緊急取調室2021

緊急取調室2021最終回!大谷亮平を落とせ!キントリ最後の戦いに胸熱!

緊急取調室2021 最終回話あらすじネタバレ

「緊急事案対応取調班」(通称 キントリ)の、真壁(天海祐希)、梶山(田中哲司)、菱本(でんでん)、監物(鈴木浩介)、渡辺(速水もこみち)、サイバー対策課の玉垣(塚地武雅)らキントリ達。

高度交通副大臣、宮越肇(大谷亮平)の元を単独で訪れた菱本。

そこで、宮越の秘書、須田(尾上寛之)の頬を硝子のコップで切りつけた罪で逮捕されました。

直後、公判中に急死したハイジャック犯、大國塔子(桃井かおり)の国選弁護人、羽屋田空見子(大塚寧々)が、有希子の前に出現。

菱本を救いたいと協力的な意思を伝え、「適任の弁護士を紹介する」と言って、すぐさま、所轄に拘留されている菱本と面会します。

逮捕以来、ずっと黙秘を続けていた菱本ですが、なぜか空見子が担当弁護士になってくれるなら、事件について話すと口を開きます。

その頃、菱本を厳しい取り調べで尋問している小池。

敢えて考えがあり、黙秘を続ける菱本なのでした。

空見子は大國塔子からキントリ達のことを聞き、真壁達を信頼しているからこそ、助けになりたいとのこと。

小石川は、ハイジャック事件で犠牲になった宮越の元部下、東の一人息子、奨太(石田星空)を訪ねました。

奨太は菱本は悪くない、父に「死ね」とパワハラをしていた宮越が悪いと批難。

母親に窘められても、奨太は暴言混じりに真実を暴いてほしいと小石川に訴えるのでした。

まもなく、空見子は拘置所にいる菱本を訪ね、弁護を引き受けることを決意。

宮越と須田の供述内容を精査し渡辺(速水もこみち)と、山上善春(工藤阿須加)は、須田に状況の聞き込みをしたところ、菱本が「大國塔子の件で訪ねてきた。このまま波島パーク計画を進めて、大國の真実をなかったことにしようとしているんだろう?」と追求したとの事。

宮越も、自分達がその要件に対応しきれないでいると、いきなり菱本が硝子のコップを割ったとのこと。

その後、警視庁の「緊急対策取調事案室」にて、空見子が高学歴で、きちんとした国際弁護人だという経歴を調べます。

真壁は「菱本の為に一緒に戦おうと言ってくれた。それを今は信じたい」と空見子のことを疑います。

空見子は菱本の弁護人を承諾することを真壁に電話で連絡。

キントリに心強い味方が一人増えたことを喜ぶ真壁を仲間たちは見守ることに。

真壁は、菱本の様子を見に行った時、刑務官に付き添われた菱本は真壁に気付きます。

その際、菱本は「空気が悪いなぁ」と口にするのでした。

山上は北斗(池田成志)が敢えて大國塔子の真相を隠ぺいし、宮越と結託して、菱本を陥れたのではないかと睨みますが、彼は圧力の空気には逆らえません。

渡辺は山上が、北斗と繋がっているのではないかと疑いますが、山上は否定。

「自分は単独で動いているんだ。上の言いなりになったりしない」

「菱本さんの無実をキントリのみんなは信じている。それから俺はお前のことも信じている」

ところが、揉み合って喧嘩したこともあり、山上は苛立って去っていきました。

翌日。

空見子と一緒に、宮越の調書を入手。

宮越側は、菱本が須田に硝子を投げつけたことを訴えていますが、当時、菱本が座っていた位置を話す際は口裏を合わせているかのような状況が・・・。

つまり、宮越と須田が結託していること、宮越も須田も、「本棚を背に座って、コート掛けの前に座っていた」と言っているけれど、宮越の事務所で起こった現場写真を見ると、入り口の前が正しいのです。

真壁やキントリ達は、菱本の無実を確信。

捜査協力という名目で宮越をキントリで取り調べられないか、空見子に相談します。

一方で、有希子は救世主であるはずの空見子に対し、抱いたある「違和感」を拭いきれません。

菱本の件で動く彼女の行動力の速さに違和感を感じ、真壁は本当は空見子を最初から疑い、彼女の優しい素振りに「騙された」ふりをしていたと吐露。

山上が、突如、キントリを訪ねてきます。

空見子を調べた際、彼女は味方ではないとキントリのみんなに報告。

空見子は宮越と繋がっていて、旭川で育ち、宮越とは旧知の仲だという事実が判明。

北斗に頼まれて、キントリを見張っていたが、東のことを追っていて、今は真壁達に協力する姿勢でいることを訴えました。

有希子はその後、宮越にすり寄る為に真壁達の味方のふりをして動いていたことを認めた空見子はバツが悪そうに、真壁に事実を吐いたのでした。

あの当日、菱本は宮越を挑発したのは事実。

宮越がガラスを割り、須田を殴打、菱本に濡れ衣を擦り付けたのです。

その事実を宮越本人から連絡を受け、空見子が宮越と須田に「本棚を背にしたコート掛けの前に座っていた」などと、状況証拠を作ったのです。

真壁は菱本のえん罪を晴らす為に、空見子の証言が必要だと迫り、空見子は協力する姿勢に。

空見子は大國塔子が文章を書きこんでいたという本を真壁に渡しました。

弁護人の空見子が信頼できないことを生前、悟り、死期を感じていた塔子。

そこで、真壁たちキントリは、宮越肇を調査する前に、須田を取り調べることに。

須田は宮越の言いなりになっていて、自分の頬のケガは、菱本にやられたと訴えます。

ところが、小石川は優しくも厳しく、宮越の元部下、東の一人息子、奨太のことを伝えました。

「奨太くんが、須田さんも危ない・・・お父さんみたいに殺される」と心配していたのです。

「宮越はあなたを使い勝手のいい駒だと思っている」と彼の心を突き動かしました。

そのことに、須田は、被害届を取り下げて、自分は宮越の秘書を辞める、でも、宮越のことは代わりに穏便に対応してほしいと口にしました。

テレビでは宮越が国の為に頑張るなどと表向き善良ぶって報道陣に囲まれていました。

奨太は家でそのニュースを見ながら複雑な気持ちを浮かべます。

須田は宮越の秘書を辞めました。

菱本はその後、釈放され、キントリに復帰。

監物(鈴木浩介)の協力のおかげで、さらに、空見子や宮越に関する資料を北海道から取り寄せてもらえたキントリ。

そして、ハイジャック事件の更なる葬られた事実、塔子の死の鍵を握る宮越肇(大谷亮平)を取り締まることになります。

大國塔子は、虚血性心疾患を患い、弁護士だった空見子に病院へ行かせてほしいと訴えた物の、空見子が無視したことで死去したのです。

宮越に対し、小石川(小日向文世)は、「菱本ではなく、あなたが須田さんに切りつけたのでは?」と鋭くつ混みます。

しかし、宮越は否定。

その子と、真壁と菱本は、空見子を調査。

彼女は旭川で育ち、宮越家とは仕事上、付き合いがありました。

両親の借金に加え、心中に巻き込まれていた辛い過去が・・・。

宮越の父の開発計画に乗った空見子の両親は失敗し、彼らは自宅に火をつけて心中。

唯一、当時、高校生だった空見子だけが助かりました。

空見子は、宮越家に行き、両親の件で宮越肇の父親に抗議しようと試みたのですが、小学生だった肇に突き飛ばされ、選民意識を抱かれ、「お前みたいな女に用はない」と突き飛ばされたことがあったのです。

両親を自殺に追い詰めた宮越肇の父と、息子の肇をずっと憎み、復讐のタイミングを練っていたと話す空見子。

そこで、宮越に取り入るふりをして、連絡を密に取り合い続けていました。

虚血性心疾患で病院に行きたいと訴える大國を見殺しにしたり、菱本が宮越の秘書、須田に危害を加えたかのように見せかけたことを黙っていたのです。

「あなたが病気の大國を病院に連れて行かず、無視したのは、宮越の父があなたのご両親を追い詰めたことと変わりないじゃない!」

「あんたたちのせいで私の計画は失敗に終わった。もうなにもない」

思わず、硝子を割り、自死しようとしますが、真壁と菱本に食い止められます。

「漸く助かった命でしょう・・・ちゃんと、罪を償いなさい!」

空見子は改心することに。

一方、菱本の件や、宮越肇を罪に問えない状況になったこと、宮越が入閣することで不利になりそうでした。

しかし、菱本と小石川は、奨太が生前、父の東から東の件に関する携帯電話を入手。

小石川は父親を亡くし、心傷つく奨太を思い、宮越に怒りをぶつけました。

「真実から目を背けないでほしい!」

宮越はこの状況に、取り繕いながら、奨太に優しく語り掛けました。

「確かに私は君のお父さんに死ねと言ってしまった・・・ストレスが溜まり、お父さんに辛く当たってしまった。君たちも友達などにかっとなって心ないことを口にしてしまったこともあるだろう。それと同じだよ」

しかし、奨太は、宮越に携帯電話を渡し、「これはお父さんが僕にくれた証拠なんです。先生はお父さんが嫌いですか?僕はお父さんが好きです。宮越先生、良い政治家になってください」

冷静に対応したことで、宮越は口を閉ざしました。

そして、真壁は携帯電話のバックアップデータも持っているから、その形態のデータを削除しても無駄だと、宮越に伝えるのでした。

宮越は国土交通大臣を辞任し、これまでの罪が明るみに。

さらに、北斗は報道陣に囲まれ、北斗と宮越の接点について問い詰められ、思わず普段の横暴ぶりが明るみになってしまいました。

真壁たち、「キントリ」は現在、新設未定で、次にいつ真壁達の行方がどうなるかは現段階では決まっていないとのこと。

真壁達は文字通り、解散し、みんなで最後の祝杯として呑みに行くことにするのでした。

緊急取調室2021最終回感想・みどころ

まさか、これで「緊急取調室」が終わってしまうなんて名残惜しいです。

宮越肇の取り調べということではなくて、大國塔子ハイジャック事件で、塔子の協力者となり、宮越から度を越えたパワハラを受けていた東の汚名を晴らすことはできました。

奨太が愛する父を侮辱され、その父が亡くなる直前に渡した携帯電話に遺されていた、宮越のパワハラの証拠・・・。

そして、奨太は心に傷を抱えつつも、真壁達に助けを求め、愛する家族の為に立ち上がった勇姿は格好良かったし、小学生にして、大人な対応ができていました。

家や葬儀では父を死に追いやった宮越を「死ね」と侮辱したものの、彼のこれまでの悔しさ、怒りは、東の為に戦い続ける、真壁達の信念の行動、捜査によって報われて良かった。

宮越は自分がガラスを割り、須田を殴りつけておきながら白々しく内部に助けを求め、菱本に濡れ衣を着せた人間失格な醜態が覗かれましたね。

菱本は全てを読み取り、察知し、敢えてハメられに行った。

そして、無実が証明されて、釈放された時は、真壁たちと同じように晴れやかな気持ちになれました。

監物さんも少しだけ登場して、玉垣のように、真壁達のスケッターになってくれたこともホッとする描写でしたね。

大塚寧々さん演じた空見子も、一見、良心的に見えて、奨太とはまた違った意味で、宮越一家に愛する両親を奪われた怒りと、根性を武器に弁護士に。

しかし、宮越にすり寄り、復讐の機会を練りながらも、国際弁護人として担当した大國が持病で倒れ、病院へ行きたいと訴えた時は無視。

真壁の言うように、「まるで宮越肇の父親とあなたがしたことは同じだ」と糾弾したシーン、共感です。

空見子は、愛する家族が心中し、心が壊れたまま、経歴だけ美化され、自己防衛の鎧のようにまとってきたのでしょうね。

真壁たちに自分の復讐を妨害され、死のうとしたものの、真壁と菱本に止められ、命がまた一つ消えなくて良かった。

彼女もまた、消えない傷を抱えて大人になった被害者に過ぎないと思いました。

キントリは解散してしまいますが、改心する決意をした空見子には未来があるでしょうけど、宮越と、宮越の協力者、北斗には今までのつけがきて、天罰が下ることを願います。

キントリ解散、本当に本当に寂しいです!過去シリーズを知っている私としては、あの「うぇーい」とみんなでゆるく一致団結して、何が真実か?本当に救いを求める被害者のかき消されそうになる声を救い上げる真壁達がもっと見たかったですね。

現時点では、キントリ以降の新設、継続は未定ってラストの文字・・・切なすぎました。

けど、キントリ達に救いを求めるのか何かしらの電話が鳴ったので、またいつか真壁達に再会できる時を待ちたい最終回でした。

data-ad-format="rectangle" data-full-width-responsive="true">
data-ad-format="rectangle" data-full-width-responsive="true">

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です


上の計算式の答えを入力してください

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください