まんぷく 第64話のあらすじ
世良勝夫からの提案で、立花福子はダネイホンの宣伝放送を収録、萬平は看板のための写真を撮影することになった。
昭和23年2月。
小野塚真一と塩軍団6人は東京へ向かうと、早速仕事に取りかかった。
ダネイホンは好評で、あっという間に10ケースも売れ、更にいい報せが福子と萬平の元に届いた。
まんぷく 第64話の感想
美味しい 美味しい ダネイホン♪
栄養満点 ダネイホン♪
萬平印の ダネイホン♪
昨日から多くの視聴者の耳に残っているだろうダネイホンの宣伝放送。
それと一緒に、萬平さんによる看板の提案もされましたが、萬平さんは断固として拒否。
それに対し、私がやりたいと言う鈴。
しかし、鈴の話は誰も聞いていません。
社長がここまでやってくれるならと社員も士気が上がるはずだと言われ、萬平さんは渋々看板を作ることを承知しました。
いよいよ広告制作です。
場所はたちばな栄養食品のみんながいつも食事を取る広間。
まずは福子のナレーション取りから。
福子は緊張のあまり声が震えています。
そこで、世良さんからのアドバイスが入ります。
美味しい 美味しい ダネイホン
ここで振り向かせる
栄養満点 ダネイホン
ほおっと惹きつける
萬平印のダネイホン
買いたいと思わせる
即本番。1発OK。
なんと素晴らしい!
次は萬平さんの看板です。
なるほど…。
イラストではなく、萬平さんが実際にその姿になるということだったんですね。
それは強く拒否もするはずです。
萬平さんの姿はまるで芸人のよう。
なかなか笑顔を作れない萬平さん。
福子の宣伝放送のリズムに乗せられて、不自然さは残るものの、萬平さんはやっと笑顔になってくれました。
出来上がりを見た塩軍団の一言は「なんじゃこりゃ」。
引いている感じもしますが、やはり、社長がここまでやってくれたのだから頑張ろうという気持ちに繋がりました。
萬平さんも耐えた甲斐あります。
いよいよ、真一さんと塩軍団6人が東京へと向うその日がやって来ました。
茂とタカはしばらく離れ離れとなります。
今にも泣きだしそうなタカを観ると何だか切なくなってしまいました。
万歳の声に送られ、東京に着いた7人はすぐに仕事に取りかかります。
まずはダネイホンの看板を取り付け始めます。
東京では耳にしないダネイホンという名前に、ご婦人達がそれは何かと訊ねます。
そこに宣伝放送も流れ、いいタイミングです。
次に行われたのはダネイホンの試食販売。
ダネイホンはいつの間にか缶詰になり、価格も20円から60円になっていました。
味の改良があったおかげか、ダネイホンはあっという間に10ケース売れたというのです。
さらに、東京の老舗デパート・白松屋でも取り扱ってくれることとなりました。
しかしこの時代、デパートは格式高く、足を踏み入れられない人も。
誰にでも手に入るようにと、惣菜屋や米屋にも置いてもらえるようにと、真一さんは交渉を任せられます。
東京進出は滑り出し好調。
しかし、今週の予告を観るとそう簡単に安泰とはいかないのです。