ハヤブサ消防団6話あらすじネタバレ
映像ディレクター、立木彩(川口春奈)の過去を受け入れ、交際をスタートさせた、ミステリ作家、三馬太郎(中村倫也)。
中山田(山本耕史)は立木と太郎の交際をリモートで祝福。
苦戦していた連載小説も最終回の評判はすこぶるよく、彩と共に、過ごす何気ない日々に幸せを感じていました。
そんななか、太陽光発電企業ルミナスソーラーの営業員、真鍋明光(古川雄大)が集落している一見の家に出入りするのを目撃しました。
江西佑空(麿赤兒)が住職を務める「隋明寺」に多額の寄進をし、かつルミナスソーラーから5軒のうち一軒の、村西家。
つまり、太郎が次の放火のターゲットなのでは?と疑る家でした。
その直後、太郎の背後に現われたのは、山原賢作(生瀬勝久)。
「ちょいちょい真鍋は村西家にも来とる。」
「見てもらいたいものがあるんです。」
2人は消防団に集合をかけ、真鍋が連続放火に関わっているのではないかと推理を伝えます。
「地図の赤色が、放火があった土地。そして、もう一つはルミナスソーラーが営業している家の箇所です。」
説明する、太郎。
いくらなんでも、営業して放火をするのか?と疑う、消防団たち。
「ルミナスソーラーがハヤブサで営業を始めたのは1年前。そやけどもう3年以上前…俺は奴をハヤブサ地区で見た。」
真鍋のことを話し始める、賢作。
風景を撮るという真鍋が、観光客の割にはちょっと怪しいところがありました。
「下見じゃないか?」橋本。
「2年位前に、ソーラーパネルの営業員として現れた、下見なら夜中に真鍋が歩くわけがないやろ。うちの作業場が燃やされたのは真鍋からの警告かもしれないと思っている。」
消防団たちは次の放火の標的を探るべく、5軒に聞き込みを開始。
太郎も並行して中山田にルミナスソーラーの事を調べてもらうことに。
しかし、徳田(岡部たかし)は、聞き込みしようと得意先の加藤家に向かいますが、その家の子供達に水鉄砲を掛けられました。
勘介(満島真之介)は、すぐにその村西家の主に、ルミナスソーラーの真鍋が放火しようとしていると言ってしまいました。
さらに、森野(梶原善)は、耳の遠い中高年男性、蒲生に四苦八苦。
太郎が江西佑空(麿赤兒)を訪問。
「放火被害に遭った人の中には、檀家を離檀した人もいましたよ。三馬さんは浩喜さんが放火犯によって殺されたと疑っているのですね。そんなことはあってほしくない。私は何も知らない。」
そして、太郎が自分の事を疑っていることを察知。
「僕が放火犯とか疑っていますよね?」
「消防団としての立派な業務です。」
「そうですか、それでは頑張ってくださいね。あまりこの放火の件について首を突っ込まない方が三馬さんの為だと思うけどなぁ。」
中山田に帰宅後、状況を報告。
ルミナスソーラーには営業ノルマが厳しいことが有名で、3年前に創業。
真鍋が働き始めたのは去年でしたが、3年前から土地などの風景を撮るために視察に来ていたことが判明しました。
土地を売らせるために放火までするのか?と疑う、中山田と太郎。
警告なのか、太郎が住む「桜屋敷」で火災が!
犯人は軽トラで逃走。
太郎は慌てて、ホースで放水して事なきを得ます。
署員の方が来て詳しい状況を聞いてくれることになりました。
「三馬さん、やりすぎですよ。住民の人たちに聞いて回ったり、誰かを疑ったり…本当は好奇心からやっていませんか?次の被害者が三馬さんだったらどうするんですか?危ない事はしないで下さい。割と頑固なところ知っていますけど、もしするなら私も協力します。私にも教えてください。」
「はい」
彩の忠告に納得する、三馬。
その後、ハヤブサ消防団たちは、村西家が旅行に出ていることで狙われやすいことや、加藤家と蒲生家が土地を売る気がないことを状況報告。
そこで、村西家を見張ろうとみんなで結託します。
翌日。
村西家を、森野洋輔(梶原善)、徳田省吾(岡部たかし)、山原賢作(生瀬勝久)と宮原郁夫(橋本じゅん)、太郎と藤本勘介で見張ります。
しかし、宮原と賢作の会話から2人が思いを馳せる宮原の妻、桃の「夜の営み」の件がイヤフォンからみんなに漏れてしまうのでした。
そしていよいよ、ルミナスソーラーの真鍋が村西家へ。
しかし、真鍋が警察に「不審者がいる」と、太郎たちを逆に怪しんでいました。
「僕は村西さんの代わりに灯明けの当番の代行を…村西さんの飼っているうさぎの世話を頼まれました。」
「真鍋さんどうしたん?」
真鍋は村西の電話での声をみんなに聞かせました。
永野署長は真鍋に謝ることを消防団たちに促します。
「僕は三馬さんと最初に関係を作るのを失敗してしまいましたね。消防団の皆さんとも仲間になれたらいいのにな。新作、郭公は都会で笑うの出版は楽しみにしていますね。」
佑空の寺で座禅を組んでから、彩、中山田、佑空と共に話し合います。
太郎の未発表の新作のタイトルを知っているのは、彩と消防団たちだけ。
真鍋がタイトルを知るはずないのに、三馬は消防団のみんなにタイトルを教えました。
「真鍋さんは僕達が貼っていることを事前に知ったうえで、僕達をはめた。」
「5人のうちの誰かが情報を漏らしたということですね?」と佑空。
「犯人は漏電を装って放火したと考えられます。」
「つまり犯人は消防団員にいる?」と中山田。
「そこで住職にお願いがあるのですが…」
「僕が放火された日に、檀家さんの家にアリバイがあるかどうか確認してもらえませんか?」
「でもあの消防団の5人のなかに犯人がいるとしてなんのためにそんなこと。」と彩。
「アリバイがあるとはいえ、あの5人が真鍋さんから何らかの指示をされた可能性が…」
「賢作さんが自作自演をして放火のなか飛び込んだはずない。」
「勘介さんもあり得ない。」
ふと、中山田がペットボトルの水を落としたことで、放火犯が何かを落として、それが見つからないまま立ち去ったことを思い出しました。
なんと、ベンジンという可燃性の液体が発見。
ベンジンを警察に届けようとするものの、中山田は誤って瓶をベタベタと触ってしまうのでした。
そして、その夜、いつもの集まりでハヤブサ消防団、彩、三馬、勘介でイノシシの牡丹鍋を食べます。
そこへ、和尚の佑空も合流。
町おこしドラマの撮影が終了し、みんなで祝杯をあげる目的でした。
会話のなかで、佑空は、元々は都会でサラリーマンをしていて、脱サラをした住職とのこと。
「私はハヤブサの随明寺を継いでほしいと頼まれましてね。ともに美味しいものを食べて笑い合い、ハヤブサが一つの家族のように何気ない毎日を過ごしております。広い空の下で静かな幸せが続くことを願っております。願いつつ…お肉をいただきます。」
笑い合う賑やかな空気に、三馬は消防団のみんなのなかに誰かがいる事で疑いを隠し切れず、複雑な思いを胸に秘めて、仲間を見ていました。
唯一、佑空と犯人に目星がつき、こっそりサインを送り合うように、頷き合いました。
彩と星空を見る、太郎。
「いつか彩さん言っていましたよね。ここに来れば当たらしい世界が広がると思ったって」
「三馬さんがハヤブサに来てよかったです。来月、皆既日食がみられるそうですよ。」
「じゃあ一緒に見ましょうか?」
「ええ、三馬さんと私の何気ない毎日はずっと続きますか?」
「僕はそう願っています。このハヤブサで静かに流れる時間がずっと続くことを・・・ただ、その平和を脅かす犯人がこの中にいます。」
kハヤブサ消防団6話感想・みどころ
怖すぎますね。
ハヤブサ地区にいる誰もが怪しいんですよ。
麿赤兒さん演じる佑空は味方であってほしい。
けど、ハヤブサ消防団のなかに裏切り者が一人いるというだけで、回を追うごとに真相がわかるにつれて泣いてしまいそうです。
あんなに賑やかで、垣根を越えて一致団結した特有の絆がある、ハヤブサ消防団。
彩がとにかく見ていて危なっかしいと思いました。
彩って太郎に自分にも情報を教えてほしいと協力的な姿勢を見せる一方で、意味深な行動や発言が今日も目立ちましたね。
「三馬さんと私の何気ない生活はずっと続きますか?」
なんでそんな「次の悲劇」が訪れるようなことを予測したような物言いをするのか…。
5話でも見せた、小林涼子さん演じる、山原展子の写真を見つけた時の目を見開いた不敵な笑みが忘れられません。
真鍋も太郎たちに疑われているからこそ、先読みした行動が怖い!
地元民の村西と連携をとり、ごく普通の営業マンの振りをして、警察に太郎たちから疑惑の目を向けられている状況をつくりました。
すっかり署長も真鍋の日頃からの品行方正な態度を信じてしまっていて歯がゆい!
真鍋もみんながいないところでは、太郎に「三馬さんと最初に関係をつくるのを失敗した。消防団の皆さんともお仲間になれると思っていた。」と。
真鍋が言う「お仲間」って…アビゲイル騎士団を連想させるような宗教くさい言い方が気になりました。
軽トラで逃走し、ベンジンを使って放火を起こす犯人が誰なのかは、佑空と太郎の中では確信に変わりましたね。
次回は太郎の都内での最新作「郭公は都会で笑う」のサイン会。
消防団たちは都会へ来たワクワクを隠せずにいますが、この中に犯人がいると思うと…なんともいえない「ざわざわ」っとした寒気が襲う6話でした。