白衣の戦士! 第5話
放送日:2019年5月
日本テレビ水曜ドラマ
第5話あらすじ
ナースには出会いが少なく、院内恋愛を多いと聞いたはるか(中条あやみ)は、ますます斎藤(小瀧望)を意識するのだった。
雪乃(小松彩夏)は、事務部の西野(佐伯大地)と付き合っているようだった。
後日、はるかは斎藤にチケットをもらったからと映画に誘われて、出掛けた映画館で主任の真由(片瀬那奈)を目撃する。
夏美(水川あさみ)にそのことを話すと、どうやら真由の相手は脳外科医の清水先生(東根作寿英)で既婚者であると聞かされる。
そんな時にはるかと夏美は妊娠して検診に来ていた清水先生の奥さんに遭遇。
清水先生と奥さんが一緒にいるところを、真由も目撃して初めて知った事実にショックを受ける。
清水先生との関係に悩む真由は、仕事での失敗が多くなってしまい身が入らない様子。
一方、はるかは斎藤に話の流れで「いっそのこと付き合っちゃおうか」と告白するも、固まってしまった斎藤の姿を見て冗談だと流す。
元気がない真由を見兼ねて師長・本城(沢村一樹)が、夏美に食事券を渡して真由を誘って食事に行って来たら?と言う。
結局、雪乃らと一緒に皆で食事に行くと西野が女性と一緒に食事をして泊まりのデートの約束をしているところを目撃してしまう。
雪乃が西野を責めると西野は逆ギレし、その光景にはるかがキレて西野を殴る。
「好きな人には自分一人だけをみていてほしい」と言うはるかの言葉に、雪乃も真由も共感するのだった。
翌日、病院の前で腹痛を訴えている清水先生の奥さんと遭遇した真由は、迷わず奥さんを介抱する。
やっと気持ちの整理がついた真由は清水先生にやっと別れを切り出すことが出来た。
院内恋愛は当たり前?ナースの恋愛事情
最初のハマテツ騒ぎは何だったんだろう?と思うほど、全く今回の話に関係なかったシーンだったように思いました。
もしかして「ナースの恋愛」を第5話のテーマにしているから、それを表現するための演出だったのかもしれません。
柳楽先生のワンピースの表現の仕方が面白くて、こんな親しみやすい先生がいると現場も楽しいだろうなと毎回思わせてくれます。
院内恋愛って憧れる方も多いと思いますが、きっと仕事も楽しくなることでしょう。
雪乃を演じている小松彩夏さんがとっても可愛くて、でもあまりドラマ出演が多くないのがとても残念に思います。
前回から、完全にはるかは斎藤を好きという展開で話が進んでいるようです。
2人で食事に行ったり映画に行くだけで「付き合ってるんじゃん」と思えちゃう恋愛の初々しさが可愛らしかったです。
「絶対買ったんじゃん!」とニヤニヤしているはるかは微笑ましかったですが、あまりにも斎藤の方がはるかのことを恋愛対象として見ていないというのがだんだん可哀想に思えてきました。
今回だって2人で同僚と食事に行くのは普通にあることでも、2人で映画に行くって結構好意がないと行かないんじゃないかな?とも思いました。
この2人は最終的にもくっつかない感じで終わりそうですが、師長と夏美は確実にハッピーエンドで終われる予感がしてます。
主任・真由の不倫が発覚
主任である真由の不倫が発覚しました。
最近では不倫を正当化するドラマも多い中で、どう表現していくのかドキドキしていました。
清水先生と妊娠している奥さんを見かけてしまった時の真由は、不倫と言えどもすごく辛かっただろうと心が痛くなりました。
頭ではわかってるんだけど別れられないってよく不倫している人が使う常套句でしょう。
好きになった人にたまたま奥さんがいただけってのもよく聞く話ですが、これは不倫していた人を慰める言葉というだけで不倫していいということではないかと思います。
ひとつ気になったのが、柳楽先生が師長に対して敬語なのは何故でしょうか?
やはり師長の方が上だから?とも思いましたが、ちょっと違和感がありました。
話が入っていきづらかったので、やっぱり普通に話してもらう設定で良かったのではないでしょうか。
不倫ってどうなの?真由が被害者?
ナースである主任やはるか達目線の展開となっているので、真由が被害者で可哀想という流れになっていますが、奥さんの立場からしたら不倫相手である真由が悪者です。
そこはもっとハッキリ演出してほしいと思ってしまいました。
好きな人に自分だけを好きでいてもらえない、でも自分にも好きだと言ってくれたなんて状況で、別れるなんて選択肢は辛いでしょう。
しかし、いつかはこうなることがわかっていて仕方のないことです。
真由が清水先生のことを「少しはこらしめてやらないと」と言っていましたが、それはきっと奥さんも真由のことをそう思っているはずです。
そのことが原因で、真由は仕事で失敗続きなんて被害者っぷりが全面に押し出されてて嫌な感じでした。
師長からのお食事券、とっても素敵な上司だと思いました。
自分は使わずに、そのまま人に譲ることができるって結構できないだろうなと思ったりもします。
師長には早く夏美と幸せになってもらいたいものです。
はるかの名言!ゲス男に腹が立つ!
はるかの名言「女は好きな人に自分だけを見ててほしいと思う」ってなるほどなって多くの女性が共感したことでしょう。
雪乃の彼氏の浮気現場を発見してしまい、はるかが殴るところはとてもスッキリしました。
「白衣の天使じゃない」とか、言われたら腹が立ちます。
真由は清水先生の奥さんを助けたところ、さすがプライベートを持ち込まず看護師として動いたところはさすがだなって感心させられました。
こんな上司がいたら尊敬するなって思わせてくれました。
結局別れる決断をしたのも良かったですが、もっと不倫した清水先生も真由も社会的制裁をするべきだったと思いました。
結局不倫しても別れたので何事もなかったです、って何食わぬ顔で奥さんと子育てしていくんだと思うと腹が立ちます。
最後の真由の西野に対する「うちのナースになにかご用ですか?」って、不倫していた主任が言える台詞なのかと疑問に思いました。
第5話はちょっとモヤモヤした終わり方で、もっと不倫はいけないものだと主張できるような展開にしてほしかったです。