まんぷく 第140話のあらすじ
まんぷくヌードルの中に、フリーズドライした具が入れられることになった。
息子・立花源が思いついたスクランブルエッグは、フリーズドライに成功し、具として採用。
萬平は、100円の価格に相応しくなるよう、もう2つ3つの具を商品開発チームに求めた。
そして案にあがったのは、肉と海老。
萬平が自ら肉の開発をし、チームのメンバーは海老を開発することになった。
萬平は、福子と一緒に、自宅の台所で福子と肉の開発を進めていく。
まんぷく 第140話の感想
まんぷくヌードルに、洋風の具を入れることになり、フリーズドライという技術を使うことになりました。
源は、朝の食卓でスクランブルエッグを見て、具にどうかと萬平さんに提案をします。
スクランブルエッグは、ラーメンには入っていません。
ヌードルなら大丈夫だと源は考えていました。
早速、スクランブルエッグをフリーズドライし、お湯を注いで3分待ってみると、卵の風味もよく出ており成功です。
フリーズドライしたスクランブルエッグは、具として採用が決定しました。
今では当たり前の3分。
これには科学的根拠というものがなく生まれました。
研究ををしていくうえで、萬平さんが見つけた最適な時間が今も受け継がれているんだと思うと、とてもすごいことだとふと思いました。
萬平さんは、あと2つ3つ具材が欲しいと言います。
100円の価格に相応しい高級感のある具。
しかも、洋風でなければいけません。
この頃の日本人が洋風の食材をを考えることは、まだ難しかったのではないでしょうか。
萬平さんは肉を思いつきました。
いよいよ謎の肉の話が始まるんですね。
わくわくします。
しかし、開発チームのメンバーには、いまいちチャーシューではない洋風の肉の想像がつきません。
そんなわけで、萬平さんが自ら肉の開発を手がけることになりました。
萬平さんの肉の案の他に、茂は海老の提案をしました。
今では当然のように入っているあの小さな海老。
あの海老が生まれたのも、謎の肉と同時期だったんですね。
海老が入れば、色も華やかになり、高級感も出ます。
しかも、海老を丸ごと入れるという茂にしては大胆な発想でした。
商品開発チームは、早速、海老のフリーズドライの開発に入りました。
家で鈴と過ごしていた福子は、レオナルドがアメリカに帰ったことを鈴に報告しました。
最近の幸はとても明るく、レオナルドが帰っても元気だということは、レオナルドのことが嫌いだったのだと鈴は思いました。
しかし、それは全く逆です。
幸はレオナルドのことが好きで、失恋をしたばかり。
そんな話をしているところに、段ボールを抱えた萬平さんが帰ってきました。
謎の肉作りは、自宅の台所で行われるようです。
萬平さんを見た鈴は、台所をまた占領するのかと言います。
まんぷく食品の社長室にはキッチンがあります。
だけど萬平さんは、自宅の台所の方が調味料があることと、福子がいると仕事が捗るという理由で、自宅に仕事を持ち帰ったのです。
萬平さんにそんな風に言ってもらった福子は、とても嬉しそうでした。
順調に具を作る作業が進んでいる一方で、別の場所で1人悩みを抱えている人物がいました。
忠彦さんです。
忠彦さんは純也のことで悩んでいました。
なかなか複雑な繊細さを持つ純也は、忠彦さんに様々な試練を与えます。
純也は、とうとう恋をしました。
いつも行っている画材屋でアルバイトをしている“じゅんちゃん”という女性が相手だそうです。
でも、今までは純也はじゅんちゃんのことをそんな風に思ったことはありませんでした。
純也は女性と交際したことがなく、それは芸術家として問題があると思っていました。
忠彦さんは、芸術家として必要な経験だと思いこんで好きになったんじゃないかと言います。
しかし、純也は本当にじゅんちゃんのことが好きで、この気持ちをどうしたらいいか悩んでいました。
そんな純也に忠彦さんは、告白をしたらいいと言います。
さて、純也はアドバイスどおり、素直に告白するのでしょうか。
ただ、告白して断られたら、これまで以上に大変な状態になり、忠彦さんはもっと困ることになるかもしれません。
萬平さんはスープ作りや麺作りの時同様に、自宅の台所で肉の開発ににかかりっきりでした。
社長業には手が回らず、真一さんが代理として仕事を進めています。
真一さんが側にいてくれるのは本当に心強いことです。
泉大津にいた頃も、まんぷくラーメンを作り始めた頃も、萬平さんを助けたいという真一さんからの強い申し出がなければ、今の萬平さんの成功はなかったと言っても過言ではないような気がします。
そして肝心の肉の方はと言うと、とてもいい香りはしているようですが、見かけはまだまだ謎の肉には遠そうです。
何度も何度も作業を繰り返す萬平さん。
福子は、萬平さんが1からやり直すと言っても、とても嬉しそうです。
福子が隣にいることで仕事が捗ると言われたことが嬉しく、萬平さんの手伝いをしている時が福子はとても楽しかったのです。
そして福子もまた、まんぷくヌードルが成功する明るい未来を見ているからこそ、一層楽しく感じるのかもしれません。