家政婦のミタゾノ3話あらすじネタバレ
むすび家政婦紹介所では、光、真理亜、志摩が海外旅行計画を立てていました。
一方で、ヒカルはバーチャルアニメキャラクター「オタ」の、「私は絶叫」に夢中。
その頃、天川田法律事務所の佐々木を名乗る、ヨシキ(高橋里恩)と行動を共にする、康太(福山翔大)。
早速、高齢女性に詐欺を仕掛け、康太をさらに詐欺のトップ「パンサー」に紹介するというのです。
その後、康太は母の渚(横山めぐみ)と共に、祖母の加奈子と暮らすことになりました。
康太は幼い頃に祖母に、会っておらず、久々の再会。
思わず自分がヨシキと共に詐欺に引っかけたばかりのお年寄りが、祖母だと知り、引き返そうとしました。
しかし、事情を知らない渚にすぐつかまり、連れ戻されました。
田舎町で1人暮らしの高齢女性、田浦加奈子(前田美波里)の家に派遣された、三田園(松岡昌宏)と、村田(伊野尾慧)。
「オレオレ詐欺」に引っかかり、300万円も騙し取られた加奈子を心配した渚が、一緒に住むことを提案。
加奈子に招待がばれていないか引っ越し早々疑心暗鬼になる、康太。
そこにヨシキから連絡が入り、今度は「叩き」=強盗への参加を持ち掛けられました。
現金を隠し持つ高齢者の家を狙うという計画を聞かされ、祖母の家もターゲットになるのではないかと不安な康太。
康太は詐欺で使うスーツと眼鏡を母に問われ、就職活動のため、友達に借りたと言って切り抜けました。
彼の眼鏡を中性洗剤で洗った三田園。
その電話の会話を聞いていた三田園は、康太が法律事務所を騙って詐欺に加担していたことに気付いていることをほのめかします。
三田園に詐欺の件をばらされるか、加奈子に正体を見破られるか追い込まれた康太。
「ご安心ください、家政婦には守秘義務が御座いますから。」
一方で三田園を手伝う光は、康太の祖母、加奈子から大切なものが入っているから開けないでほしいと言われた部屋があることを知りました。
その日の食卓にて、ヒカルは康太が「オタ」のアクリルキーホルダーを持っていることを羨ましがります。
ふと、警察が強盗事件の防犯対策の為に訪問。
「今は警察のふりをした詐欺師や強盗もいる」と慌てます。
警察が平穏に帰った後、強盗に襲われないように、徹底的な防犯対策をすることを提案。
ヘルプでやってきた矢口実優(桜田ひより)が購入してきた防犯グッズで完全な対策を試みます。
防犯対策を練ったものの、加奈子は何かを家族に隠している様子が目立ちました。
実優が掃除をしようとしていると、「この部屋は入っても大丈夫」と意味深に、
光も、康太がかつて、加奈子ととても良好な関係だった写真に気付きます。
康太にそのことを伝えると、「覚えていない」と反抗的に。
一方で光は「村田光」という自身の名前が、康太の母、渚からその名前に何故か親近感を感じとられ、疑問を抱きます。
近所で早速、強盗事件が起きたことがわかり、佳代子の家に泊まり込むことになった三田園と村田。
家の各所に某何カメラを取り付け、実優たちも家政婦紹介所から見守るなか、三田園がメイクを落とす姿を期待していた、「むすび家政婦紹介所」の、真理亜や志摩。
ふと、夜中に、加奈子の家に、コワモテの男が侵入してきました。
翌朝。
プレミアムレコード、ウィスキー、陶器の置物が紛失。
「母ちゃんが動かしたんじゃねぇの?」
ところが、防犯カメラに映る昨日の男が手提げバックに持ち物を入れて家を去るのが見えました。
防犯カメラで確認すると、母、渚の姿が。
なんと、渚はフリマサイトに、レコードなどを売っていて、昨日の訪問者は購入者だと判明。
トラックに乗って、「来週は収入の見込みがある」と誰かに電話連絡していたところ、三田園が。
買い物の帰り道、康太はなんと、ヨシキと再会。
ヨシキはなんと、加奈子の家を襲撃しようとしていました。
パンサーとヨシキは、わざと玄関前で待ち構えた三田園と接触。
強盗のことが、渚にも発覚。
パンサー(パパイヤ鈴木)は素顔を晒します。
ふと、ミタゾノがこれまで隠されていたものの中身を見ると、渚は競馬に行き、総額700万円の借金を抱えていました。
ヒカルヴィレッジは、渚が賭けていた競馬馬の名前でした。
それで、ヒカルの名前に反応したのです。
「土日に競馬とか、人に迷惑を掛けるなとか言っておいて自分は…俺がどれだけ貧乏で苦労してきたかわかってんのかよ!」
さらに、もう一つの秘密。
祖母、加奈子が絶対に入るなという部屋では、彼女がバーチャルアイドル、「オタ」だったことが判明。
康太とヒカルはショックを受けますが、康太はとっさに、祖母をパンサーから庇いました。
「オタに…ばあちゃんに手を出すな…私は絶叫ー!」
叫んでから、パンサーを殴って撃退。
ミタゾノは、ヨシキを殴って気絶。
加奈子は、アニメーターの人にDMを送って協力してもらい、配信収入を得ていた、加奈子。
また、詐欺に引っかかった時、康太に気付いていた、加奈子。
「オタのおかげでお金には困らないし、2人がいてくれるなら、家のものを売っても構わないよ。」
防音対策の為に、100均ショップで買った防音壁でした。
「オタの声を聞くたびに俺もちゃんとしなきゃって思っていた。オタが…おばあちゃんがいなかったら俺は強盗犯になっていた。」
「おばあちゃんがオタだって知られたくなかったし、いつまでも康太は、悪さをして怒られて、膝の上で泣いている康太だったから。」
康太はその後、更生のために、警察に受け子に加担していたことを警察に話しました。
「むすび家政婦紹介所」は、警察から表彰されるとのこと。
「これでうちの名前が売れるわ!忙しくなるわよ。」と、所長の結(余貴美子)は大喜び。
家政夫のミタゾノ3話感想・みどころ
詐欺師の先輩、ヨシキに良いように使われていた、康太。
本当は家族を愛する優しい青年なことは分かっていましたが、優柔不断で過ちが心配なところがありましたね。
康太の祖母、加奈子のいう、「この部屋には入らないで、大事なものがあるから」
その部屋の宝箱に入っているものが、バーチャルアイドルだったとは。
加奈子が裏で生活費の為に詐欺などをしていたのではないかと疑ってしまいました。
孫の為に、可愛いネット上のアイドル「オタ」を演じ、康太にエールを送り続けていた温かいラストで締めくくられて良かったです。
しかしながら、オタって某アニメを意識していて、ちょっと気になりました。
ミタゾノは、家庭の謎を暴くのが本当にうまいですよね。
秘密を裏から覗き見るような目線と、歪んだ好奇心が見え隠れしていると思います。
三田園のおかげで、祖母の意外な秘密と、母、渚と康太の不器用さが、家族の絆を取り戻せた3話でしたね。