ハヤブサ消防団

ハヤブサ消防団5話 彩(川口春奈)の知られざる過去と意味深なラスト!

ハヤブサ消防団5話あらすじネタバレ

映像ディレクタの立木彩(川口春奈)と一夜を過ごした直後、編集者の中山田洋(山本耕史)からの連絡で、彼女が新興宗教の元信者だと知らされたミステリ作家、三馬太郎(中村倫也)。

彩が入信していた「アビゲイル騎士団」は、数年前、教祖と幹部3名が12人の信者を拷問の上、殺害したおぞましい事件を起こし、センセーショナルな話題となりました。

教団は自主的に解散したのですが、一部の元信者は今でも協議を信じているという噂もあります。

彩はその教団の広報担当として、PRビデオを制作していたのではないかと疑惑が。

立木彩はそれまでは普通の就職活動をし、何とかアシスタントになるものの、会社では怒られてばかり。

浅野という脚本家の元で、脚本を必死でつくり、「でも良いよお前…書けるな」と素質を認められた、彩。

春のクールドラマにその脚本は抜擢され、職場でもドラマ部への異動が叶いそうでした。

しかし、彩は今、ハヤブサにいます。

太郎が戸惑いを消化しきれないなか、町おこしドラマの撮影が開始。

監督を務める彩の元、消防団メンバーもエキストラとして参加。

太郎も現場の手伝いに加わりますが、気まずくて彩と目を合わせられません。

訓練中に、キャストが乱入し、独特の盛り上がりを見せる、撮影。

町おこしドラマの撮影現場を、真鍋明光(古川雄大)が営業中に車に乗って通りがかります。

地元の人達と和気藹々に雑談した後、彼はスマホで彩にフォーカスを当てて撮影。

その態度が彩にも伝わり、「私たちってどういう関係ですか?」と彩から聞かれ、口ごもってしまいます。

「私の事ちゃんと見てない気がして…」

「見ています。」

「この件は宿題にしましょう。私は撮影に集中します。」

そこへ、勘介(満島真之介)は、綺麗な石を見つけ、パワーストーンだと騒ぎます。

雰囲気を邪魔された2人は、お互い気持ちの整理がつくまで町おこしドラマの仕事に集中することに。

その日の夕方。

太郎を心配した中山田が東京からハヤブサに駆け付けてきました。

アビゲイル騎士団の当時の報道をつけ、今の立木彩がアビゲイル騎士団についてどう考えているのかが疑問だと告げました。

「教団に対する酷い噂を聞き、三馬さんを心配しています。」

ふと、徳田(岡部たかし)が訪ねてきて、場の空気を変えることに。

彼の前では平然と振る舞う、太郎と中山田。

その頃、映像を編集していた彩は、アビゲイル騎士団の宣伝PVを食い入るように見つめていました。

やっと、町おこしドラマの脚本が書けた、彩。

しかし、かつて、ドラマ制作に携わろうとしていた頃、無名の彩の脚本では無理だと言われ、企画が白紙に。

脚本家の浅野やすのりを基準に作品が進んでおり、彩は自分の無力さを痛感。

彩の現実は彼が書いた作業の手伝い。

自分が認められないことに葛藤と苛立ちを感じ、町を飛び出しました。

その頃、中山田と話す、太郎。

写真の女性、山原麗子(小林涼子)が、生きていれば60代であること、山原浩喜(一ノ瀬ワタル)、波川志津雄(大和田獏)、彩が近所だったことを中山田から聞きました。

中山田はこの話を森野(梶原善)から聞いたのでした。

もしかしたら、山原浩喜が信者かもしれない可能性も考えられると推測する、中山田。

中山田は彩が連続放火に関わっているのではないかと言い出しました。

「中山田さんミステリー小説の読みすぎですよ。」

中山田を窘め、中山田はその後、東京へ帰ります。

その夜。

太郎は、いつもの飲み屋で、宮原、賢作、森野、徳田、勘介で飲みます。

彩がアビゲイル騎士団の元信者なのではないか、どう接したらいいか分からないと相談。

宮原、森野、徳田、勘介らは、たとえ宗教信者だったとしても、同じ酒を酌み交わせば仲間だと言い出し、勝手に盛り上がります。

「太郎君、いずれにしても本人と話さないと始まらん。」と、賢作。

翌日。

「僕達がどういう関係か話すうえで聞いておきたいことがあります。中山田さんから、立木さんが東京アーツムービーにいた頃のことを少し伺いました。」

太郎は彩に、ゆっくりと宗教信仰者だった彩の過去を切り出そうとしました。

「…アビゲイル騎士団の件ですよね?実は以前の職場では、私が高校生の頃から温めていた作品を、脚本家の浅野やすのりの名前で出されてしまって…。浅野の元で専属で勉強しろとも言われ、ゴーストライターに。私のなかで何かが壊れる気がして…高校の時の友人、滝川明日花さんに相談をして、連絡をとりました。それで、給料も未払いで、弁護士さんがアビゲイル騎士団に…。」

宗教なんて嫌だと拒否して、帰ろうとしていた彩を滝川が引き留めました。

「今のままじゃダメだよ。」

そこで、代表の杉森やごく普通のオフィススタッフに思われる信者たちと対面。

表向きは弁護士事務所で、杉森が顧問弁護士。

新入りの入会かと中年女性の信者たちから絡まれ、彩は杉森から教本を渡され、その日は帰宅。

家で教本を熱心に呼んだ、彩。

そして、杉森が彩の未払いの給料の件で、彩を伴い、東京アーツムービーに乗り込んできました。

「お前も信者なの?おい、みんな立木がカルト入ったってよ!拍手拍手!」

浅野は東京ムービーアーツの社員たちに、彩がカルト宗教に入った事を茶化します。

「こここそ、カルトじゃないですか。こんな教祖がいる宗教、やめます。」

「おい、立木!お前誰に向かって口利いているんだよ!」

彩に殴りかかりそうな浅野を数名の同僚が止めます。

そして、彩は杉森からアビゲイル騎士団の宣伝ビデオを作る仕事を、杉森から任されたのです。

アセロラを摂取し、「ライチ」である「被害者」の彩を救うという杉森。

作ったビデオは当然、信者たちから大絶賛し、幹部は大喜び。

「ぜひ、長編映画を作ることも考えています、立木さんに是非ともお願いしたい。」

彩はアビゲイル騎士団で、自分の居場所を見つけてしまったのでした。

杉森は「教祖」と言われる人物と初めて会うことになりました。

「私は当時、広報という肩書を与えられ、作品を作る事に夢中になりました。私と私の作品を認めてくれた…あの時、確かに救われたんです。事件以降、アビゲイル信者たちは洗脳されたおかしな仲間と思われていますが、私が出会った人たちは違いました。教団に救われたからこそ、困っている人に手を差し伸べる優しい人達でした。」

「あの事件が報道されていた時も、教団にまだいましたね?」

追求する、太郎。

アビゲイル騎士団は、嘘っぱちの宗教、偽宗教だと話題になり、デモクラシーを起こす人達が。

「その後、どうしてハヤブサに?」

「信者12人が殺された事件はほとんどの信者は報道で知りました。なぜそんなことが起きたか分からず、みんな混乱していました。逃げ出す人もいました。私も教壇から離れました。教祖や幹部が逮捕されるのを知り、専門学校へ行き、ここへ…。」

「それ以降、アビゲイルとの接点は?」

「ありません。既にアビゲイル自体が消滅していますから関係者に会うことはないと思います。ハヤブサは今の私を受け入れてくれました。消防団の人達や三馬さんに出会えて、本当に良かった。でももう三馬さんには連絡しません。」

「思い出したくない話だったと思います。話してくれてありがとう御座います。こんな時、気の利いた言葉や風景を変えるきっかけが言えればいいんですが…僕が言えるのは明日の晩御飯僕が作りますから、一緒に食べませんか?」

「空気…変えましたよ。」

太郎は彩を抱き締めます。

彩は心の拠り所を見つけますが、太郎が壁に貼る写真の女性、麗子(小林涼子)の写真を見て、目を見開き、彼女の中で何かが反応していました。

ハヤブサ消防団5話感想・みどころ

彩は自分の作った作品を世に認めてほしくて必死に足掻き続けたけど、現実は女性ということもあり、男社会な会社でなかなか物言えない立場…。

浅野からやっと自分の脚本を認められ、ドラマ制作が進んだと思われたものの、なんと、その手柄は浅野のもの。

無名の彩が活躍できるなんて夢のまた夢だった現実に心が壊れてしまう気持ちはわかります。

宗教なんて…と思っていても、自分の存在意義だったり、安心して生きていける居場所を人は無意識に求めているのが誰にでもある恐怖が伝わりましたね。

既に信者になっていた友人に、表向きは顧問弁護士として働く杉森の元へ連れて行かれ、自分が書き手として必要とされる喜びを見出してしまった、彩が切なすぎました。

でも私も彩のように自分の作品を世に出したいって思いがあって、彩と似通った部分にシンパシーを感じました。

太郎、鈍感すぎませんかね。

彩が自分の過去を素直に打ち明けてくれて、尚且つ、太郎とは恋仲になりつつある。

つらい境遇を生き延びている彼女を抱き締めた太郎の優しさはどこまで届くのでしょうか。

太郎の家にあった、麗子の写真を見つけ、不気味な多幸感を得た彩の笑顔が、まだ彼女はアビゲイルの輪の中にいると思った5話でした。

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