恋はＤｅｅｐに４話あらすじネタバレ
海音を９か月前に家で引き取り、表向きは「姪っ子」として家で引き取った鴨井（橋本じゅん）。
鴨井は海音が「やらなきゃならないことがある ここに置いてほしい」と言っていたことを思い出すのでした。
倫太郎（綾野剛）は、海音（石原さとみ）の話を聞き、山を守る決心をします。
「山を崩さない」という条件で、雪乃（堀田真由）の土地を購入。
その行動は社内で問題になり、父で会長の太郎（志賀丈史）により、倫太郎はプロジェクトから降ろされてしまいました。
海音とキスをした動画の詳細を人気動画配信者、Mrエニシ（福山翔大）に確認した倫太郎。
光太郎の人柄がどうも引っ掛かる海音は、藍花（今田美桜）に、「誰かにハグするときはどういうときか」を尋ねます。
藍花は「大好きな人にする時」と無邪気に答え、海音に好きな人ができたのかと茶化すのでした。
研究所に到着すると、倫太郎がいて海音は驚きますが、倫太郎はプロジェクトから外されたと近況を報告。
海中展望タワーは光太郎の（大谷亮平）の意向で中止。
プロジェクトを下ろされたのは自分のせいかと聞く海音にそうじゃないと否定する倫太郎。
倫太郎は未だに、海中展望タワーを造る計画をしています。
海音は一旦、蓮田一家の企業、蓮田トラストへ。
光太郎は倫太郎が作った海中展望タワーの模型をゴミ箱に捨て、星ヶ浜の海を守り、大事に育てる方向性を考えることを海音に提案します。
海音はせっかく倫太郎が造った模型を捨てた様子や、光太郎の冷たい態度に違和感を覚えるのでした。
研究室に午後から戻り、倫太郎が海中展望タワーにこだわる理由を問う海音。
倫太郎はなかなか答えようとしません。
染谷（高橋努）や鴨井、藍花は海音と倫太郎のやり取りを見て「絶対にハグしてる」「海音は恋している目」と茶化します。
しかし、鴨井は海音がなぜ、存在しているのかを既に知っているので、「海音ちゃんは海を守るために来たんだよね。もう時間がないよ」と彼女と真剣に向き合います。
藍花は蓮田家の末っ子、榮太郎（渡邉圭佑）と他愛ない話をしていた際に、彼に恋している自分に気付きます。
倫太郎は同じ頃、鴨井海洋研究センターの椎木（水澤紳吾）は海音が何者なのかを倫太郎に問いかけ、倫太郎は図星で複雑な気持ちに。
海音は体温が人肌より冷たいことなど倫太郎も海音が何者なのか気になり始めていました。
海音はその夜、自宅で飼っているうつぼに、倫太郎を見ているとムカムカしたような気持ちになると相談。
帰宅した鴨井が、海音の論文がナショナルネイチャーに載ったと言い、お祝いとして海音が大好物の岩塩を持ってきました。
海音は岩塩をそのまま美味しそうに食べる変わった好物の趣向をしているのでした。
倫太郎が他の女性（泉里香）とどういう知り合いなのか非常に気になり、胸がざわつく海音に対し、うつぼは、「人間なんて信用するな。人間の優しさは偽り」と厳しくぴしゃり。
海音はそれでも倫太郎のことが気になり、ある日の午後、彼の後をつけていくことに。
倫太郎が通りすがりの犬を散歩している人に声を掛け、犬を可愛がる姿や、高齢者の重い荷物を持つ優しさ、後を追いかける海音が倒してしまった自転車を直す細かいことに気付く様子。
さらに、帰社する倫太郎を見つけてハグした女性、遥香（泉里香）に、可愛い男の子がいて、倫太郎には妻子があるのでは？と疑惑は膨らむばかり。
その夜、榮太郎は鶴川（藤森慎吾）に相談し、倫太郎になんとかリゾート都市開発計画や海中展望タワーの仕事現場に戻ってくるよう、後押ししてほしいと伝えます。
そこで、榮太郎は海音や倫太郎を巻き込んで、バーベキューのダブルデートを計画。
夜に、倫太郎は榮太郎と共に自宅で、あの男の子の遊び相手をしていました。
光太郎は相変わらず、倫太郎に冷たくあたります。
その少年は光太郎の一人息子で、遥香は離れて暮らす光太郎の妻でした。
男の子はおもちゃを散らかしっぱなしな状態を光太郎に強く咎められますが、榮太郎や倫太郎は子供好きで、幼い甥っ子をフォローします。
翌日、バーベキューで一緒にやってきた遥香ですが、藍花、榮太郎、倫太郎、海音に差し入れのプリンを渡し、軽い挨拶を済ませた後、去っていきました。
海音は初対面の遥香のことが気になり、倫太郎に対し、よそよそしい態度をとります。
途中で帰ろうとしますが、藍花と榮太郎が誤解を解くために、遥香が光太郎の別れた妻だと説明。
海音は誤解が解け、みんなとバーベキューを楽しみます。
塩を入れたカクテルを飲んで、寝てしまう海音。
やがて、起きてから倫太郎と会話します。
そこで、本当は兄と争う気はないこと、大切な人との約束だから海中展望タワーの設計にこだわり、海洋生物のことをちゃんと考えたいと答えた倫太郎。
彼は、幼い頃、家族で海に行った際に、幼い榮太郎が海に誤って落としたビーチボールを拾って、母はそのまま消息不明・・・もしくは他界した可能性が。
そのことで兄の光太郎に「お前のせいだ、倫太郎」と責められ、いまだにそのことで家族の間に溝を抱えています。
海音が今度は自分のことを聞かれ、広島育ちで、ベトナムで過ごしたこともあったと話します。
鴨井のことについて倫太郎は追求し、海音は自身のことを答えたくなくて、拒否。
倫太郎と遥香のことを未だに疑う海音。
「幼馴染」だと答え、光太郎の別れた妻だと話す倫太郎。
再び、海音は星ヶ丘海岸と関係があるのか？なぜ、星ヶ丘海岸の海と生物を守りたいのかを激しく問い詰めます。
海音は「幼馴染と星ヶ丘海岸で遊んだことがあった」と嘘をつきます。
思わず、混乱する海音にキスをした倫太郎。
その様子をみんなで花火をしようと、花火を手に持ってきた藍花が目撃し、和やかな雰囲気が一変。
みんなと楽しい日を過ごした海音ですが、帰宅し、倫太郎からキスされたことで混乱し、うつぼは海音の「恋する乙女」な様子を見て呆れるのでした。
倫太郎も鶴川と夕食を食べ、キスした話をします。
鶴川は友人の久しぶりの恋の進展を見守ることに。
海音の正体について、倫太郎も気がかりになり、彼女が海洋センターに来る前にいたベトナムの研究所の所在地などを調べますが、パソコンでエラーが。
海音は出勤前に、鴨井が星ヶ丘海岸に出かけたことを彼の置手紙を見て知ります。
しかし、新聞で星ヶ丘海岸の環境が汚れているニュースを目にし、彼女も星ヶ丘海岸へ。
倫太郎は蓮田トラストに来て、海音の異変に気付き、彼も海音の後を追います。
椎木は、海音の論文について、海音の経歴が知りたいと掲載元から電話連絡を受けます。
鴨井はその内容に顔面蒼白。
倫太郎は偶々、海音がサッカーをしていた子供のボールが当たり、頭を打って倒れます。
倫太郎は慌てて救急車を呼び、海音は病院に担ぎ込まれそうになりますが、海音はここで大暴れして救急車から逃げ出しました。
倫太郎は追いかけ、病院に行けないと混乱する海音に「なんで病院行けないの？」と問い詰めます。
「私・・・人間じゃないの」
一見、普通の社会人女性にしか見えない海音はついに、自分の真実のほんの一部を倫太郎に告げるのでした。
来週、海音は倫太郎に自分の真実を打ち明けられるのか？！
恋はDeepに４話感想・みどころ
海音と倫太郎はお互いの存在を意識し、急接近！恋の進展に、胸がときめきますね。
しかし、海音は岩塩が好物、人とは思えない低体温、病院に行けないなど人間でない事情が少しずつ明るみになり、うつぼが言っていたように「人間は信用してはいけない。人間と恋なんてもっといけない」と言われる立場が切ないですね。
一方で、藍花と倫太郎はとてもいい感じで、二人には優しい愛が実りそうです。
倫太郎のトラウマとなっている母がいなくなった原因、海中展望タワーを造ると幼い頃母に夢を語っていた子供時代、光太郎との溝・・・。
海音と同じくらい、倫太郎も自分のことについては必要以上に他人に聞かれる事、ずかずか入ってこられることが怖いのが、海音との会話を通して伝わってきますね。
泉里香さん演じる遥香が、光太郎の別れた妻で一人息子のいる母で安心しました。
遥香が光太郎と別れるのもちょっと納得。
父の顔色を伺い、優等生で完璧主義な光太郎は他人にも家族にも厳しく、幼い一人息子を叱るにしても少し、声が大きくて威圧的で、モラハラっぽさが伝わりました。
それでも、光太郎の一人息子は、榮太郎と倫太郎という２人の叔父に、実の子のように愛情や叱られてもフォローしてくれる良心的な大人が傍にいて良かったと思います。
でも、光太郎や栄太郎、倫太郎のことを知っているとはいえ、倫太郎とは幼馴染とは思えないほどの距離感ですね。
ハグの瞬間が特に。
恋人か元カノかと思うぐらい馴れ馴れしいなとちょっと思ってしまいました。
前向きで明るく、人見知りしない遥香は、愛想が良いので、友人になりたいと思わせる魅力もありました。
海音にとって今後、彼女と倫太郎の恋を応援してくれるような優しい人物であってほしいです。
家族についてそれぞれの悩みを抱えた海音と倫太郎がいつか家族の理解を経て結ばれるのか、海音が本当の姿になって、またいつか会えることを信じて、倫太郎と決別するのか今後も楽しみです。
