監察医朝顔2

監察医朝顔17話 ゲストは岡崎紗絵!朝顔は母と”再会”する

監察医朝顔17話あらすじネタバレ

朝顔(上野樹里)は、娘のつぐみ(加藤柚凪)を手伝って、バレンタインデー用のチョコクッキーを焼くことに。

つぐみは、保育園のお友達の男の子、しょうたに渡したいらしいのです。

しょうたとは以前、朝顔の職業のことを幼くて理解しておらず、しょうたから「つぐみちゃんはママがお医者さんでウィルスを持っているから病気」とちょっとしたいざこざがありました。

しかし、今ではしょうたと仲直りしたつぐみに、朝顔や桑原は安堵。

つぐみは平や桑原に対しても、チョコレートをあげると伝え、和やかな雰囲気が流れるのでした。

それを知った桑原は、「まだ早すぎる」とむきになり、平(時任三郎)は呆れます。

テレビからは震災以降、月命日のたびに創作活動を行ってきた宮城県警と地元消防団の活動を紹介するニュースが報道を知ります。

岡島(斉藤陽一郎)は虐待の可能性はないかと朝顔に尋ねました。

直子(岡崎紗英)シングルマザーで、生活も楽ではなかったらしいのですが、いずれにせよ、虐待の可能性も頭の片隅に入れることにした朝顔たち。

忍(ともさかりえ)は、直子が、子供を亡くしたにもかかわらず、悲しむ様子が見られないと指摘。

朝顔と光子(志田未来)も、娘の死を悲しんでいるように感じられないことに気付きます。

携帯電話を眺めてぼんやりする直子。

背中には叩いた痕がみられ、朝顔はおもちゃを誤飲したことで吐き出させようとしたのでは?と推測しますが、直子の様子を実際に目にした時にはなんとも拭えない違和感を覚えます。

その頃、茶子が平にバレンタインデーのお菓子をプレゼント。

さらに彼女は自分になにかできることはあるかと聞き、平は自身の後始末を手伝ってほしいと頼みました。

平は、里子のことや朝顔、つぐみ、桑原のことを次第に分からなくなっていく恐怖があると本音をこぼします。

茶子は平に、「友達」だからこそ、寄り添うことを伝えます。

その日の夕方、つぐみはバレンタインデーのお菓子を作り直したいと提案。

店で売っているように、網目のあるクッキーにしたいとのこと。

つぐみの提案を受け入れた朝顔たち。

ふいに、妹がもうすぐできると嬉しそうに朝顔たちに報告してきたつぐみ。

妹が待ちきれないと話します。

朝顔と桑原はいつの間にか、新しい命の誕生に向けて「準備」していた時期がありました。

翌日、杏奈という生後10か月の乳児が階段から転落死。

杏奈は体に複数の傷を負い、階段から転落したことで顔も傷だらけに・・・。

翌日、今回の生後8か月の子ども、咲良(さら)の件で、朝顔たちは、児童虐待防止対策に参加することになりました。

咲良の遺体は朝顔の勤務先の興雲法医学教室から移動。

夜には、朝顔や、桑原、平、忍は、つぐみのバレンタインのお菓子作りに、ほんのひとときの安らぎを感じます。

杏奈の遺体を写真に収めた杏奈にモヤモヤを感じる忍と朝顔。

さらに、母親の明菜は杏奈が亡くなった姿を写真に収めて、SNSにアップ。

異常行動に、朝顔たちは驚愕。

後日、杏奈の再解剖をした結果、胸腺の萎縮、頭蓋骨に損傷がみられ、「揺さぶられっこ症候群」だと検視結果がでました。

肋骨にも骨折痕があり、明菜たちが虐待を隠蔽しようとしただけでなく、杏奈のエンバーミングすらも「お金がもったいない」と言って断り、杏奈を自分たちの元に帰してほしいと訴えていることもわかりました。

次に、咲良の母、直子の件に取り掛かる朝顔たち。

咲良のおもちゃなど使っている物が家に残っているからこそ、「今、朝顔たちのところで預かってもらっているだけ」と思い込むことで、耐えられるとこぼす直子。

検死結果にて、直子の娘、咲良の死因は虐待ではないことがわかりました。

食事の準備をして、目を離したすきに、咲良はおもちゃを本当に誤飲してしまい、直子が必死で背中を叩いて吐き出させようと試みますが、助からなかったのでした。

茶子は直子に対し、「直子さん、あなたのやりかたでお別れしてください」と直子をフォローし、朝顔は「おひとりで抱え込まず、誰かを頼っていい」と告げます。

直子はシングルマザーで、人に甘える事、頼ることができなかったのでした。

そして、突然、娘を事故で亡くしてしまったのです。

平は、つぐみの為に、ワードにつぐみへの手紙を書き残しますが、平はよく服用する薬のことや、田崎という人物についてメモした薬が分からなくなったとのこと。

朝顔は虐待を受けた乳児と、直子の件でいっぱいいっぱいのなか、帰宅すると、青森の漁師のおかげで、里子の骨が見つかった連絡を田所という青森県警に勤務する警察から電話連絡を受けました。

そのメモは、平が青森県警の田所から「里子の遺体の一部が亡くなった」という電話連絡を受け、メモをしました。

しかし、朝顔が帰宅後には、そのメモがなんだったのか忘れてしまったのでした。

里子のことを完全に忘れたのではないですが、田崎から連絡を受けた後に記憶が飛んだのです。

2人は後日、青森県警へ。

田所は骨壺に入った遺骨を2人に渡し、状況整理の為にあえて、席をはずし、朝顔と平を2人きりにしました。

平は妻の死を改めて感じ、遺骨を抱きしめて亡くなります。

朝顔と平は2人きりで仙ノ浦へ行き、故郷の景色や海を母に見せてあげることにしました。

そのまま、朝顔は浩之の病院へ行き、浩之がずっと持っていた歯は里子ではなくて宮城県の違う人の歯だったことを報告。

そして、里子の遺骨を開けますが、見つかったのは指の骨だけでした・・・。

浩之は「里子、青森にいたのか・・・ずいぶん遠くにいたなー」と遺骨を見てつぶやきます。

漁師は「綺麗な骨だから、きれいな女性かもしれない」と言っていたことや、浩之に歯を里子の歯だったと気を遣って嘘をつこうとしていたことも伝えた朝顔。

その後、仙ノ浦から無事、神奈川の家に帰宅。

母、里子の遺骨を連れて、朝顔は桑原とつぐみに母の遺骨を見せます。

桑原は「改めてお母さんにご挨拶したい」と言い、つぐみは「ばあば、小さいね、でも、白くて綺麗だね」とつぶやき、微笑みます。

そして、里子が無事、「帰宅」し、朝顔は仕事と里子の件で忙しいなか、2人目を妊娠したことを報告します。

しかし、仙ノ浦の病院では・・・、里子が亡霊として浩之の前に現れ、浩之は息を引き取りました。

来週は新たな事件に加え、万木家に再び、災難が到来!もうこれ以上、万木家に災難が起こらないでほしい17話でした。

監察医朝顔17話感想・みどころ

今回は乳児の痛ましい虐待事件・・・。

目を離したすきに起きてしまった咲良の死に、直子が突如、可愛い我が子を失い、心を失いかけている様子がとてもつらかったです。

また、もう一人の母、明菜は、生後10か月の杏奈を虐待しておいて、朝顔たち法医学教室にいる娘の遺体写真を撮り、SNSに投稿して「可哀想な母親」、「かまってもらいたい」願望の強い母、明菜・・・。

特に、明菜の行動には心底、はらわたが煮えくり返るような気持ちでした。

子供を様々な原因で亡くした人はいるけど、顔が傷だらけになるほどひどいことをした挙句、階段から突き落とす悪魔のような行動をしておいて、「杏奈、ママだよ」なんて・・・そして、傷ついた姿を写真に収めるとは・・・。

亡くなった我が子の写真を撮る行動は、娘の最期の姿を撮ろうとした母親心理では?と最初は思ったのですが、明菜の行動心理の意図がわかった時は、明菜の頬をビンタしたくなりました。

小さな赤ちゃんを自分の承認欲求を満たすために利用することや、揺さぶられっこ症候群で命を奪うなんてどんなに育児でストレスを抱えても、許されることじゃないですよ。

後半は、里子の遺骨がようやく長年の時を経て、万木家に帰ってきたことや、浩之と里子が悲しい再会の仕方ではあったものの、会うことができた胸が締め付けられる展開になりましたね。

浩之が「里子・・・青森にいたのか・・・ずいぶん遠くにいたなぁ」と病床の体を起こして、里子の遺骨を抱きしめながらつぶやいた時は涙腺決壊です。

平も、青森県警から電話連絡を受け、メモを取ったはいいものの、一瞬で電話後に、里子の件を忘れてしまったところはつらかったですが、朝顔の気遣いもあり、彼のなかで完全に里子の記憶が消えていないところは救いだったかと思います。

さらに、茶子が「マブダチ」として平や万木家に親身になる心強さも頼もしいですね。

万木家に帰還した里子の遺骨は、青森の漁師さんのおかげで見つかりましたが、指だけ・・・。

3・11が近いからこそ、万木家の長年の闘いであった「里子」の件について、終止符が打たれたのでしょう。

これは個人的に願うことですが、3・11 東日本大震災が迫った日だからこそ、万木家と同じように家族や友人など大切な人を今でも探す人たちが放送を見て、震災のトラウマを思い出したりしないことを願います。

朝顔たちが朝、報道番組で震災から時が経ったと伝えられた報道を見ている時、現実の被災した方々の心が大きく刺激されませんように・・・万木家のように一歩踏み出せるようにと思いました。

それでも、つぐみが「ばあば、ちいちゃいね、でも、白くて綺麗」なんて言った時は、つぐみの優しさや、幼いながら、祖母の死を真っ直ぐ受け止めている大人な対応に、彼女の成長を感じました。

桑原が里子に挨拶をした小さな心遣いも素敵でしたね。

朝顔や平、桑原の温かな家庭で育っているからこそ、つぐみから言葉選びは幼くても、亡くなった人を想う心が育まれたんだなと思いました。

ラストは、朝顔に新しい命が誕生したところで、終わりにしてほしかったですが、浩之に里子からの「お迎え」がきたシーンは、希望があれば、現実がやってくる演出を感じましたね。

浩之の額に白い手をそっと置いた里子としては、「私は無事、朝顔たちの所へ帰れたよ・・・お父さん、お疲れ様 もう病気や私のことで苦しまなくていいからね」という優しさが伝わりました。

来週は、浩之との「お別れ」だけでなく、新たな事件でまた、悲劇が起こるらしいです。

次回も新展開や、万木家の動向を見逃せません。

 

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