まんぷく 第65話のあらすじ
東京に進出したたちばな栄養食品。
ダネイホンは予想を超えた売り上げを伸ばしていた。
しかし、ダネイホンの偽物 “ダネイボン”が現れ、立花福子と萬平は困惑する。
“ダネイボン”の話を聞いた世良勝夫は、すぐに東京に向かい、小野塚真一と共に、“ダネイボン”を作っている坂下食品に乗り込んだ。
まんぷく 第65話の感想
東京に進出したたちばな栄養食品。
ダネイホンは予想を超え、売上を伸ばしていきました。
さらに、東京にある大学病院が購入し、全国の系列病院に卸してくれることになりました。
いよいよ、ダネイホンが全国に拡がっていきます。
世良さんは控えめに言いましたが、控えめに言わなくても半分以上は世良さんのおかげではないでしょうか。
そんな世良さんに、東京の社員を夜学に通わせたいと萬平さんは相談します。
会社がそこまで面倒をみるのも…と躊躇いましたが、「会社が社員を育て、社員が会社を育てる」と福子に言われると世良さんも反対ができなくなりました。
教養のある社員が増えれば会社の質があがるというのももっともかもしれません。
たちばな栄養食品が東京に進出して2ヶ月。
小松原・増田・倉永・堺・堀は東京の夜間学校に通い始め、とても張り切っているそうです。
大阪帝大を既に卒業し、1人仲間外れとなった茂は、タカを幸せにするために一生懸命働くと言って毎日手紙を書いていて、福子が心配するようなことは“この時は”ありませんでした。
福子は香田家で起こっていることを知りませんでした。
忠彦さんはタカに大学に進学するように言いますが、それでは茂との結婚が先延ばしになってしまい、タカはひどく怒っているです。
女性にも教養が必要というのはあながち嘘ではないと思うのですが、タイミングがタイミングなので、結婚に反対していると思われても仕方ありません。
ただ、タカがすぐに結婚したいことには他にも理由がありました。
東京に行った茂が、他の人を好きになってしまうのではないかと心配で仕方ないのです。
「信じてあげなさい」と克子に言われたタカは、何も言い返すことができませんでした。
茂のことを信じられない自分が嫌だったのでしょう。
しかし、じわじわとタカの心配が近づいていないわけでもありません。
茂がどうこうというわけではなく、大衆食堂やまねの谷村美代子は茂のことが気になっている様子。
果たして、茂はこの事態をどう乗り越え、タカを安心させることができるのでしょう。
たちばな栄養食品が東京に進出して3ヶ月。
たちばな栄養食品では大変なことが起こっていました。
ダネイホンの偽物 “ダネイボン”が出てきたのです。
名前だけでなく、ラベルから何からそっくりととても悪質です。
ラベルまで真似るとは、敵もなかなかです。
間違って買う人ターゲットにしている、野放しにするわけにはいかないと、世良さんは東京へ向かいます。
そして、真一さんと一緒にダネイボンを作っている坂下食品へと乗り込みました。
サングラクスをかけ、強面を装います。
大阪弁がさらに恐さにそれを強調させます。
「脅した」…穏やかな言葉ではありませんが、この勢いに乗り、然るべきところのお墨つきをもらうべきだと世良さんは萬平さんにアドバイスしました。
次から次へと色んなアイデアを出してくる世良さんは、調子がいいばかりではないのですね。
とても頼れる人間です。
たちばな栄養食品は、京泉大学病院にダネイホンを購入してもらうことになっていました。
ラベルに“京泉大学病院推薦”と書かせてもらうために、社長直々にお願いに行くべきだと世良さんは言います。
“京泉大学病院推薦”だなんて、他の誰にも真似はできません。
東京に行くことを決めた萬平さん。
そこに出かけていた福子が大きくなった源を抱いて帰ってきました。
なんと!
赤ちゃんができたと言うのです。
2人はしっかりと子作りをしていたのですね。
この嬉しい報せの流れに乗って、東京に向かう萬平さんは、更なる幸せを運んできてくれることと願うばかりです。