まんぷく 第1話のあらすじ
昭和13年。日中戦争が終わり、軍事景気で賑わう大阪。
この春に高等女学校を卒業した今井福子は、咲と克子のを2人の姉を持つ三姉妹の末っ子。
克子は結婚をして別に家庭を持っていたが、福子は母・鈴と咲と暮らしていた。
福子は大阪一大きい大阪東洋ホテルに電話交換手として就職。
咲は結婚を控えていた。
まんぷく 第1話の感想
「半分、青い。」ロスになりつつも始まった「まんぷく」。
予備知識が全くないまま観始めました。
これまで朝ドラを何作か観てきましたが、1話からわくわくし、1話にしっかり内容が詰まっているのは初めてかもしれません。
わくわくするのは安藤サクラさんのくったくない笑顔や福子の明るさからなのかもしれません。
満面の幸せそうな福子の笑顔を見ると毎朝元気になれそうです。
しかし、実際のところは今井家は裕福ではなく、福子の女学校時代のお弁当はちりめんじゃこのご飯。
だけどそれを感じさせない笑顔と明るさが福子という人間が作り物でないということを表現していると感じました。
1話を観ながら意外に感じたのは、福子の親友・敏子とハナが進学していることでした。
女学校卒業後はお見合いというイメージがこの時代にあったので、敏子は別にしても、女性が学問を学ばせてもらえるなんて有難いことではないかと感じました。
そして、福子も大阪一のホテルで電話交換手という職業に就けることも、この時代の女性にしてはとてもすごいことなのではないかと思います。
フロント係はべっぴんしかなれない、電話交換手になった福子は…といった遠まわしな言い方に、福子だって可愛らしさがあってチャーミングだと思ったのですが、フロント係の保科恵役に橋本マナミさんは反則です。
今の時代でも素晴らしい美しさなのだから、昭和の初めとなると引く手あまたなことでしょう。
当然のことながら初めて「まんぷく」を観たわけですが、母・鈴が結婚した後の妻としての役目を咲に語っている時には「関白宣言か!」と思わずツッコミを入れたくなりました。