真夏のシンデレラ

真夏のシンデレラ9話 匠(神尾楓珠)が思わぬ行動に出た!

真夏のシンデレラ9話あらすじネタバレ

夏の間、働き詰めだった、夏海(森七菜)。

父の亮(山口智充)から、遅めの夏休みをもらいました。

「普段、夏海のおかげで店が回っているし、サップの仕事も休みだろ?どっか行ってパーッと遊んできなよ。掃除は父さんがやっておくから。」

しかし、いざ休みをもらっても、何をすればいいのかすら分からない夏海。

「夏海がずっと頑張っていたからだよ」

「うん、ありがとう。でも8月のカレンダー破いた時ちょっと切なかった。自分が休みってこと、夏を過ごすのが終わっちゃったって気がして。」

それを知った匠(神尾楓珠)は、「好きに過ごせばいいじゃん、休むのが下手な人いるんだなぁ」と助言。

その際、夏海は最近、好きなアーティストのライブがあることを知りますが、チケットは既に完売。

「まぁいいや、愛梨も泊りに来るし、家でだらだらしようかなー」

その頃、健人はアメリカ帰りの同僚、安藤皐月(山崎紘菜)から休日は何をするか聞かれました。

「読書とかかな」と答える健人。

「夏海ちゃんと行けばいいのに、ご飯とかデートとか。良かったら私とご飯行かない?」

「え?冗談だよ」

夏海の部屋に泊まりに来た、愛梨(吉川愛)は、修(萩原利久)と交際を始めたものの、彼が毎晩電話してくることに少しだけ困惑していました。

今までの彼氏にいなかったタイプだと、夏海に愚痴をこぼす、愛梨。

「連絡がこなくて困る方だったんだ、今までの彼氏。」

「ああ、愛梨が待っている方だったんだね。」

一方、守(白濱亜嵐)もそんな修の甲御堂を気にして、「修は浮かれていないけど、愛梨ちゃんも同じ考えとは限らないだろ。」と助言。

しかし、修は、「守に言われた通り、基本ルールは自分の気持ちを正直に伝えるという基本ルールは守っているから大丈夫」と反論。

「でも時と場合に寄るからな。恋愛は一筋縄ではいかないよ。」

「大丈夫、守の言う通りにしているから。」

匠は健人に電話をして、夏海が夏フェスのライブに行きたがっていることを伝えました。

皐月は、夏海に彼女の店「Kohola」で仕事をさせてもらった分、ライブチケットの件について、友達がチケット情報に詳しいので、力になると言いました。

夏海が漫画やCDを楽しんでいると、皐月から電話が。

「夏海ちゃんが行きたがっていたライブチケット、取れたよ。私は健人から聞いて、健人は匠君から聞いたよ。友達似たのでライブチケット4枚とってもらったからみんなで行こう!」

「有難う御座います」

その後、健人にメールをした、夏海。

「健人くん、皐月さんがチケットとってくれたこと知ったよ。ありがとう。」

「夏海に会いたかったから。一緒に行こうね」

その頃、修は愛梨に電話。

資格の勉強をしていた愛梨は、声が聞きたかったから電話をした修との距離感に戸惑います。

「どうしたの?」

「声が聴きたかったから…」

「ごめん、修君には正直言えばよかったね。あまり連絡が多すぎると困るんだ。私、素対英ストの次の試験があるんだ。次は絶対合格したいから…しばらく連絡を控えよう?修君も仕事忙しいでしょ?」

「うん、ごめんね。わかった」

修はこの件で落ち込み、守の前でも顔が曇り気味。

「Kohola」には、理沙(仁村紗和)と、村田翔平(森崎ウィン)、一人息子の春樹(石塚陸翔)。

亮が自慢のカレーを振舞っているところ、早川佑空(水上恒司)が後輩たちを連れだって来ました。

「早川先生!」

「えっと、春樹の小児科医の先生ですよね?いつも春樹がお世話になっております。」

宗介に挨拶をする、村田。

「先生にお医者さんの話が聞きたい。一緒に食べようよ!先生、僕にお医者さんが使う聴診器くれたよね」

「そうなんだ、春樹…先生はお友達と来ているから」

村田が窘めます。

春樹は無邪気に、理沙と父の、村田、早川の気まずさが理解できず、わがままを言いました。

「春樹君、今、春樹君も家族と一緒に来ているだろう?先生とはまた今度ね」

早川は、後輩たちから今の理沙との気まずさを突っ込まれました。

「そんなんじゃないよ」と笑ってごまかすしかない、早川なのでした。

そこへ、海斗が帰宅し、春樹の相手をしてくれることに。

「海斗くんよく春樹の面倒みてくれるよね。もしかして彼とも?」

「いや、あの彼と後輩君たちは春樹のことみてくれて助かっているんだ。」

「理沙、いつも我慢して、自分の中で言いたい事言えなくなっていたでしょ。彼にそれ以上に気持ちはない?俺は理沙が言いたい事から逃げてきた。その結果が今でしょ?だから今度はちゃんと理沙の気持ちが聞きたい。」

「…私は早川さんのことが好きなんだと思う」

「…そっか。」

「でもこの気持ちは言わない。今の私は何よりも春樹の母親だから。この気持ちは胸に仕舞っておく。」

そして、ライブ当日。

夏海、匠、皐月、健人とライブへ。

「夏海ちゃんってライブ好きそうだね」

「いつも仕事で行けないんです。」

「そっか、そういえば健人もそうだよね?」

「だから楽しみ。」

なんと緑黄色社会がゲスト。

夏海が小柄なこともあり、健人は夏海が見やすい場所を配慮。

夏海と健人は、緑黄社会のMCで、「今、恋している人いるー?」という質問に反応。

そんな2人を見て、夏海が好きな匠と、匠が好きな皐月は気まずさを感じながら見守ります。

夏海のキラキラした可愛い瞳を見て、健人は尚更、惚れます。

「俺この曲好き!」

「私も!」

息がぴったりの2人に、ますます作り笑顔な匠と皐月。

ライブ終わりに、匠は健人にチケットを用意してくれた礼を告げました。

「ありがとう、チケット用意してくれて」

「俺もチケット、皐月に用意してもらったから。」

「おすすめのレストランあるから、みんなで行こう。お腹空いた。」

「今日は本当にありがとうございました。みんなのおかげで見れたライブだから、匠も健人も皐月さんも有難う御座います。」

「こんな丁寧にお礼を言われると思わなかったよ。健人良かったね、素敵な人を見つけて。夏海ちゃんも良い子だよ。でもさ、恋愛はでもこれからが大変だよね、だんだん考えることも増えるよ。たとえば親が認めてくれるかどうかとか。最終的に親が認めてくれる相手じゃないとうまくいかなくなるよね。」

「それは関係ないんじゃないんですか?お互いに好きなら周りの意見、気にしなくても。」

「私は現実そうじゃないと思う。そういうの気にしてきたし。健人の家はそうじゃないの?」

「え…」

「夏海ちゃん、夏海ちゃんのもう行ってもいい?」

「そろそろ帰らないと、亮さんたちに土産買うって言っていたよね、夏海」

「ああ…そうか。じゃあね、健人君」

「じゃあ私達もどこかへ行く?ちょっと散歩しよう。ごめんね、夏海ちゃんの前で健人の家の話しちゃって。健人は夏海ちゃんとの将来のこと本気で考えたりしてみた。ごめん…余計なお世話だったよね。でもとられちゃうよ、匠くんが夏海ちゃんを好きなこと。」

「楽しかったね、海斗とお父さんにもお土産買わなきゃ」

「夏海、さっき五月さんが言っていたこと、気にしなくて良いと思う。本当に好きならそれだけでずっと一緒にいられると思うから。だからあんま考えすぎるなよ」

「うん、ありがとう」

愛梨と距離を置かれている修。

守は腕を振るって料理を作り、ご馳走。

「仕方ないなぁ俺が聞いてやるよ。全部お見通しだから。」

「何もないから」

「修、お前は俺と健人しか相談相手がいないだろ?職場で怒られた?愛梨ちゃんと喧嘩した?」

「喧嘩もしていないし怒られていない。俺は恋愛、必要ないのかも。恋愛がなくても今まで問題なかったし、今の俺は俺じゃない気がするんだ。だから一度、距離を置いた方が良いかと思って。」

「修君、冷静になれって。そんなこと修の自己解決で済ませていい話じゃないだろう?ちゃんと考えろって」

「分かった。」

その夜、夏海は匠と共に帰宅。

「お父さん、夏休み有難うね」

「じゃあまた来年の夏に向けて3人で力合わせて頑張ろう!」

ふと、匠は夏海がお土産を買っている時にタイミングで見つけたクジラの風鈴をプレゼント。

「なんで?誕生日でもないのに」

「お土産。東京、土産」

「一緒に行ったのに?」

「いいだろう。」

2人で風鈴を付け、風鈴の音で夏を感じます。

「これでもうさみしくない?夏海この前言っていたから、8月も終わって夏もこのまま終わるのが寂しいって。でもこの音があればいつでも夏の気分になれると思って」

「風鈴で涼しくなるって。頭が勝手に風が吹いたら体温が下がるって風鈴を知らない国の人は体温が下がるって。それ聞いた時、昔からずっとあるものは身体にしみこんでいると思ったんだ」

「昔からずっとあるもの?」

「そう…」

「夏海、それって俺と夏海も同じかな。今までは夏海の存在が近すぎて言えなかった。でももう違う。夏海と一緒にいたい。今までもこれからも…ずっと。夏海の傍にいたい。一番大事にしたいって気付いたから。」

真夏シンデレラ9話感想・みどころ

夏海と健人、匠に加え、皐月という存在が夏海たちにとって新しい扉を開いてくれそうな前向きな展開に見えた前半。

ところが、皐月はなんと、健人が好きなあまり、夏海に対して早くも対抗心を見せましたね。

「好きなだけじゃ長く続かない。親が認めてくれなければ、先に進めない」

夏海への皮肉でもありますが、現実的に生きる年上の彼女からの夏海への厳しいアドバイスだと思いました。

皐月は健人に休日何しているか、夏海と過ごさないのかなど匂わせて聞いたり、夏フェスでは、夏海と健人の距離が近いことを匠と気まずそうに見ていましたね。

ところが匠と同じ感覚だと思っていたところ、「好きなら周りがどう言おうと気にしなければいい」という発言。

匠の意見は少し10代のような幼さがあるなと感じました。

愛しているならそれだけで良いというわけじゃないのが、恋愛ですからね。

さて、愛梨と修の微妙な距離感は、修の愛梨から避けられてしまったのではないか?という不安が滲み出ていて、初心で応援したくなりました。

守の落ち着いたアドバイスと温かい料理は、修の心を前向きにしてくれたに違いありません。

愛梨と修は、少しずつお互いの距離感に気付いて成長できることでしょう。

さて、終盤に、夏海と自分も風鈴のように昔からずっとあるものとして捉えた匠。

「夏海と一緒にいたい、夏海の傍にいたい。一番大事にしたいから」

1話では、夏海を「女としてみれない」と振ったり、恋人でもないのに、キスをしたりなど傷つける行動もとってきた匠。

しかし、匠が風鈴を買った時も前回、線香花火をした時も、夏海を諦めきれない彼の焦りがちょっと切ないですね。

いや、もう夏海のことは潔く諦めて、友達でいようよ、匠。

でもこの恋はぜったい吉と出ないと思う9話でした。

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