恋はＤｅｅｐに６話あらすじネタバレ
海音の勤務先の「鴨居海洋研究センター」の研究長で、表向き、海音の親せきとして、彼女に住居を与えている鴨居（橋本じゅん）が、海音の正体を探ろうとする記者に抵抗した挙句、逮捕されてしまいました。。
１０か月前、海音が鴨居に保護された当時、友達であるウツボも一緒に海音についてきて、ウツボを飼う許可を鴨居から得た海音。
海音が「私、人間じゃない」という話や、病院に行けない、「星ヶ浜に住む者」として、海音が人と違う別の生態を持つことを少しずつ気づいた倫太郎（綾野剛）は、海音を蓮田家で「保護」することに。
海音は早速、倫太郎の家で食塩水を飲み、落ち着きます。
変わった趣向に、倫太郎は関心を示し、海音の真似をして、塩を水に入れて飲みますが、案の定、しょっぱすぎて焦るのでした。
そのやり取りで、海音は少し笑顔を取り戻し、倫太郎は海音を優しく見守ります。
次に海音は、倫太郎の家で加湿器を借りますが、榮太郎と遥香（泉里香）が訪ねて驚き、慌てて隠れます。
マンションを引き払う手続きの書類のサインのためにやってきた遥香。
遥香と榮太郎は海音に温かく接し、海音は安堵を感じるのでした。
遥香は鎌倉の実家に帰り、一人息子で倫太郎と榮太郎の甥、颯太と共に２人で暮らすことを光太郎に伝えました。
光太郎は自分が多忙で、颯太にも会える時間がないことをこぼします。
遥香は倫太郎に、「昔、倫太郎たち蓮田家みんなで海に行った写真懐かしいな」とぼやきました。
家族仲が元々、それほど悪いわけじゃなかったにも関わらず、光太郎の倫太郎への態度に疑問を抱く遥香。
遥香に対しては、倫太郎のことをとっくに許しているとごまかします。
遥香と榮太郎は海音と倫太郎のやり取りを見て、２人の恋仲を応援することに。
倫太郎と遥香の仲睦まじさに、遥香が倫太郎の長兄、光太郎（大谷亮平）の別れた妻だと知っていても、嫉妬してしまう海音。
そんななか、蓮田家には藍花（今田美桜）たち海音の研究所仲間も来て、賑やかに。
藍花は榮太郎と無事、正式に交際することになりましたが、彼の不穏な仕事の動きが気になります。
榮太郎は海音の研究所の一員の一人、椎木琢磨（水澤紳吾）と謎めいたやり取りをしていたのです。
とある株の売買の話を進めているという榮太郎と琢磨。
海音と倫太郎、藍花は賑やかに会話をしていますが、ここで、鴨居から連絡があり、研究室に泊まろうとしたものの、海洋生物が自分を睨んでいるようで怯えていると電話連絡を受けました。
そこで、染谷と椎木が、鴨居の様子を観に行くことに。
藍花と榮太郎は楽し気に会話をしますが、「兄弟でいがみ合うなら星野リゾートなんかなくなればいい」と意味深な発言をします。
藍花は榮太郎の本音ともいえるぼやきが気になりますが、榮太郎はごまかします。
その夜、倫太郎は海音に、海の事故で亡くなった母との約束だった海中展望タワーをつくって、自分を取り戻すために、ロンドンから戻ってきたことを話しました。
自分は父に期待されておらず、幼い頃から居場所のなさを痛感してロンドンへ一時的に「にげた」と話す倫太郎。
しかし、海音に出会ったことに「予定が狂った」と切なく微笑むと、倫太郎は海音に本心をぶつけるのです。
倫太郎への気持ちに歯止めがきかず、地上での生活に未練を感じ始める海音。
倫太郎、榮太郎、海音、藍花が楽しく過ごしている間、同じタイミングで、人気動画配信者のMrエニシ（福山翔大）は海音を過去に撮影した動画を編集し、海音が人魚なのではないかと疑っていました。
海洋生物センターでは、鴨居が海音がセンターに来た初々しい日々を思い出していました。
海音は「人間じゃない」事情から、鴨居が紹介した海音のことを理解してくれる病院で過去に診てもらったことがありました。
海音は筋力が低下しており、女医が言うにはあと「３か月」というタイムリミットも迫っていたのです。
倫太郎とみんなが寝静まってから、互いに愛しあっていることを確認し合い、キスをします。
蓮田トラストでは、星ヶ浜リゾート開発について、光太郎と倫太郎がプロジェクトリーダーの面で対立。
倫太郎をプロジェクトに復帰させるか迷いがあるという倫太郎と光太郎、榮太郎の父、太郎（志賀丈史）。
さらに、榮太郎は倫太郎のプロジェクトの件を完全にノーとしない方針で、光太郎と口論に。
倫太郎をプロジェクトに復帰させない意向の光太郎は、榮太郎に対して「お前は俺の責任がないところで好き勝手できて羨ましい。責任がなくていいよな」と嫌味を口にする始末。
榮太郎は内心に秘めたイライラを隠し、海音たちの前では陽気に振舞います。
海音の正体について鴨居研究所は大パニック。
鴨居は研究所の存続の権利を握る関係者から、このまま海音の経歴をちゃんと提出しなければ、鴨居研究室は統廃合になると告げるのでした。
鴨居はあれから警察から釈放されるものの、なんとか解放されました。
倫太郎の親友で、鶴井（藤森慎吾）は、倫太郎から鴨居と海音に怒ったことや、海音と鴨居のことをネット記事に書かれていることを気に掛けます。
海音は仕事帰りに、背後から誰かにつけ狙われますが、その正体はMrエニシ（福山翔大）でした。
彼は海音について、「海音さんってもしかして海女さん？」と敢えて陽気なふりをして突っ込み、自身が撮影した海音の動画を見て興奮している様子を伝えようとしていただけでした。
しかし、海音は自分の正体を探ろうとする人物が少しずつ現れ、鴨居や倫太郎に迷惑をかけるのではと葛藤。
倫太郎は光太郎が仕向けて、記者が海音に近づくようにしたとに決まってると推測して決めつけます。
あくる日、藍花は海洋センターで仕事中、少し榮太郎と電話してから、自分が研究所で仕事をしているなか、琢磨がテントを張って作業している様子を気味悪がります。
琢磨が宅配サービスから食事を受け取っている間に、藍花はリモート機能を使って、榮太郎が何者かとやり取りをしていて、株を売って蓮田トラストに対しての裏切り行為をしていることを掴みました。
海音は鴨居と共に、自分たちのことをネット記事に書かれていることに不安を覚えます。
翌日、出勤した海音は、以前、倫太郎と共に水族館で「星ヶ浜の今と未来」を説明するイベントのことを「楽しかった」「魚が好きになった」など子供たちの素直な感想が綴られた手紙を倫太郎の会社にこっそり渡しました。
倫太郎と光太郎の間では意見が対立しますが、太郎は子供たちの微笑ましい手紙を見て、過去に家族で海に出かけた時の楽しかった気持ちがあることから、倫太郎の「海中展望タワー」計画に賛成の意図を示します。
倫太郎はリゾート開発地の計画に復帰。
ぴりぴりした会議の空気が、和やかになりました。
しかし、鶴川は何者かが、蓮田トラストの株を勝手に買い占めていることを入手。
すぐさま、倫太郎に連絡します。
一方、海音は自宅でくつろいでいた時、いつものように飼育しているウツボに話しかけますが、ウツボの声が聞こえなくなりました。
来週、海音と倫太郎が絶体絶命？！海音が海に還ろうとするわけは？！心が切なくなる展開に期待。
恋はDeepに６話感想・みどころ
海音はやはり、Mrエニシが想像していたように、人魚なのでしょうか？視聴者さんの間でも、海音の好みや、歩き方、塩水や加湿器を好むところを見て、人魚姫なのではないかとSNSで考察しているかたが多いですよね。
私も人魚のような海の別の生き物のようなそんな気がします。
このドラマのキャッチピーは「この恋、実は深ーいんです」のように、深海で暮らす海音と人間で裕福な家庭に育ちながら、優しい母を失い、家庭では父との距離を抱えた倫太郎の奥深い胸キュンストーリーに感じますね。
海洋センターの仲間の染谷や、藍花など心強い仲間と榮太郎の存在が、海音の繊細な心を守ってくれているのかなとも思うと泣けてきました。
しかし、榮太郎と琢磨は２人で結託していて、株をやっており、リゾート開発地のことに関して反対な榮太郎と、海音の正体を探ろうとしている琢磨の動きが怪しいですね。
藍花が榮太郎が明らかになにか隠していることや、琢磨がテントをいつも研究所に張って泊まり込みで作業していることに気付いてて、藍花がみんなより先に事実に今後たどり着くのかなとも思っています。
海音と倫太郎、藍花、遥香、染谷、鴨居というコミュニティのなかに、影の裏切り者の気配がだんだん近づいてきてストーリー的にも面白さや見ごたえを感じました。
光太郎と倫太郎の家族の溝に今週もハラハラしましたが、父の太郎（志賀丈史）が、家族みんなで海に行った思い出があるからこそ、倫太郎の海中展望タワーの企画を承諾し、温かい笑顔を浮かべたときはホッとしました。
倫太郎は父には期待されていない、自分は家族のなかで居場所がなかった、母が亡くなったことで家族がバラバラになったことを海音に話していましたが、太郎も元々はお堅い性格ではなく、息子との距離感がわからないけど、優しい父なんだというのが伝わってきて泣けましたね。
海音と倫太郎の徐々に近づく距離に心が弾みますが、海音の筋力低下、２か月しか自分にできる残された時間に、胸が詰まります。
優しい倫太郎と、不器用で繊細過ぎる海音の恋は海よりも深くて可愛いけど、どんどん心がざわついてきますね。
Mrエニシも、海音の正体を動画配信者の好奇心で探っているので、海音と倫太郎がこの先どうなるのか次週も放送を楽しみに待ちたい６話でした。
