シッコウ~犬と私と執行官~2話あらすじネタバレ
動画クリエイターの轟羽人(細田善彦)は、相方、山田(内野謙介)がもう動画を撮るのをやめると決別を言い出し、山田の家に突入。
壁にいたずらをし、裁判で訴えられました。
ようやく就職を決めたペットサロンの社長、上原美鶴(板谷由夏)が夜逃げしてしまったことで、突然、仕事を失った、ひかり(伊藤沙莉)。
そんなひかりの元に執行官の小原樹(織田裕二)が表れ、ひかりを東京地方裁判所南目黒部へ連れて行きました。
小原は同じ執行官の同僚たちの前で、ひかりを執行補助者に任命。
何よりもある理由で犬が苦手な小原は、犬の扱いに慣れているひかりを「犬担当の執行補助者」にし、その犬の脅威から守ってもらいたいと提案するのですが…
執行補助者になったひかり。
優秀な事務員の栗橋祐介(中島健人)から「執行の手順」や「動産」と「不動産」の違いなどマニュアルをレクチャーしてもらうことに。
執行相手は、先程裁判で訴えられた、人気EXチューバーの「ハット」こと、轟羽人(細田善彦)。
元相方の「ブケショ」山田史嗣(内野謙太)からの動産執行の申し立てにより、差し押さえの執行手続きを開始した小原達。
日野純二(勝村政信)、渋川万亀夫(渡辺いっけい)、間々田稔(菅原大吉)や、小原は、江戸時代からの犬の役割を説明。
犬の扱いのひどさに犬好きで動物を愛する、ひかりは反論。
また、小原からどんなに相手に事情があっても、執行官として厳しく対応する心得を教えてもらいました。
しかし、執行補助として仕事を試みることに。
早速、ひかりと共に、轟の家に向かうものの、大型犬に怯んで、ひかりを頼る小原。
ひかりは手慣れており、大型犬を優しくフォローして、小原が通りやすいようにします。
しかし、轟は留守。
後日、三戸夏奈(駒井蓮)、由比千尋(ファーストサマーウイカ)、鵜沼雪乃(中川紅葉)の動物保護カフェを訪れたひかりはリラックスもかねて、執行官補助としての仕事を始めた近況を伝えました。
難しい仕事内容に取り組むひかりを見守る三戸含めた友人達。
また、ひかりの職場にいる小原、日野、渋川らの話題に触れると、雪乃は「おじさま最高」とときめくのでした。
鍵担当の砥沢譲吉(六角精児)は、自らを解除のプロ「ロックスミス砥沢」と自信満々で、ひかりや須川悟(モロ師岡)、小原を仕事前の緊張感を解くために笑わせるのでした。
解錠で部屋に入る小原やひかりたち。
絵画などを含めた私物に差し押さえのシールを貼っていく小原。
間もなく、轟によって、動画チャンネルでネタとして生配信されてしまいました。
「なにそれ知らねぇし。俺、本名NGなんで。はい、裁判所の人がいきなり訪ねてきました!チャンネル登録お願いしまーす!」
轟のチャラさに圧倒され、呆れるひかりたち。
意地汚い轟の手口に怒る小原。
後日、差し押さえ対象シールを貼った羽人の私物の売却の日に訪ねるひかりたち。
「債務分を全額支払うから中に入って金を受け取りやがれ!」
余裕の羽人に鬱陶しさを感じる小原と、小原のために執行補助として、犬の対応をするひかり。
羽人がお金をちゃんと払えば執行の任務は完了になるとひかりに教える、小原。
なんと、貯金した小銭をペットボトルに詰めて持ってきた、羽人。
「今日中に小銭ではなく、紙幣でお支払いくださいね。」と小原。
「23時55分かなぁ。その時間じゃないと払えねぇけど」
「非常識ですね。わかりました、必ずお支払いいただけるなら改めて今夜、伺います。」
時間外の仕事や、小原が犬が大の苦手ということもあり、長窪(笠松将)に協力をしてもらい、23時30分に集合することにした、ひかりたち。
そして、轟の家に着くと、小銭が…。
一定の小銭を受け取れば後は受け取らなくていいという制度を栗橋祐介(中島健人)は、ひかりに説明。
いつまでも支払いを引き延ばしにする轟の様子に、ひかりは何か理由があるのではないかと考えます。
ひかりに対して、犬の世話をまた押し付ける、羽人。
いい加減な態度にひかり、小原、栗橋、渋川、長窪らは苛々。
そこで、3日後の同じ23時55分に再度、訪ねることに。
自分の動画配信を見て何か物思いにふける、羽人。
羽人は小銭をまた用意し、待ち構えていました。
ひかりらに対し、小馬鹿にした態度で挑み、大きなお金と言って、一万円を渡します。
367万6252円を支払うことを怒りを抑えながら、小原は伝えます。
ひかりは、小原に既に羽人から1万円還ってきたこと、羽人は1万円ずつと小銭で払う意志があると、小原の怒りを鎮めました。
羽人はあと残り1万円を支払えば完済。
「俺もうそんなにねぇよ。相方の山田の協力があればなぁ」と呟く、羽人。
しかし、金額がギリギリのあと一桁なものの、ひかりたちは羽人を許すことに。
後日、ペットカフェに、相方の山田が妻と訪問。
フレンチブルドックを飼うことに。
ひかりは決別してしまった、山田と羽人をめぐり合わせ、和解させる目的が。
犬好きの2人は、お互いの飼い犬を通じて再会。
悪態をつきながらも仲直りをする羽人と山田。
ひかりたちは次の案件に向かいます。
シッコウ‼~犬と私と執行官~2話感想・みどころ
動画配信者で、強気な姿勢の羽人。
同じ動画配信者の山田に迷惑を掛けても余裕ぶっていて、手強い相手だなと思いました。
彼の家の壁を汚し、執行官の小原の苛立ちを感じさせる羽人の様子に本当に支払う気があるのかなと思いましたね。
ところが、ひかりや小原達を挑発する態度をとりながらも羽人は支払う気は何とかあるのが救いでしたね。
夜中という非常識な時間に呼び出し、1万円ずつと小銭をひかりたちに数えさせるなど身勝手な行動の数々。
犬嫌いの小原にとってひかりは、自分を守ってくれたり、今回の羽人のような、温厚な栗橋すら苛立たせる存在の羽人の態度に共感です。
今回のエピソードでは、あと一万円不足しても許してしまうひかりたちが寛容すぎる。
結局は相方と仲を取り戻したいという羽人の寂しさと孤独も伝わりました。
羽人と山田の共通点を察知したひかりの粋な巡り合わせが素敵でしたね。
羽人が犬を通じて、大学時代からの山田との仲を取り戻せたけど、残り1万円は支払ってほしかったなぁ。
どんな依頼でも、執行官補助として立ち向かうひかりと小原の活躍が今後も見逃せない2話でした。