にじいろカルテ

にじいろカルテ4話 浅黄の悲しい過去が解明!ゲストは佐々木希

にじいろカルテ4話あらすじネタバレ

朝から畑に佇み、空を見上げていた浅黄(井浦新)。

浅黄朔はかつて、妻と共に茄子を育てていた記憶が蘇ります。

妻とささやかな幸せを野菜の収穫を通して過ごしていた朔。

しかし、朔はかつて、救命医として働いていました。

大きな無差別に人を狙った事故があり、沙織はその事故に巻き込まれて、負傷。

意識があり、会話ができたことから、朔は他の被害者の救助にあたりました。

刑事の一人が「こいつは絶対に助けてください」と言います。

その男は顔や体にひどい傷を負っていますが、彼こそが事件の真犯人でした。

朔が他の患者に気を取られている間、妻の沙織は朔が声をかけた時は普通に話せたものの、実は彼女自身が危機的状況にあり、亡くなってしまいました。

朔はそれ以来、トラウマを抱え、犯人も朔の応急措置により、助かって入院した過去が。

いつもと違うその様子が気になる真空(高畑充希)。

一方、太陽(北村匠海)は朝からお尻を怪我し、軟膏を遣おうか葛藤していました。

虫に刺されて怪我をしたのです。

朔は茄子が収穫でき、思わず「採ったどー」と叫びますが、いつもの朔と変わりはしないと呆れる真空と太陽。

ですが、真空は感受性が敏感なので、いつもと違う朔の様子にもやもやした気持ちを抱くのでした。

朔はその後、真空に畑仕事をなんで手伝わないのか問い詰めます。

真空は反発して、自分が畑仕事を手伝おうと以前、声をかけた時に、「断る」と言われたことを話しました。

大事な野菜だから当然だと開き直る朔は、「手伝う」「結構です」の会話を続けて、自分に少しは協力してほしいと抗議。

「夫婦だったらそういうこともある」とまで言ってきて、真空は「夫婦じゃないから」とくだらない言い争いを終わらせるのでした。

誰にも相談しにくく悩んでいたところ、霧ヶ谷(光石研)、氷月(西田尚美)、嵐(水野美紀)ら村人が押し寄せ、虹ノ村診療所は今日も大騒ぎに。

霧ヶ谷は体を怪我した時、妻に軟膏を塗ってもらった話をします。

薬をもらいにきた霧ヶ谷夫婦と共に、嵐も虫刺されで診療所を訪ねてきたのでした。

さらに、燈田雪乃(安達祐実)も、夫の晴信(眞島秀和)が虫刺されの件で虹ノ村診療所へ。

全体的に夫婦円満の秘訣が小さな助け合いだと気付き、ほっこりした空気が流れる虹ノ村の一同たち。

ふいに、雪乃は真空に、自身の認知症についての物忘れの検査を頼みます。

自分がいつも記憶が1日で消える症状を持っているので、その記憶力チェックを夫の晴信が普段していることで、負担をかけていると思っているとのこと。

また、雪乃は、真空を信頼しているので、真空は友人であると同時に自分の主治医でもあるから、チェックをお願いしたいと申し出ました。

真空は医師として信頼されていることに感涙し、雪乃を温かくハグ。

そんななか、一本の電話が鳴ります。

隣村のキャンプ場で土砂崩れが発生し、多くのけが人が出ているなかで、治療の優先順位を決めるトリアージをしてほしいとの要請が。

氷月は、霧ヶ谷に、土砂崩れの現場に行こうとする朔を気遣う彼に何か朔にはあったのか?と尋ねます。

しかし、霧ヶ谷は「男と男の約束」だから離せないと封印。

浅黄は妻を亡くしたばかりの頃、虹ノ村診療所を霧ヶ谷に紹介してもらい、そこで見た一面に広がる畑に、妻と畑仕事をした記憶が蘇って大粒の涙をこぼしたこともありました。

「なんてきれいな畑なんだ・・・」

すると、雪乃が「男と男の約束」について非難し、一刀両断する雪乃の本来の「素」の部分に、嵐と氷月は、雪乃がいきいきと喋っている様子を見守ります。

緊張感の漂う仲、土砂崩れの現場に入った3人。

浅黄の指示に従って、真空や太陽は状況に四苦八苦。

浅黄は現場にいて、過去の沙織を助けられなかったトラウマが蘇ります。

一人一人に優しい言葉をかけ、懸命に治療にあたり、真空と太陽も必死に対応。

混乱状態のなか、山田という意識があり、負傷している女性の「大丈夫です」という言葉に、そんな山田の姿に、自分に心配をかけないように元気に振舞っていた沙織の姿が重なった浅黄。

思わず、山田に対し、「それはあなたが決めることじゃない」と激高。

調べた結果、脳内に血種がある可能性がみられた山田。

すぐに担架で運ばれることになりました。

全ての患者の措置が終わり、診療所へ帰る真空、太陽、浅黄。

気まずい空気が流れる中、佐和子(水野久美)が電話をかけてきました。

時間を持て余す彼女の家を訪れると、佐和子お手製の茄子のキッシュを食べます。

佐和子お手製のざくろのお酒と共に、味わう真空、浅黄、太陽。

患者たちは全て命に別状は無く、治療を受けていることや、山田は脳の損傷から精密検査を受けることに。

その報告を受け、ほっとする朔と真空、太陽。

ここで、佐和子はかつて学校の先生をやっていたことで、子供達に教えた「かえるのうた」の合唱をすることに。

和やかな雰囲気になった4人ですが、誰一人も死者が出ないことに心から安堵した浅黄は、思わず歌いながら涙をこぼすのでした。

その様子に気付いて、温かく見守る真空。

帰り道、真空の体調を気遣って、浅黄は真空を背中に背負って帰ります。

他愛のない会話をし、「~のくせに」と性別で偏見的意識を持たない真空の手作り表の話をした3人。

悲しみを乗り越え、浅黄は太陽と真空の存在で、一歩前に進んでいくのでした。

にじいろカルテ4話感想・みどころ

彼の脳裏は、妻の沙織(佐々木希)の姿が思い出され、私も胸が張り裂けそうになるくらいつらかったです。

救うべきは妻か、殺人犯か?ついに明るみになる浅黄の心の傷が如実に描写されて、浅黄の痛みがすごく伝わってきましたね。

朔が沙織(佐々木希)を亡くしたばかりの頃、虹ノ村診療所を霧ヶ谷から譲渡され、ここに新しい浅黄の居場所ができたこと、それでも、診療所の畑を見て、「なんて綺麗な畑なんだ」と大粒の涙をこぼし、泣き崩れる浅黄の姿は、彼の背中にそっと手を当てたいくらい切なくて、いたたまれませんでした。

人はいつ、いきなり会えなくなるか分からないという言葉の重みがずしっときて、浅黄が事故の対処時に、被害者の一人の山田に思わず声を荒げた行動は尚更、浅黄が愛する人を目の前で亡くした経験から、二度と同じ悲劇が起きてほしくないと強く願っていることがわかりました。

浅黄は時々、口が悪いですが、命を重んじ、真空とは別角度で、大きな愛を持つ男だと思いました。

浅黄が最後に、佐和子(水野久美)の家でお手製の茄子のキッシュとざくろ酒を堪能した後で、かえるのうたを真空と太陽と歌うシーン・・・。

途中で、泣きながら歌う姿は、天国にいる妻、沙織に「俺は元気にしているよ、安心しろよ」と目に見えないメッセージを伝えているのではないかなと感じました。

沙織に、自分の気持ちを届けるように合唱に参加する浅黄にもらい泣きしてしまった。

真空も、病気を抱えつつも、浅黄の変化に太陽よりもいち早く敏感に気付きつつも、冷静に見守る様子も良かったです。

太陽も、感情的になりやすく、真空と共に浅黄と些細なことで言い合いになることがありますが、彼自身も精神的に大人で、浅黄が自分から話すまで、いつも通り旧知の友人のように接する関わり方も、男としての見守り方なのかもしれません。

虹ノ村診療所のみんなが、太陽と同じ虫刺されの痔で悩んでいるなんてちょっとユーモアが(笑)。

みんな軟膏を「おかわり」しにきたけど、一番困っているのは太陽なのに、それを看護師だからなかなか言い出しにくい太陽の不器用さと男のプライドがちょっと微笑ましかったです。

来週は、太陽にフォーカスを当てたエピソードになります。

医者で患者である「最強」の真空と、普段は天真爛漫に振舞いつつも、大切な妻を亡くしたトラウマから命を軽視する行動や発言に激しい気持ちを内面性に秘めた浅黄。

じゃあ、男なのに看護師なんて・・・と言われたこともあったけど、虹ノ村診療所の医師2人に囲まれた俺は?俺の存在は一体何?と葛藤する太陽の物語を来週、お見逃しなく。

 

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