こっち向いてよ向井くん

こっち向いてよ向井くん1話 恋愛迷子向井(赤楚衛二)登場

こっち向いてよ向井くん1話あらすじネタバレ

向井は、周りの同僚が結婚して、子供がいることと自分自身に違和感を抱きながら過ごしています。

向井悟(赤楚衛二)33歳、性格も良く、仕事もできる彼は、元恋人の藤堂美和子(生田絵梨花)との10年前の恋を引きずり、恋に臆病に。

ふと、会社に戻る途中、歩道橋の下で、坂井戸滉希(波留)を見かけました。

母の向井公子(財前直見)、妹、武田麻美(藤原さくら)、麻美の夫でスパイス&バーを営む、武田元気(岡山天音)との賑やかな実家暮らしをしています。

「いつまでこの家にいるの?広島の転勤から、新しい家は見つかるまでって言ったよね」

麻美にも指摘され、自分の現状を変えたいとモヤモヤする向井。

10年前、元恋人の藤堂美和子(生田絵梨花)から、当時23歳の頃、「何から私を守るの?守るとか上から目線」と失恋。

そんなある日、向井の職場に中谷真由(田辺桃子)が入社してきました。

コピーがうまくとれない中谷をフォローする、向井。

仕事帰り、向井は中谷が帰る方向が同じなので、思わず声を掛けました。

そこで、元気(岡山天音)と偶然、合流し、彼の経営する店で中谷と夕食をとる、向井。

中谷はコピー機の詰まりも対応できないほど自分が世間知らずなことを謙遜。

控えめで真面目な中谷に、今度は好きなアーティストの話題をふりました。

間もなく、中谷が先に帰り、元気は向井に恋のアシストをするとフォロー。

その後、坂井戸が店を訪れ、向井と知り合うことに。

坂井戸の同僚たちと共に、流行りの「はぁっていうゲーム」というカードジェスチャーゲームにチャレンジ。

「妹の麻美のこと、元気くんこそ守れるの?」という向井。

「守るってなに?盗賊に襲われるわけでもないし、自立しているし、私は守りたいなんて言われたら見下されているなって思う。」

坂井戸の現代的な女性の価値観に、自分の女性を守りたいという考えは勘違いだったのかと疑うようになる向井。

翌日、中谷と話し、彼女がカレー好きなことを知りました。

その日の夕方、晩御飯に職場の同僚たちに声を掛ける向井ですが、子育てなどでパス。

そこで、向井、中谷、カサイ(犬飼貴丈)らと元気の店でカレーを食べます。

中谷のことが気がかりな元気。

「あれから10年、給料も上がったし、仕事も余裕出来てきたし、今の俺なら…」と期待を抱く向井。

向井は同僚、笠井(犬飼貴丈)と共にさらなる2次会へ行こうとする中谷に同行。

なんとしても中谷を守ろうと親身になります。

「今月のお誕生日係になったんですけど、何をしたらいいかわからなくて。すみません…他に頼れる人いなくて。」

「駄菓子とかで大丈夫ですよ。そんな考えなくても。じゃあ今から見に行きますか」

中谷と共に、同僚へのプレゼントを探す向井。

中谷は、向井には鹿の角、笠井にはキーホルダー。

向井は10年前に、美和子からエゾシカの角をもらったことを思い出し、嫌がらせなのかと疑います。

しかし、その目的はなく、元彼女との優しい思い出を新しい思い出に上書きしようとしたのだという中谷。

「付き合いますか?」

ところが、中谷は、笠井と交際することに。

向井は、坂井戸滉稀(波留)に、笠井と中谷の事を相談。

「守る?守るって…。あの笠井さんへのリアクションだったってことではないですか?」

中谷が、笠井と向井を天秤にかけたのではないかと予測する、坂井戸。

誕生日係のプレゼントを選ぶ時、向井は、笠井が人のプレゼントに難癖をつけることを中谷に指摘したことを思い出しました。

「彼女からしたら意見を聞かずにこっちの行動を制限する人はね…。」

向井は、坂井戸から、中谷が最初から向井など眼中にないこと、向井が相手の持ちを考えずに行動していることを猶更、指摘。

「自分が付き合いたいって本当に思っていた?なんとなく可愛いこと付き合って、なんとなくうまくいくことなんてないよ。自分基準で、一般論で彼女に接していない?後輩に横取りされて一時的にむかついているだけかな。みんな欲しいものはちゃんと欲しいって思っていると思うよ。」

向井は自分基準生きてきて、とうに滅びたはずの不変的な家族観を持っているのかもしれないと自己嫌悪。

「なぁ、笠井、ほしいものってちゃんとある?」

「当たり前じゃないですか。」

歩道橋で坂井戸と再会。

坂井戸はずけずけ言いすぎたことを向井に謝りました。

「女の子はみんな守りたいと思われるのは嫌なの?」

「女の子には人格がないの。」

一方、坂井戸は姉御肌のように、向井に女心をアドバイスしたものの、同じ会社の環田(市原隼人)から、イヤリングを褒められ、彼に片思い中。

またしても意味深なことを坂井戸から言われ、彼女を一目置きながら前に進む、向井なのでした。

こっち向いてよ向井くん1話感想・みどころ

向井は、優しすぎますよね。

誠実で人を守りたいという気持ちが強いですが、今どきの女心をちっともわかっていないことを坂井戸に指摘され、成長するのが楽しみです。

私は向井の「守ってあげたい」というひたむきさに惚れちゃいそうでした。

ところが、現代女性の自立心や、生き方、恋愛観がだいぶ変わってきていて、私も向井と同じ迷子なんだなと思ってしまいました。

坂井戸は向井にとって、頼れる存在になりつつあり、客観的に広い視野を持っていると思いました。

同じ会社の先輩、環田に恋する目をした、坂井戸は可愛かったなぁ。

向井に恋をしていると思われていた、中谷がなんと、笠井と交際することになった意外な展開。

てっきり笠井がヒロインだとばかり思っていました。

向井が迷いながらも様々な女性と出会い、典型的な人生のルートから抜け出し、自分の本当の幸せを探していく今後の展開が楽しみな1話でした。

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