持続可能な恋ですか~父と娘の結婚行進曲~6話あらすじネタバレ
朝、元気がない杏花を家で心配する颯(磯村勇斗)。
杏花は晴太のことで頭がいっぱいです。
引き合うようにキスをした杏花(上野樹里)と晴太(田中圭)。
結局、何事もなかったように別れてしまいます。
杏花は、「一体あれは何だったのか?」とキスのことや晴太の言葉が頭の中を駆け巡り、朝食の時に颯と父、林太郎と食事をしている際、颯が作ってくれた天婦羅の「キス」にも、変に反応してしまいました。
そんななか、毎年恒例のウィズキッズ・キャンプイベントが開催されることに。
キャンプで、颯が講師を務める同じ放課後キッズ英語クラブに通う、栞奈に告白するつもりの虹郎(鈴木楽)は、颯(磯村勇斗)に好きな人でもハグをするのかなど背伸びした質問をします。
また、颯の好きな人が杏花だと知り、「颯先生の恋を応援する」と決意。
理歩(水崎綾女)と、鈴(清水くるみ)とお酒を飲みながら、晴太に夕日をバックにキスをされたことが離れないと話し、ガールズトークでストレスを発散した杏花。
一方で、明里は今井というお見合い相手の男性と夜、雨の中歩き、彼との距離に内心、もやもやしていました。
翌日。
林太郎とウォーキングをした明里は、林太郎とカジュアルな会話を楽しみます。
一方、杏花は颯の知り合いが店長を務めるインド料理屋で休憩時間にヨガレッスンをさせてもらえることになりました。
レッスンを終えて杏花がお店のカレーを食べていると偶然、晴太と虹郎と出くわします。
颯の恋を応援したい虹郎は、杏花に一緒にキャンプに行ってほしいと頼みました。
さらに、自分には好きな子がいて、素直に好きだと伝えたいと言って、晴太の前で、栞奈に告白する練習をする虹郎。
そんな彼を微笑ましく見守り、杏花と颯が保護者としていることを前提に、虹郎がキャンプへ行くことを許可。
こうして、迎えた当日。
杏花は虹郎の保護者代わりになり、颯や放課後キッズ英語クラブのキャンプに参加。
その頃、晴太は取引先の娘との仕事へ。
クライアントは無事、カップルが成立したことを晴太と芝(伊勢志摩)に嬉しそうに報告。
カップルの彼氏、テル(賀屋壮也)はキャンプをきっかけに距離が縮まり、夜もテントの中で「盛り上がった」とオトナなトークを展開。
そこで、晴太は杏花と距離を縮めるべく、腹痛のふりをして仕事を抜け、カレーの材料をもって、杏花と颯がいるキャンプ場へ。
杏花と颯が接近するのを止めたい晴太ですが、息子の虹郎は杏花と颯の幸せを願っていました。
息子を気遣いながら、自分の黒い魂胆がばれないように工夫する晴太。
そんななか、お見合い相手の今井とタクシーに乗っていた明里(井川遥)はカーラジオから林太郎(松重豊)の声が聞こえてくることに気づきます。
日本語学者として語る林太郎の言葉が胸に突き刺さる明里。
「奥さん」というのは広い家の中で、家を奥まで管理している責任者。
奥さんという立場の女性に敬意を払った方がいいと話す林太郎。
「美人すぎる女医」と自分を表現した今井を、林太郎のラジオ出演を聴いて、そう言われても嬉しくないという明里。
今井とタクシーに乗っていましたが、今井と一緒にいるのが嫌気がさし、途中でタクシーを降り、ラジオの感想を林太郎に伝えるのでした。
その頃、夜の肝試しにて、杏花と颯と虹郎は参加。
晴太は颯と一緒に入った五右衛門風呂でのぼせてしまいました。
肝試しを楽しんだ後、虹郎は杏花と颯を良い雰囲気にしようとして、2人から離れて先に進みます。
虹郎が心配で追いかけますが、手を繋いで自分が杏花を意識していることを伝えるものの、杏花は颯を男として意識していないので、鈍感です。
途中で、晴太と合流し、虹郎の行方を捜し、颯は薪をとりに行きました。
虹郎は他の子供たちと合流し、栞奈に告白していました。
栞奈が告白をOKし、晴太は思わず涙。
杏花と晴太は虹郎の小さな幸せを喜びます。
虹郎はキャンプに来ていた栞奈の母の許可をもらい、栞奈と一緒に、テントで眠ることになり、大喜び。
急に2人きりになった晴太と杏花は、焚火で温まりながら温かい飲み物を飲みます。
杏花に対し、「結婚を前提とせず、お付き合いしてくれませんか?」と告白。
結婚から自由になったお付き合いがしたいと言葉を続ける晴太。
ただ、好きというだけで付き合うのはダメなのかと杏花に確認します。
正直言うと、杏花と手を繋ぎたい、他の人に繋がれたくないと口にし、ささやかなジェラシーもやんわりと伝えました。
杏花と晴太は思が通じ、2人は手を繋いでテントで眠りました。
翌朝。
颯は虹郎と栞奈の幸せを願いつつも、その後、テントから出てきた杏花と晴太に言いようのない感情を抱いていました。
「・・・家族になっちゃったな」
そして、その夜、林太郎も杏花も仕事でいないタイミングを見て、颯は家を出て行きました。
持続可能な恋ですか?~父と娘の結婚行進曲~6話感想・みどころ
杏花と晴太、颯の三角関係に、恋のドキドキが止まりませんでした!
杏花と颯が恋人同士になることを阻止するため、仮病を使って仕事を抜け出してまで、息子の虹郎がいる放課後キッズ英語クラブ主催のキャンプに駆け付ける晴太がいじらしくてかわいいですね。
家ではお茶が服にこぼれたことをきっかけに服のトップスを脱いで、ヨガ用のスポーツブラのようなスタイルになっても、颯のこと気にしなさすぎる、鈍感すぎるよ、杏花。
颯は杏花にとっては年下で、弟のような家族同然の存在だけど、着替えるときはせめて颯から離れて着替えてほしかったなぁ。
颯は、キャンプ場でも手を繋ぐことを提案して、距離を縮めようと、杏花を異性として意識しているのに、杏花はいつになったら颯の本気度に気づくのでしょうかねぇ。
それでも、晴太が杏花に「結婚を前提とせず、ただ杏花と手を繋ぎたい、交際したい」と告白し、一気にこれまで以上に親密になった2人。
晴太の一人息子、虹郎と栞奈の小さな恋のメロディはとっても微笑ましくて、純粋に応援したくなりました。
父、杏花と颯の恋を応援し、父の晴太とは真逆の恋の動向を応援したり、おませなところもあって、父親よりも恋愛面で「先輩」な虹郎がとにかく可愛かった!
告白後に一緒のテントで眠った晴太と杏花が翌朝、テントから出てきたときの颯の顔!嫉妬全開で、思ったことが顔に出やすくて切なくなりましたね。
男として杏花に意識や認知さえしてもらえない杏花の態度を見ているうちに、自分はここにいるべきじゃないと決断したのか、手紙を書き置きして出ていく颯の寂しい背中が印象的な6話でした。
颯もいろいろと幸せが訪れてほしいですね!