恋はDeepに2話あらすじネタバレ
スキューバー中の事故でおぼれた倫太郎(綾野剛)を助けた海音(石原さとみ)。
9か月前のこと。
鴨井は車を雨の中で運転していた際、海音が星ヶ丘海岸の岸でペットボトルを持って倒れているのを発見し、救助しました。
それが海音と鴨井の出会いでした。
海音は出勤する際、前夜、彼女自身の特殊能力なのか、居候している鴨井の家で飼っている魚たちの心の声が聞こえたことを思い出しました。
「人間なんか助けて無意味だ」「あと3ヶ月で今いる場所を海音は去らなくてはならない」と魚たちがぼやくのが分かるのです。
海音は魚たちから言われた自身に迫る現実を痛感。
翌日、会社で顔を合わせた2人の間には気まずい空気が・・・。
そんななか、蓮田トラストのリゾート開発本部は、世界的に有名な一流ホテルを誘致するために、CEOのデイヴィッド(小手伸也)の説得に動き出します。
なかなかOKを出さないデイヴィッドは、海中展望タワーに興味を示し、倫太郎に期待をかけます。
海中展望タワーの説明を受け、デイヴィッドは海の生き物を見渡せる展望タワーに寒心を持ちます。
それを見た海音はなんとか阻止しようと、とある作戦にでます。
海音はデイヴィッドのファンと名乗り、彼を持ち上げました。
海中トンネルの件を前向きに頼むと、倫太郎に伝えたデイヴィッド。
彼は上機嫌になり、渚海音を連れて別件で自分の泊まるホテルに来てほしい、見せたいものがあると言ってきました。
気まずいなか、その場で愛想笑いをして対応した倫太郎。
その後、兄の光太郎から海に入ったことを指摘された挙句、嫌味すら言われてしまいます。
「お前、海に入ったんだな・・・いいよな俺なんかまだ怖くて入れない」
この兄弟の間には海に関するトラウマがあり、家族の気持ちがバラバラになったのは「海」がきっかけでした。
そんな海音に光太郎(大谷亮平)は協力的な姿勢に。
その頃、突然、鴨井研究所を訪れる榮太郎(渡邊圭佑)。
鴨井は海音の叔父だと榮太郎に名乗り、海音の仕事ぶりを心配していることを伝えました。
藍花(今田美桜)は榮太郎からリゾート開発本部と研究室の交流会を提案。
海で助けてくれたお礼を海音に伝えようとする倫太郎ですが、なかなかうまく切り出せません。
海音に助けられた時の記憶がないのです。
倫太郎の唯一の親友、鶴川(藤森慎吾)は彼の相談に乗りますが、直後に、海音を連れてデイヴィッドに会いに行くことは、ハイリスクで話が進行しないと言う倫太郎。
そこで、鶴川に倫太郎は代行で行ってくれないかと頼みます。
鶴川はノリノリで引き受けますが、仕事上、そういうわけにいきません。
海音もその夜に、「叔父」の鶴川に、デイヴィッドに味方になってもらうようにうまくコミュニケーションをとってみると宣言。
真っ向からリゾート開発を否定せず、デイヴィッドを丸め込もうとするつもりでした。
翌日、デイヴィッドから急に連絡があったので、海音と共にデイヴィッドが経営するベンジャミンスターホテルへ行くことにした倫太郎。
デイヴィッドは経営者で、彼が経営している水族館へ向かった海音と倫太郎。
海音は海の魚たちはデイヴィッドのおかげで幸せだと伝え、デイヴィッドは上機嫌に。
倫太郎と海音はお互いをスキューバーダイビングの件から意識。
その頃、光太郎は父、太郎(鹿賀丈史)と共に、デイヴィッドがまだ納得していないことに頭を悩ませていました。
太郎は光太郎に海音がこのリゾート開発計画の件で、倫太郎にとって大きな力になってくれるかもしれないと伝えます。
海音と倫太郎はそのまま海音の勤務するセンターに帰ろうとしますが、海洋センターの仲間、藍花(今田美桜)からメールで、食材を買ってきてほしいと頼まれます。
そこで、食材を買って研究所に着いた海音と倫太郎は、鴨井の海洋生物センターの面々が宴会で大盛り上がりしている様子に遭遇。
鴨井は海音の仕事ぶりを倫太郎に聞いたところ、倫太郎は「最悪だ」と答え、家に帰ろうとします。
倫太郎は鴨井たちに話しかけられた際に、床に牡蠣を落としてしまい、海の生き物を大切にする海音に気遣って謝りました。
その後、2人は和解して別れます。
翌日、光太郎と会食する海音は、デイヴィッドはビジネス上、信頼できるクライアントだという話を聞かされました。
同じタイミングで、倫太郎はデイヴィッドの釣りに付き合って接待をします。
そこで、自身が貧困な幼少期、両親にリゾートに連れて行ってもらったけれど、その後、両親が離婚した過去を明かされます。
逆に倫太郎のことを聞いたデイヴィッド。
倫太郎の家は家族で仕事が一緒に出来ていて羨ましいとこぼしたデイヴィッド。
倫太郎は海にまつわる「過去」で、倫太郎は海と関わったことで、家族から母が「消えた」のです。
倫太郎の母は亡くなったのか、生存していて行方不明なのかは分かりません。
ただ、光太郎は倫太郎のせいで家族から母の姿、存在がなくなったと根に持っているのです。
倫太郎が今のリゾート開発計画の仕事をするようになったのも、幼き頃、母に語った夢が今に繋がっていたのでした。
そのことを「お前のせいだ」と兄の光太郎に責められた少年時代がふと、蘇った倫太郎。
倫太郎は家族旅行にはずいぶん行っていないと場の空気が悪くならないように誤魔化します。
次に、デイヴィッドは倫太郎にとって海とは何かと聞き、言葉に詰まる倫太郎。
夜に太郎と会食した倫太郎は、デイヴィッドが後残り僅かで日本を去ることや、展望タワーの建設などに関して、彼自身が海洋生物のことをちゃんと考えていない行動をとっており、そのことが批難を浴びていることを知りました。
海音も、鴨井と一緒に家でネットニュースを見て、一見、親切で話が通じ合いそうなデイヴィッドが実は手ごわい存在であることを察知。
後日、デイヴィッド主催のパーティーに参加した海音と倫太郎。
会場には光太郎も来ています。
星ヶ浜リゾートの件で、海中展望タワーにこだわる倫太郎と、海中トンネルをさらにリゾート計画のなかで造りたいと希望しているデイヴィッド。
このデイヴィッドの行動に対し、トンネルを造ることはさらに、魚たちの負担になると訴える海音。
しかし、デイヴィッドの意見は変わりません。
デイヴィッドに海音が訴えて、トラブルを起こしたと思った倫太郎は当初、苛立ち、海音を追いかけてエレベーターに入ったのちに、停電で閉じ込められてしまいました。
海音が海洋生物のことにとても熱心で、倫太郎自身も海を本当は愛していることに少し気付き、2人は大きな衝突をすることはありませんでした。
倫太郎は「スキューバダイビングの時助けてくれてありがとう」と呟き、倫太郎の優しい態度に惹かれていく海音。
エレベーターから脱出できた2人。
倫太郎は、デイヴィッドに「倫太郎にとって海はなに?」という質問について、その答えを出そうとします。
海音の想いを受け止め、トンネル開発を白紙にしてほしいと伝えようとするのですが、星ヶ丘の海にトンネルを造る計画が既に光太郎も間に入って、デイヴィッドとの間で決定したことを聞かされて愕然。
その頃、海音も同じ気持ちを感じ、誘致が決まったことにモヤモヤしつつも、倫太郎に恋をしている自分の変化に薄々気付いていました。
鴨井は海洋センターにて、海音が履歴書に職歴など経歴がまったくないことに違和感を覚える敷井琢磨(水澤紳吾)の問いかけを曖昧に誤魔化します。
彼は海音を、倫太郎が進めようとしているリゾート開発計画の拠点、星ヶ丘海岸で9か月前に救出して以来、彼女の正体を唯一知る人物です。
海音にしつこく接し、仕事で何かと絡んでくる人Mr・エニシ(福山翔大)は、海音が倫太郎を救助している姿を撮影。
有頂天で海音にその様子を見せますが、海音は自身にまつわる「あること」に気付き、動画をアップされる事に関して困惑します。
来週、その理由が明らかに!次回のゲストは泉里香さんです!なんと、海音の恋敵役で、倫太郎を知っているよう・・・3話の衝撃な展開が待ち遠しい2話でした。
恋はDeepに2話感想・みどころ
倫太郎が家族旅行で、母を海にのまれて亡くしたことが予想されるシーンと、海音が最初から鴨井とは他人で、表向き「親戚」ということにして、魚の声が聞こえる特殊能力のような機能を持った海音の過去。
少し覗いた海音と倫太郎の過去・・・心の傷 海音に対しても、ぶっきらぼうであったり、優しく接したりと凄く極端な倫太郎ですが、海音との関係が放送回が進むにつれて、うまくいきますように。
魚たちの声は海音の正体が人間ではないことをどこか伝えていて、海音って人魚って思ってしまいます。
だって、海の生物を異常に愛するオタク女子というだけでなく、まるで自身が経験しているかのように、鑓が刺さったら痛いなどこぼしていて、ちょっと「んん?」まさか、海音自身の正体が人間ではないのでは?と思ってしまいます。
今回の2話でゲストとして登場した小手伸也さんはなかなかのくせ者キャラでした。
話が分かるクライアントに見えて、海が好きなのは海が資金になるからと悪びれなく発言し、海洋生物のことよりも、トンネルを設置することで、自身のビジネス向上のために海音や倫太郎の意見も遮るような態度が目立ちましたね。
良心的かつ、クライアントとは思えないくらいフレンドリーに接していますが、自身の意志が固く、自分に盾突く者には有無を言わせない表情も、倫太郎と海音にとって新たな壁という印象です。
エレベーターの中で停電で閉じ込められた際、海音の海の生物への熱い思いに、自身の心も少し動かされた倫太郎が、海音に優しい言葉をかけ、寒さに震える海音を抱きしめる様子は胸キュンでしたね。
しかし、大好きな母に語っていた倫太郎の今の仕事・・・。
倫太郎は母との約束を守る為に、リゾート開発計画に積極的だったのです。
海洋展望台を建てると絵に描いていた幼き日の倫太郎と息子が海に関する仕事をすることを見守る母の姿がとても切なかったです。
来週は、海音にピンチ!Mrエニシの動画だけでなく、倫太郎をかねてから知る妖しい美女に、泉里香さんが登場します。