まんぷく 第11話のあらすじ
咲の容態に覚悟が必要となった今井福子と母・鈴、そして、もう1人の姉・香田克子。
咲を取り巻く家族は悲しみに暮れた。
咲を診てくれている医者はヤブ医者だ。それを紹介してくれた橘萬平とは関わるなと言われ、福子は同調し、頷くしかなかった。
そこに咲の危篤の報せが入り、福子は鈴と共に病院に駆けつけた。
まんぷく 第11話の感想
咲の容態が急変し、もう何日ももたず、覚悟が必要だと言われました。
真一が本当のことを話したと聞いた咲はもう隠し切れないのだと諦めた様子。
咲が不在となり、姉として鈴にきちんと話をする克子の今井家の娘としての責任感を感じました。
今井家・ 小野塚家・香田家では悲しみに暮れるしかない一方、物語の半ばではと声をあげたくなる驚くことが続きました。
前話で保科さんにも缶詰を渡した野呂さん。
その理由を聞かないでくれと言っていましたが、今日また保科さんに缶詰を渡し、福子へ伝えられなかった想いを教訓に、保科さんへ告白をした時には視聴者の誰もが驚いたことでしょう。
フロントに戻れば、牧さんが現れ、牧さんまでも保科さんに告白するとは保科さんでさえも予想しなかったことでしょう。
福子に缶詰を渡した野呂さんは本当に福子に元気になって欲しかっただけ。咲のためにと薬を持ってきた牧さんも咲に元気になって欲しかっただけ。2人には純粋な人間愛を感じました。
さらに今回登場場面が少なかった橘さんは、世良さんとの友好関係を一方的に深められてしまいました
立花さん。世良さん。野呂さん。牧さん。
この4人が中盤におもしろおかしく出てきたのは、これから起こることを緩和するためだったのだと思います。
咲が危篤との電報を受け、病院に向かった福子と鈴。
鈴の強い声に1度は目を開けましたが、「ごめんなさい」「ありがとう」を伝えて咲は目を閉じ、開けることはなくなりました。
こうなることはなんとなく予想はしていましたが、咲の死に涙を流す福子、真一、鈴、克子と共に涙を流さずにはいられませんでした。
咲の訃報を福子は立花さんに知らせました。
咲が元気になったら立花さんと会えると思っていただけに、これから福子と立花さんはどのように関係を修復していくのか次話以降がとても気になります。