まんぷく 第5話のあらすじ
昭和16年。
日中戦争で連戦連勝の日本。
姉・咲の結婚から3年経った。
高等女学校を卒業して大阪東洋ホテルに勤める福子も21歳。
フロント係としての仕事も板に付き、今日は商工会の宴会の接客係。
その宴会には、電話交換手時代に声だけを交わし、咲の結婚式で幻灯機を使わせてくれた「たちばな工房」の橘さんもいた。
まんぷく第5話の感想
「克子は一体何人産むんだ!?」思わずそんなツッコミを入れたくなった第4話。
忠彦さんは芸術家として花が咲いていないのに、家族ばかりが増えていき、どのように家計を支えているのかとても謎です。
咲の結婚式では披露はされませんでしたが、とても素敵な繊細な絵を描かれるのだと感じましたが、芸術家として大成するのは本当に難しいものなのでしょう。
福子も21歳。フロント係として堂々と立つ姿、保科さんにも認められ、安心感が出てきました。
フロント係をしつつも、ホテルで行われる宴会では接客係とはなかなかハードな仕事ですね。
それにしても、野呂さんはこの3年、どんな種類の缶詰を幾つ渡しているのでしょうか。
3年、缶詰のネタは尽きなかったのでしょうか。
野呂さん出現は気になってしまいます。
いよいよ福子と立花さんが再会することになりましたが、福子と立花さんがすれ違うシーンではとてもドキドキしました。
気づくかな?気づかないかな?その瞬間視聴者の多くの胸が踊ったことでしょう。
前作「半分、青い。」ではトレンディドラマのような恋愛模様が描かれましたが、この時代の運命的な出会いは情緒を感じます。
宴会場や服装などからも現代にはないロマンを感じますね。
結果、すれ違っただけでは福子も立花さんもお互いのことに気づかなかったわけですが、立花さんがグラスを落とすアクシデントがなければ、福子と立花さんが2人切りになってゆっくり話をすることもなかったことでしょう。
特に、福子については立花さんの顔を見ても全く気づかなかったのですから、すれ違った程度では気づくはずもありませんでした。
福子はフロント係でも当然その英語を生かしているわけですが、宴会という場で外国のお客さんを相手にできるのはやはり強い人材です。
立花さんの電話をブラウンさんに繋いでしまうといった失敗も必要不可欠でした。
とうとう、福子と立花さんが再会し、立花さんは福子を気に入っている様子。
立花さんの腰に巻いていたタオルが落ち、福子が男性に免疫がないことをふと思い出しました。
福子と立花さんはどう恋に落ちていくのでしょう。
咲の体調不良も気になりますね。
おめでたなのかと思いましたが、咳をしていたので重い病気ではなければと思います。
今回とてもインパクトがあったのは桐谷健太さん演じる世良さんです。
桐谷健太さんによってねっとりとした嫌味っぽさを強く感じます。
他の誰でもなく、桐谷健太さんだからこその演技だと感じました。