トリリオンゲーム7話あらすじネタバレ
ハル(目黒蓮)たちは、「プチプラアイランド」の大ヒットで得た大金をつぎ込み、天気予報専門チャンネルと番組制作会社を買収。
「自分たちの力で新しいメディア王国をつくる。ネットテレビ」
「ネットテレビの運営はとてもかかりますよ。」と凛々。
「プチプチアイランドが稼ぐ利益をテレビにオールイン!」
「100億円全部?」と驚くガク。
祁答院(吉川晃司)に相談。
水樹(あかせあかり)は、「秘策はあるのですか?スポンサーもつくんですか?」と。
映像は言語を越えるなど映像制作会社を見事に虜にします。
広告費も奪い合うつもりで、トリリオンTVを設立。
ついにネットテレビ事業部を立ち上げて、「トリリオンTV」の開局に向けて動き出しました。
ゴップロのタレントを起用した宣伝効果で大口のスポンサー「ミスリルフォン」もつきました。
しかし、そんなトリリオンゲーム社を黒瀧(國村凖)が潰しにかかります。
「ベンチャーを潰す久々に潰し害がある若者が表れていて。新参は古参になめられる。既得権益を争って勝ったものはいない。」
アメリカの大手配信サービス会社を買収して、「桐姫」こと、キリカ(今田美緒)がCEOになり、地上波テレビのTXの放送権を買い漁り始めます。
「新しい番組を作るのは手間も時間も面倒。地上波番組の放送権を買いとり、よりも先に配信する。異議ある・」
すると、一人の社員、ライツ事業部マネージャー日影(佐戸井けん太)が口を出します。
「なかなか我々のようなものには売ってくれない。先行配信なんかしたら…」
「日影さん今日からあなたは副社長。それ以外の人は全員解任します。私たちがよそ者なら、番組スポンサーまるごと買いとれば、文句を言う人はいなくなっちゃうんじゃない?」
同じ頃、桐姫こと、黒龍キリカ(今田美桜)の動きを追うハルたち。
「ゲームの利益をつぎ込んだトリリオンTVが失敗すれば私たちは破産!」
凜々は不安を感じます。
ところが、ハルは「報道にぶっこむ」と意気込みは消えません。
その頃、ハルとガク(佐野勇斗)は、ある制作会社の報道プロデューサー、功乃(津田健次郎)に最初は接触。
労働環境のストレスから、カット野菜に異物を混入した従業員の裏側に迫る件で、部長に意見をした、功乃。
そのことの証拠音声まで突きつけ、当時のカット野菜を見せつけて、彼の弱みを握る、ハル。
「スポンサーの顔色を窺って真実に目をつぶれない」
そして現在に戻り、ハルとガクは商談を勧めます。
「俺が興味あるのは視聴率…数字だけだよ。」
後日。
「桐姫がどこから出てくるか当てたら、俺らと組む。でもそうじゃなかったら俺らは二度とあんたの前に姿を現さない。」
しかしここでも、ハルはガクの勘を頼ります。
「正面玄関です。次の14時からのアポを取るために裏口を利用して正面玄関に出る可能性があります。」
予想があたり、功乃はハルたちと動くことになりました。
ガクは家で、凜々とハルに正面玄関に出るとわかったのは計算でないと打ち明けました。
「どうして桐姫さんが正面玄関に出るってわかったんですか?」
「今のはハッタリ。ハルくんと過ごしてハッタリも大事だって気付いた。桐姫さんは堂々としているから真正面から出ると思って。」
地上波テレビ局の人気アナウンサー、あかり(百田夏菜子)に接触。
白虎あかりが報道に携わりたい意思を利用し、交渉成立。
凜々はガクがソシャゲの時のように、ハッタリと人の気持ちを利用して、あかりを利用しようとしているのではと不安視。
「またガクさんが裏切られたと感じると思うと…」
「僕は大丈夫。ハルくんとの友情を信じる。」
有料で情報提供を呼びかけ、あかりの知名度も含めて、ネットで話題のニュースをネタに、トリリオンTVをばずらせます。
あかりは仕事帰りに配信者から好奇心で声を掛けられ、動画を撮られます。
そこへハルが阻止し、配信者、オサバキ君に「ちょっと顔貸せ」と連れ込むのでした。
そして、オサバキとその仲間に報酬を与えて、生の現場を押さえさせる、ハル。
「特ダネなら僕一人で配信できる。」
「トリリオンゲームはその3倍の報酬を払うよ。」
なんとコンビニの立てこもり事件の様子もわざと撮影させ、生配信。
人質の女性店員も助かり、事件は解決。
無事、祝杯をあげて「トリリオンゲーム」社員で打ち上げ。
「開局以来ダントツで最高の視聴回数です」凛々が喜びの声を上げ、みんなで乾杯。
吞み会も盛り上がり、凜々に介抱されながら、あかりは退散。
「なぁお前、二枚舌だな。そろそろ教えてくれよ、お前が報道を使う目的」
「報道は釣りだよ。でかいメディアを捕まえる為。あんたは数字のため、俺らは利益の為、お互いウィンウィン」
後日。
トリリオンゲームの大口スポンサーミスリルフォンの最新機種を爆破させる動画が。
「なんか問題あります?必ず純正の充電器をお使いくださいってありますよね。」
「瑕疵を認めないんですか」
「ミスリルフォンのシェアの大きさを考えれば…」
「示談で済むレアケースでしょう。」
この大きなネタに盛り上がる、功刀。
「先方にもそう伝えてきた。スポンサーでも何でも真実を伝えるのが報道の仕事。スタジオ言って準備するぞ」
しかし、ミスリルフォンの実態を報道しようとしますが、断ち切ろうとする鉱社長。
彼のかつての真実を葬り去ろうとする元上司の態度を思い出して怒りを隠し切れない、功乃。
凜々はミスリルフォンの鉱社長に立ち向かいます。
「真実を報道するのは社長の私の判断です。」
ここで、ハルが報酬を少し上げることを条件に新たに鉱に交渉。
「今度始まるCMキャンペーンにうちにトップオフをいただけませんか?」
「良いですよ。」
「詳しい契約についてですが…」
「ミスリルフォン」
中華料理店にて、ミスリルフォンの発火事件について、追求し、鉱社長(矢島健一)の弱みを握ります。
既にオサバキとLINEで連携。
酢豚を勧めながら、ミスリルフォンの発火事件について報道することの許可を得ます。
さらに、中華料理店で酢豚を勧めるふりをして、ミスリルフォンの弱みを握って、真実の報道を持ち掛けたハルは、隣の部屋でマスコミがいる状況を偽造していました。
「ゲスいな!お前」
「まずい釣りだからこそ、ちゃんと美味しく使う。ハッタリと中身、両輪が揃えば爆発する。ゲスだからこそ、ちゃんと作るんです。」
「…信じて良かった。」とガク。
「みんなで一緒にITの勝者になろう!」
ハルはみんなに気合を入れさせました。
ここで、シュークリームを差し入れるハル。
「その日の新鮮な牛乳を使い、ラム酒も使用」
これはあかりが発言したこと。
ミスリルフォンの真実を報道させることに成功しました。
その頃、祁答院が黒龍を訪ねると、黒龍はとんでもない不穏なことを口にします。
「君とはこれからも仲良くしたい。」
「いいっすねー」
しかし、祁答院は裏にある気持ちを隠しながら、黒龍(國村凖)に接近。
トリリオンゲーム7話感想・みどころ
トリリオンTVを開局し、しかもその開局費用は桜(原嘉孝)らと作ったソーシャルゲーム「プチプチアイランド」。
どうなることかと思いきや、ハルはハッタリを活かして利益に繋がるためには今日も手段を選びません。
動画配信者を利用して、一般視聴者の間で盛り上がる報道を抑え、現場を生で捉えさせた行動も、人を良い意味で操るのに長けていると思いました。
確かに、功乃が言うように、ハルはビジネス戦略に長けた意味でも、人を都合よく操り、自分のものにする、ゲスさが滲み出ていました。
あかりのことも彼女が報道の仕事がしたいというピュアな思いをプラスに利用していましたね。
ミスリルフォンの発火事件…性能に問題があったにもかかわらず、示談にして速やかに事を終わらせようとするミスリルフォン社長の鉱。
そんな彼が大口スポンサーなのを良い事に、ミスリルフォンの発火動画を弱みにし、酢豚をすすめるふりをして、真実を公表させることを維持でも許可させたハルは怖すぎます。
「酢豚どうですか?」と繰り返し、ニコニコと笑いながら、真実を世に伝え、トリリオンTVの利益に繋げようとする行動力が凄い。
報道の自由を良い意味で使い、不正を見逃さない正義感も込められていて爽快でした。
トリリオンTVはどんどん応援したいですね!しかし、祁答院が黒龍となにやら不穏な動きを見せたラストシーン。
でも祁答院がハルたちを裏切るわけがないと思うんですよ。
祁答院は何か魂胆や思惑があって、黒龍に接近した目的が気になる7話でした。
なんと黒龍がトリリオンゲームを買収しそうな次回予告!来週も待ちきれません。