長の高校生、穂香(莉子)に3000円の商品券を渡しました。

それは、以前からの穂香との約束でした。

ここで、花枝は穂香に彼氏ができたことを知り、その幸せを祝福して、穂香も花枝が再び、空手に奮闘できる機会を得られたことについてエールを送りました。

その頃、弓子(栗山千明)は独立して、ゼロから新人の育成をする決意を芦田と薫(東啓介)に話しました。

「子離れするよ、私、お互いに頑張ろう」

「弓子さん、俺・・・もっと頑張ります。弓子さんに見つけてもらえて俺本当に良かったです。有難う御座いました。」

芦田と薫は、新たな旅立ちをする弓子を送り出すのでした。

花枝は空手の試合に行くものの、負けました。

「泣きたい、甘えたい、空手に負けた、今すぐ会いたい」と芦田に電話する花枝。

その頃、凛も慎吾のことが好きだとついに告白し、その気持ちに気付かない慎吾は鈍感だと指摘。

「とっとと恋しろよ、私に」

「今、きゅんとしていたでしょ?してないならしろよ!」

喧嘩腰口調な凛ですが、慎吾に抱きつき、「大好き」と思いを伝えました。

「いいよまだ100年でも200年でも待ってやる」

「ありがとう、俺のこと好きになってくれて」

そして、花枝と芦田も手を繋いで歩き、勝ち続けていたら今頃、決勝だけど、負けたから今デートが出来ていると笑顔に。

ふと、芦田と花枝は音声ツールを使わなくて会話できている今に気付きました。

「芦田さんの声は一言二言だから耳に優しくて聞こえやすい」

「ありがとう、でも僕のこと嫌いって言ったこともあったね」

「えー覚えてない(笑)ずっと喋っていられるよね。」

「好きだよ」

「ええー聞こえない」わざとはぐらかす花枝。

「好きだよ」

お互いに「好き」を伝える上でわざとふざけてはぐらかし、ふとした瞬間、公園でキスを重ねました。

「キスしました」

「されました(笑)」

2人は公園の原っぱに座り、花枝は芦田の代表曲「スタートライン」を歌います。

春の陽気のように優しい恋の花が、花枝と芦田、迫と直美、慎吾と凛に咲きました。

ファイトソング最終回感想・みどころ

芦田と花枝は最終回にお互いの心がぎくしゃくしたものの、芦田が本当に優しくて誠実な人柄で、積極的に花枝に垂れ幕を活かしてメッセージを伝えたり、紙に書いて必死に花枝と向き合おうと追いかける一途な姿が微笑ましかったです。

花枝がつんけんして無視して歩くのに、芦田は必死に花枝に思いを伝えたくて追いかける行動が可愛すぎました。

ルックスがイケメンでバンドマンな芦田。

ロマンチストで、花枝しか見えないところが実にいじらしくて素敵でした。

みんなの前で、プロジェクションマッピングを使った花枝への2年越えの告白は、少し恥ずかしさもあるけれど、芦田の真剣な思いと花枝への優しさが溢れていて、2人は切っても切れない仲であることが伝わりました。

花枝はこれまでの生活環境のなかで自分に厳しくし、人に甘えることを避けてきたけど、最終回を通して芦田の存在と彼との「恋の取り組み」が花枝を年相応の可愛い女の子に変えたと思います。

人に甘えず、自分に厳しくして、1人で抱え込むことで、直美や慎吾、凛を少し振り回してきた花枝ですが、また人間らしく成長して一歩踏み出した背中が、同じ女性としてステキでした。

慎吾も花枝への片思いに区切りをつけて、元々の面倒見の良さやはっきり人を思って、ユーモアを交えながらも、芦田の相談に乗る優しさが、彼自身のしんどい恋の気持ちも消化できて良かった。

凛もずっと少し年下の花枝を気遣って、慎吾への想いをずっと胸に秘めていたけど、いつもの「りんちゃん」の少しヤンキー口調な尖った接し方で、慎吾に愛を告白したシーンは、強がりな凛からの脱皮ですね。

直美と迫の大人の恋の場面も温かくて印象的でした。

迫が「直美ちゃん前に言ったよね?俺が仮に直美ちゃんを好きでも断るけど、気持ちは変わらないって」

「言ったね。私のこともしかして好きだったの?」って答える直美。

迫が直美に告白した時と直美の反応が、クラスのマドンナへの片思いが漸く実ったようなどこかノスタルジックな雰囲気がありました。

「変わらないの無理、ごめんもっと仲良くなっちゃうよ」っていう直美の回答がもう可愛すぎました。

お茶目で、迫をドキドキさせる直美さんの思わせぶりな態度からの、素直に付き合うことを承諾する受け答えが甘酸っぱかったです。

春らしいそれぞれの恋が実った麗かな温かい最終回でしたね。

 

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