まんぷく 第12話のあらすじ
昭和17年夏。
アメリカ、イギリスの連合国を敵に回した戦争は日本の勝利が続いていた。
しかし、人々の暮らしは苦しくなる一方。
戦争の影響で、今井福子が勤める大阪東洋ホテルも客足が遠のいていた。
姉・咲を亡くした福子は、仕事中は笑顔を見せていたが、1人になると涙を流さずにはいられなかった。
咲が元気になったら橘萬平に会う約束も、咲が亡くなったことで会うきっかけを失ってしまったが、咲の夫・小野塚真一からかけられた言葉に、福子は萬平に会いに理創工作社を訪れた。
まんぷく 第12話の感想
咲が亡くなり、仕事では笑顔を見せていた福子ですが、どんなに楽天家の福子でも無理に笑顔で振舞っているのだろうと思えました。
案の定やはり1人になると暗い表情をし、咲のことを思い出しては涙を流さずにはいられない福子です。
咲が元気になったら立花さんに会う約束をしていたけれど、亡くなってしまった以上、その約束もどうしていいものか複雑に感じるのも当然のこと。
とうとう「まんぷく」でも“赤紙”という言葉が出てきました。
その深刻さとは裏腹で、笑顔になってしまうことが起こりましたね。
毎日の定番となりつつある野呂さんと牧さんの登場です。
今日は、野呂さんは牧さんに先手を打たれてしまいました。
野呂さんも何かを言葉にしようとした様子ですが、牧さんは保科さんにプロポーズを申し込みました。
野呂さんは同じ職場なので保科さん呼びは仕方の無いことかもしれませんが、牧さんは恵さん呼びです。
でも、そんな牧さんも白馬・蘭丸が兵役に取られてしまいました。
だから、先手ぐらい許してあげたいと思います。
咲が亡くなり、1人になった真一を福子は訪れました。
真一さんは少しやつれていると感じました。
そして、真一さんの元には赤紙が…。
こんな時に…という気持ちもありましたが、こんな時だからこそ…という気持ちです。
真一さんは福子と橘さんのことを気にしてくれていたようで、立花さんへの福子の想いを聞いて力づけてくれました。
福子は何か心を決めた様子。
「大事な人が生きてそこにいるなら簡単に手放してはいけない」
咲を亡くした真一さんだからこそ、その言葉には説得力があります。
理創工作社を訪れ、立花さんに会えなかった理由を話した後、福子は何かを言いかけました。
立花さんと交際を続けたいだとは思うのですが、軍事物質横領で橘さんが逮捕という想像しなかった事態が起こります。
立花さんがそんなことをするはずがありません。
その裏にはもしかして加地谷さんが絡んでいるのではないのでしょうか。