このマンガがすごい! 第3回
放送日:2018年10月
テレビ東京金曜
このマンガがすごい! 第3回のあらすじ
森川葵のオタクっぷり
オープニング…、いつもいつも同じというわけではないのだと、第3回目で気づきました。
主題歌は、蒼井優の推しのアンジュルムの「タデ食う虫もLike it!」。
ソファーから立ち上がり、地味に自然な感じで踊り続けるのかと思いきや、しっかり踊りきる姿に思わず笑みが浮かびました。
しっかり腰を落とし、しっかり反る振り付け。それを堂々とテレビで出来るのはファンとして気持ちいいことでしょう。
今回は、初めての女性ゲスト・森川葵。
森川葵から発せられるマンガのタイトルがまるで何かの呪文のようでした。
蒼井優の表情からもそんな風に感じられます。
「NHKにようこそ!」の内容を知らないだけでに、「すごく過激だけど…」「深夜だから?」という言葉にとてもドキドキしました。
引きこもり特有のプライドの壊し方
蒼井優と森川葵は原作者の滝本竜彦さんに会いに行きました。
原作者に会えるというのはファンである誰にとっても嬉しいことでしょう。
滝本さんの自宅は、「日本ひきこもり協会の本部」という森川葵の発想がとても愉快です。
実際に滝本さんは自分を投影しているとのことで本部で間違いはないのだと思います。
滝本さんは恥ずかしい部分を世界に娯楽として出そうとするとすごく恥ずかしくなり、原作となる小説を書くことができなくなったと話していました。
そんな滝本さんを救ったのが瞑想。
そして、外に出かけては、知らない人に声をかけるという大胆な行動を取ったと話しています。
蒼井優も森川葵も感じたように、とてもレベルが高い行動だと感じましたが、引きこもり特有のプライドが破壊されていくのはなんだかとても気持ち良さそうです。
そして、そんな行動こそが、身の回りの人との関係を良くするというのだから、引きこもりでなくてもそれを応用しない手はありません。
ましてや滝本さんのように恋人を作れる可能性も出てくるのですから。
ファンの存在
森川葵は滝本さんから、実写化を快く勧められ、アレンジを加えてもいいと言ってもらえました。
原作者から直接そう言ってもらえるのは会えた以上に嬉しいことでしょう。
だからこそ余計にプレッシャーがかかったのか、登場人物の中原岬を演じることに不安を感じているようでした。
そこに突然沸いて出てきた森川葵のマネージャー。
マネージャー自身、マネージャーに付く前に塞ぎ込んでいたそうで、その時に森川葵の作品を観て前向きに頑張ろうと思ったと話していました。
その作品の数は森川葵も驚くほど。
そんな人がマネージャーであることはとても嬉しいことであり、この番組があったからこそ聞くことができた生のファンの声だと思います。
蒼井優がアンジュルムのファンであるように、森川葵が滝川竜彦さんのファンであるように、マネージャーが森川葵のファンであるように、誰かのファン、何かのファンであることは私達の生活に欠かせず、それはお互いの力になるのだと感じた回でした。
このマンガがすごい! 第4回の期待や予想
次回は、でんでんさんが選ぶ「おそ松くん」。
「おそ松くん」は昭和の有名なマンガです。
ここまで平成の、若い人が読むマンガであり、20代~30代のゲストでしたが、一気に年齢層もあがり、蒼井優がどんな風にナビゲートするのか、でんでんさんから「おそ松くん」に対してのどんな魅力が語られるか、これまでと違った新鮮さを感じることができそうです。