健康で文化的な最低限度の生活 第8話
放送日:2018年9月
関西テレビ火曜ドラマ
健康で文化的な最低限度の生活 第8話のあらすじ
ケースワーカーとして2年目となった義経えみる。
えみるの元に、担当している生活保護利用者・赤嶺岳人が病院に搬送されたと連絡が入った。
赤嶺は酒の飲み過ぎで膵臓を壊したうえ、アルコール依存症の疑いがあるという。
しかし、赤嶺は治療する気がなく、えみるの説得を無視し、再び酒を飲んでは暴れ、病院に運ばれてしまった。
同僚の半田明伸の協力で、アルコール依存症について勉強を始めたえみるは、これがチャンスと、赤嶺にアルコール依存の治療をさせることに成功した。
赤嶺もアルコールの誘惑と闘いながら就職をするが、酒の魔の手はすぐそこまで伸びていた。
健康で文化的な最低限度の生活 第8話の感想
アルコール依存症というのは、知らない人にとってはまだまだ理解が難しいものなのだと、えみるの言葉を聞きながら感じていました。
知らない、わからない人にとっては、お酒をやめることができないのは意思が弱いと感じるのかもしれませんが、どうしてアルコール依存症になってしまったのかというところからきちんと向き合わないとなかなか改善は難しいものです。
半田さんの奥さんが完治はないと言っていましたが、そう簡単な治療ではないということがわかります。
石橋さんが「放っておけばいい」と言った時に、この人はまた無責任なことを…という気持ちになりましたが、石橋さんにも辛い過去があったと知り、そう言うのも仕方ないとは思いましたが、放っておけばおくほど死はより近いものになってしまうでしょう。
行政がどこまで関わるか、さらに個人的にどこまで関わるかというのはとても難しいところです。
時々、京極係長の不穏な空気が見られましたが、もしかすると京極係長も依存の傾向があるのかもしれないと思いながら観ていました。
赤嶺さんのところに、七条と2人で訪れたのは正解だったと思いました。
赤嶺さんは恐らくえみるを娘だという幻覚を感じていたのではないかと思います。
興奮するえみる1人だけでは何か事件になっていたかもしれません。
暴力的になっていた様子を観て、男性1人いても危険だと感じました。
今までは頼りないと思っていた七条だったけれど、やっぱり男性なんだと感じた一面でした。
今回、阿久沢さんと娘のことをもっと観られるのかと思いましたが、最後にほんの少しのうえ、何かあるとは思ってましたが、キャバ嬢であることに驚きました。
阿久沢さんと一緒にいる時の明るく活発なイメージからは想像がつかず、すごく綺麗な女性であることにも驚きました。
健康で文化的な最低限度の生活 第9話の期待や予想
次回はどんな利用者のお話なのでしょうか。
予告を観てもさっぱり想像がつきません。
メインは半田さんのようです。
このドラマは隈なく登場人物を使ってくれるのでとても面白いです。
次回はえみるがどんな形で関わっていくのかも楽しみです。
阿久沢さんの娘・麻里が倒れてしまいました。
一体どうして倒れたのか。阿久沢さんは麻里がキャバ嬢であることをどう理解し、お互いどう接していくのかも気になるところです。