グッド・ドクター 第1話
放送日:2018年7月
フジテレビ木曜ドラマ
グッド・ドクター 第1話のあらすじ
新堂湊は朝の通勤時間帯にバスに乗り、勤務先となる東郷記念病院へ向かおうとしていた。
湊がバスを降りると、子どもが大きな怪我を負い倒れるところに遭遇する。
医師だと名乗る男が処置をしようとするが、それでは死んでしまうと、湊が応急処置を行った。
応急処置が終わると救急車が到着し、湊は子どもに付き添い救急車に乗り込むこととなってしまった。
その東郷記念病院では会議が開かれており、小児外科は採算性が悪いと指摘をされ、人員削減の改善案を提案されていたところだった。
それでなくても人員不足に悩んでいた小児外科だったが、院長・司賀明は今日から新しいレジデントを加えると発言をする。
レジデントは大学を主席で卒業していたが、自閉症スペクトラム障害。
そのレジテントとは湊のことだった。
湊が乗った救急車は東郷記念病院へ到着し、小児外科で受け入れられることとなった。
グッド・ドクター 第1話の感想
山崎賢人くんが好き、ただそれだけで観始めたドラマです。
ストーリーは全くわかっておらず、山崎賢人くんが医師の役をやる、それだけは知っていました。
医師といっても、まさかサヴァン症候群を持つ医師だとは知らなかったのでとても驚きました。
サヴァン症候群は確かに賢いとは理解はしていましたが、医師としてやっていけるのだろうかと疑問、そして不安さえ覚えました。
机上の知識だけで実践はできるのだろうか。そんな疑問はすぐに解消されました。
事故に遭った子どもをそこにあるものだけで救ったのだからとてもすごいことです。
子どもを救う前に湊が呟いていた過去の症例は実際にあったことなのでしょうか。
そうであれば、それもまたすごい話です。
しかし、やはりサヴァン症候群というその名前だけで、医師や経営陣達、さらに入院する子供達の親達の嫌悪感がひどいものでした。
隠すことをせず何もかもストレートに言葉にしてしまうことは逆に不信感さえ募ってしまいます。中には隠されることが嫌だという人間もいるのではないかと思うと人間の心理の複雑さを感じました。
結果、どんなに命を救うことができても、その結果だけでは認めてもらえず、湊のサヴァン症候群というハンデをとても悲しく思いました。
それにしても本当に東郷記念病院の小児外科には医師が少なすぎます。
間宮科長は子供の命よりゴルフ。
主に執刀できる医師が高山先生だけというのは常に不安を感じます。
今回、小児外科医がどうしてそれほどまでに希少価値があるのかということをとても実感しました。
大人とは違う小さな体、それを網羅し、医療の知識を全て知っていなければメスを入れることさえもできない。
それを潜り抜けてきた医師達が活躍できる場が減っているのはとても残念です。
高山先生に突き飛ばされたシーンでは何もそこまでしなくてもと思いましたが、冷静な判断がないと命を守れないのであれば仕方ないのかもしれませんが、痛々しく感じました。
グッド・ドクター 第2話の期待や予想
知識はしっかり備わっているものの実践には移させてもらえない様子の湊ですが、病院に勤めることにはなったようなので、次回以降はどんな活躍を見せてくれるのかとても楽しみです。
湊を認めているのは院長だけ。周りは敵のような状態で湊はどのように過ごしていくのでしょうか。