家族募集します7話あらすじネタバレ
俊平はみどりと一緒に次回作を作る気持ちで、仕事に励んでいました。
上司の枕崎(小松和重)に、ボイスレコーダーでみどりの声を聞き、どういう意図で作っていくか葛藤していることを相談。
「焦らずゆっくりやろう」とフォローする枕崎。
陽(佐藤遙灯)と夏休みを利用して、羽を伸ばすことも必要だと提案。
みどりがいつでも見守ってくれるような感覚で、俊平はみどりが次回作で何を描きたかったのか想いを馳せていました。
俊平(重岡大毅)と陽(佐藤遙灯)親子と、桃田礼(木村文乃)と、雫(宮崎莉里沙)親子。
桃田礼は、職場で夏休みを楽しく過ごす児童たちを同僚の中里(金子大地)と温かく見送った後、自分が最近、離婚したことを暴露しました。
蒼介(仲野大賀)は店内の改装、9歳の一人息子、大地(三浦綺羅)を育てるシングルマザーの横瀬めいく(岸井ゆきの)は親子、黒崎徹(橋本じゅん)と8歳の一人娘、いつき(板垣樹)は、家族のように温かい絆が生まれていきました。
黒崎は会社で、部下たちに高圧的に今まで当たり散らし、コンペの仕事もうまくいかなかったことに頭を下げます。
部下たちは、「黒崎さんが頭下げるなんて珍しい・・・自分達よりもよっぽど悔しいだろうな」と黒崎の気持ちを察知します。
堅物な性格だった黒崎も、俊平ら「にじや」のみんなの影響で、少しずつ本来の我が子への愛情を確信し、いつきへの話し方や態度に良い変化が。
にじやでは、黒崎がみんなにメロンを振舞い、笑顔が増える食卓に。
黒崎はふいに、蒼介(仲野太賀)が、元写真家だということを指摘。
蒼介は照れ隠しで慌てます。
また、以前、家族3人で住んでいた家を退去し、自転車に乗った一人息子、陽(佐藤遙灯)との関係を大切にしながら、みどりへの葛藤、悲しみを乗り越え、親子で一歩前に踏み出そうとしていました。
一方、「にじや」では、子供たちの夏休み真っ最中!黒崎(橋本じゅん)がみんなで旅行に行こうと提案するも、蒼介(仲野太賀)は、お店、めいく(岸井ゆきの)は、配達のアルバイトの為、全員での旅行を断念。
夏休み中、「にじや」に、サブスクリプション方法をとったショートステイをすることになった黒崎家のいつき(板垣樹)は、「お父さんと2人で旅行へ行きたい」と突如、宣言。
黒崎はまだ娘との接し方に若干、戸惑いを感じつつも承諾。
その後、銀治(石橋蓮司)は、カウンターで片づけを詞ながら、黒崎の心境をフォロー。
「娘と2人で夏に旅行に行けるけど、仕事で大きな失敗があって・・・」とこぼす黒崎。
「いいこと悪いこととんとんなら御の字だよ」
翌日。
俊平は会社で陽や礼一家と宿泊込みで旅行へ行くことを検討。
しかし、空きがなく、場所を決められないことを、三鈴(丸山礼)と枕崎に相談すると、三鈴は旅ブログを書いていることから自分を頼ってほしいと言ってきました。
そこで、彼女を頼って、旅行先を探すことに決めた俊平。
さらに、俊平と陽、礼と雫も4人で海に出かけることが決まり、それぞれの家族旅行が決定。
俊平は海で童心に返ったように息子の陽と雫とはしゃぎます。
一方、お留守番をしているめいくの一人息子、大地(三浦綺羅)は、銀治(石橋蓮司)と共に、近所を散策に。
そんな2人の後ろ姿を撮ろうとする蒼介ですが、手が止まります。
黒崎親子は、いつき(板垣樹)が楽しめるように、俊平や雫と同じ海を選びました。
俊平にも、事前にどこの海へ行くのか聞いていました。
浮き輪を3つ借りて、子供達が思いっきり遊べるように配慮した黒崎(橋本じゅん)。
黒崎は、いつきの為に子供たちの砂場遊びに付き合い、設計の仕事を武器に、クオリティの高い城を完成。
ふと、そのお城を見て、絵本のヒントが浮かびました。
「家はみんな違う顔をしている。」みどりがボイスレコーダーに遺した言葉です。
「子供の頃、飛び出す絵本を親に買ってもらったことがある。それをきっかけに設計の仕事に就きたいと思うようになった」と語る黒崎。
「壊れたらまた壊せばいい・・・にじやのみんなにそれを教えてもらった。怪獣になってみんなでこの城を壊そう」
子供達にもぎこちなさが残る笑顔を見せるようになり、いつきとの接し方も変わりました。
みんなに海の様子を動画に送ろうかと提案する俊平ですが、いつきはそれだと大地が可哀そうだから、2人で撮ろうと提案。
黒崎は以前よりも態度が良くなったものの、顔が怖いといつきに指摘されます。
そこで、いつきを抱き上げて思いっきりはしゃぎました。
いつきは大喜びで笑顔になり、その動画を送られてきた大地とめいくは大笑いします。
その頃、にじやでは、大地(三浦綺羅)が銀治と共に近所の散歩から帰宅。
大地は銀治と将棋を楽しみます。
ふと、2階に久々に上がった銀治は昔、家族と暮らしていた時期を思い返しました。
家族との記憶を思い出し、今も家族の声が聞こえてきそうで、二階にそれまで上がりにくかったとこぼす銀治。
めいくも作品のアイディアが浮かび、銀治に「自分も同じことを思っていた。にじやがみんなで暮らしている温もりを感じた」と口にするのでした。
めいくは海で旅行中の俊平と礼、黒崎親子に、新曲を動画で披露して送ります。
銀治はここで、お化けのふりをして、大地を喜ばせました。
俊平と礼は2人きりになると、みどりのボイスレコーダーを聴きました。
「みどりを当時、旅へ行かせたことで亡くなったから。でも、ボイスレコーダーを聴いて考えが変わった。みどりが喜ぶ最高の作品を作ろうと俺のほうが熱くなっていて」と語る俊平。
「家はみんな違う顔をしている」という意味深なメッセージを受け止める礼。
「みどりさんは俊平さんと陽君の心の中に生きている。感動したり笑ったりするたびに俊平さんと陽くんにどんな顔をして話そう、それがみどりさんの原動力になっている。めいくちゃんの歌と似ている。そこに一つの家があって、お帰りって外であった楽しいことや悲しいことをシェアする人がいて、ただいまって帰れる場所がある。一人でいるより自由になれたんじゃないかな」
「来年もまた海へ来れるといいな」
俊平と礼は、みどりの気持ちを受け止め、前へ進みます。
その頃、大地はめいくと銀治、蒼介と共に温かな時間を過ごしました。
銀治は大地とキャッチボールを楽しみます。
蒼介とめいくは一旦、外に出て近所をぶらぶら。
「あんたのおかげで今の私だから新曲が生まれたし、ママとしても踏み出せた。感謝している」
絆が深まる2人。
しかし、銀治は急に倒れてしまいました。
慌てて、大地は俊平と礼に連絡。
胸を押さえて苦しそうな銀治に戸惑う大地。
慌てて、旅行先から急いで帰ろうと試みた俊平と礼親子。
次週、銀治のピンチに「にじや」のみんなは、銀治の過去と家族について知ることになります。
ゲストは、女性お笑い芸人、ヒコリヒーさんです。
家族募集します7話感想・みどころ
にじやファミリーの夏休み、可愛いですね。
太陽のようにきらきらしていて、とてもほのぼのしています。
俊平と陽は似た者親子で、子供の目線に立って思いっきりはしゃぐ共感性の高いかかわり方、礼と雫はほのぼのと静観しながらも、雫が他の子供達と遊ぶ時は温かく見守る接し方、そして、黒崎といつき親子は、ぎこちなさから一歩ずつ歩み寄り、心から笑えるようになりましたね。
銀治と大地は本当の祖父と孫のような時間を過ごしていて、2人で散策する背中が温かかったです。
めいくが、新曲を作り、銀治と似た「家族のいる家」を感じた描写もステキでした。
銀治は恐らく妻を亡くしていて、家族との時間が蘇るから2階に上がれなかったけれど、その心の傷を、蒼介、めいくが背中を押して変えてくれた人の愛を感じる場面も感慨深いです。
それぞれの特色が出る親子関係ですが、黒崎さんが娘のいつきにぎこちなくも笑うようになったり、思いっきりはしゃぐ姿に微笑ましさと涙が混じりました。
仏頂面な強面な時もありますが、俊平や礼の子供達といつきが忘れられない夏を過ごせるようにと、敢えて俊平たちが行く海と同じ場所を選ぶ親心が沁みました。
陽や雫と思いっきり遊ぶいつきを見守りながら、設計の仕事を活かして、ハイクオリティかつ写真映えする砂のお城を作って子供たちや礼、俊平に笑顔が溢れるきっかけを作ったり、子供達に「壊れたらまた作ればいい」なんて言葉が出るなんて・・・涙。
いつきが、笑顔を絶やさず、はしゃげている姿や、俊平たちの影響で、俊平のように童心に返って動画を撮る姿は泣けましたね。
でも、いつきは、音楽関係の仕事で芸能界にいる母の元に帰ってしまう・・・この親子の今後も引き続き注目したいです。
もしかして離れて暮らすことになるけど、いつきにとって忘れられない夏休みになりましたね。
大地は、銀治と共に、祖父と孫のように優しい時間を過ごしていて、子供の頃、祖父と過ごしたほっこりした記憶が私も蘇り、懐かしい気持ちになりました。
温かい時間をそれぞれ過ごすにじやのメンバーは、もう家族といってもいいかけがえのない時間を過ごしていて、テレビを通して、優しさと家族の温もりをおすそ分けしてもらったような感覚です。
礼と俊平が、みどりの陽だまりのような人柄がボイスレコーダーから伝わることを共感し、また一歩、俊平は前を向いて、みどりと向き合えてよかった。
ラストでは、楽しくて、ほおが緩む「にじや」の夏休みから一変!銀治が倒れてしまって、蒼介とめいくが近所に散策している最中に、大地が俊平に連絡。
大地、突然、大人が目の前で病気で倒れているなか、パニックになりながらも冷静に判断できて偉かった!
次回は、銀治の過去、家族にフォーカスを当てたエピソードになりますが、銀治、どうか助かってほしいと願う7話でした。