まんぷく 第132話のあらすじ
立花萬平は、欧米人が麺をすすれないことを知り、麺の長さをまんぷくラーメンの半分にすることにした。
新しい麺のサンプルを自宅に持ち帰った萬平は、福子に手伝ってもらい、麺を揚げる最適な温度と時間を探し始める。
まんぷく 第132話の感想
新しく作るまんぷくヌードルは、海外販売を視野に入れていました。
そんな矢先、幸が外国人の友人を家に連れ帰ってきたことで、萬平さんは大きな問題を抱えます。
欧米人は麺がすすれず、口に沢山の麺を含むため、ラーメンはとても食べずらい食品だったのです。
萬平さんは、麺がすすれない欧米人のために、麺の長さをまんぷくラーメンの半分にすることに決めました。
源は、大問題というほど問題ではなかったのではないかと言いますが、萬平さんはこのことに気づく気づかないでは違うと言いました。
萬平さんの言葉を聞いた源は、自分の考えが浅はかだったと思ったかもしれません。
カップは、壊れやすくて重いという理由でガラスや陶器は使えず、金属は薄くすると中の熱が伝わって熱くなり、プラスチックも熱くて持てず、容器の開発は進んでいませんでした。
新しい素材を探すか、それともカップ自体を開発するか、萬平さんは、さらに開発を進めていくよう指示をします。
麺は、まんぷくラーメンより少し太めで、コシのあるサンプルができあがっていました。
しかし、スープエキスとうまく絡むかどうかはまだわかりません。
スープエキスは、熱を加えると元のスープのような味に戻らず、開発は難航していました。
開発が進まない中、1人気になる人物がいます。
麺を作る久坂は、まんぷく食品がいづれ薬品も手がけると聞き、入社をしました。
しかし、今やっていることは麺作り。
大学で生物化学を学んだ意味がないと嘆きます。
本当に意味がないのでしょうか。
きっと役立つこともあるのではないかと思うのですが、久坂のその気持ちが、何か問題にならなければいいと思うばかりです。
萬平さんは、麺のサンプルを自宅に持ち帰りました。
自宅の台所で、麺を揚げる研究をするためです。
萬平さんが家に仕事を持ち帰ったということで、福子はそれを手伝えることを喜びます。
しかし鈴は、また台所が占領されるため、小言を萬平さんにぶつけます。
萬平さんと鈴は、家に仕事を持ち帰らないという約束をしていましたが、萬平さんは約束を破っているにも関わらず、小言を言う鈴に黙って欲しいと言う始末。
萬平さんはここでもまた強気でした。
萬平さんが自宅の台所を占領するがために不満が溜まった鈴は、香田家で愚痴をこぼします。
しかし香田家では、100点満点のテストで12点しか取れない大介に悩むタカ、少し注意しただけで飛び出して行ってしまった純也のことに悩む忠彦さん、皆、頭がいっぱいだったのです。
3人が各々のことで嘆いているそんなカオスな状況の中、チャイムが鳴りました。
克子が玄関に出ると、そこには髪を切って、白いシャツに身を包んだ純也が立っていました。
純也は、忠彦さんの真似をせず、世間にも流されず、忠彦さんから学んで自分の絵を見つける決心をしました。
しかし、本当は坊主にしたかったのに勇気が出ず、そんな弱い自分でも受け入れて欲しいと、やはり涙を流してしまいます。
名木純也は、とてもナイーブな人間だったのです。
さて、純也が心機一転戻ってきたということで、純也はどんな影響を物語に与えていくのかとても楽しみです。
そして、もうひとつの楽しみは、幸とレオナルドの関係です。
幸は、レオナルドのことを友人だと言いますが、結婚するなんて言い出したらと鈴は心配をしていました。
幸とレオナルドについては、どんな展開を見せていくのか全く予想がつきません。
一方、自宅の台所で福子と一緒に、萬平さんは沢山の麺の塊を油で揚げていました。
麺の塊は、まんぷくラーメンより厚く、最適な温度と時間が見つからずにいたのです。
まんぷくラーメンを油で揚げるのは、福子が天ぷらを揚げていた時に浮かんだアイデアでした。
それもあってか、福子は自分が天ぷらを揚げる時には、温度も時間もいちいち図らず、泡が小さくなって浮かんできたら出来上がりだと萬平さんに話します。
あくまでヒントになったらと話しましたが、萬平さんは“浮かぶ”という言葉をヒントに、麺の量を減らし揚げてみることにしました。