まんぷく 第24話のあらすじ
腹痛を訴え、意識がなくなり、床に伏せてしまった立花萬平。
寝ずの看病をする福子、お百度参りをする母・今井鈴の願いが届き、萬平は峠を越し、目を覚ました。
しかし、2度目の赤紙で入隊するも帰されてしまい、気落ちする萬平。
萬平を気遣い、散歩に連れ出した福子だったが、そこを爆撃機に狙われる。
まんぷく 第24話の感想
明日もお百度参りをすると言う鈴だけれど、福子のためであって、萬平さんのためではないと、萬平さんを心配していることを認めない鈴。
福子の看病の甲斐あって、萬平さんは目を覚ましました。
鈴も一緒に看病をしていてくれたのですね。
やっぱりなんだかんだ心配なのでしょう。
村の人達も沢山駆けつけてくれて嬉しかったのではないかと思ったのですが、何だか嬉しそうに見えない萬平さんでした。
理由を聞くと、とても不思議で複雑な夢を見ていたようです。
確かに、とても不思議です。
萬平さんが夢の中で見た川は、三途の川ではないかと予測できますが、川の向こうにいるのは生きている鈴。
もしかして、この後すぐに鈴が命を引き取るのではないかと、今度は鈴のことが心配になってしまいました。
2度目の赤紙に、入隊するも帰されてしまい、塞ぎ込んでいる様子の萬平さんを福子が散歩に誘ってくれました。
最初は気のせいかと思ったのですが、福子、声が枯れていないでしょうか?
散歩先で八重さん夫婦や子供達に明るく声をかけられ、萬平さんは本当に幸せ者だと思います。
しかし、そんな幸せを一気に壊すようなことが起こりました。
疎開してきたのに爆撃機に直接狙われるなんて誰が思ったことでしょう。
ここでふと1人でいるだろう鈴のことが頭に浮かびました。
萬平さんの夢の話を聞いただけにとても心配でしたが、爆撃機には驚いた様子だけれど、生きていてくれて本当に良かったと思いました。
しかし、萬平さんの心はそれどころではありませんでした。
情けないと泣き叫ぶ萬平さん。
何もできないことに福子や鈴に頭を下げます。
いつもいつも鈴が萬平さんを責めるのが良くないとも思いましたが、萬平さん自身も体を壊してから背負っていた気持ちが大きく、溢れ出したのでしょう。
だけど、さすが福子です。
萬平さんができることを福子が見つけてくれると言うのですから心強いです。
そして、鈴も戦争に行かなくてもお国のために役立つことがあると言ってくれました。
鈴も鈴なりに理解はしていても、憎まれ口を叩いてしまうのは、素直になれない気恥ずかしさもあるのかもしれません。