オクラ~迷宮入り事件捜査~

オクラ~迷宮入り事件捜査~2話 吉岡(前田旺志郎)の後悔

オクラ~迷宮入り事件捜査~2話あらすじネタバレ

飛鷹千寿(反町隆史)は、不破利己(杉野遥亮)が所属する警視庁捜査一課特命捜査情報管理室、通称「オクラ」に配属されました。

「飛鷹警部補、事件の捏造をしましたね?」

小学生の女の子の残忍な誘拐事件の犯人からのメールを、飛鷹が偽造したことを指摘する、利己。

「迷宮な推理だ」

「これは俺の指の指紋だ」

「待て、まだ俺の問いに答えていない」

「お前の頭で心でなにが正しいか見極めろ」

利己と話してから、飛鷹はかつての相棒を失ったトラウマを思い出していました。

「…ハイドアンドシーク」

長年の相棒だった、真一が遺した言葉が、千寿を苦しめていました。

翌朝。

「室長、ちょっといい?」

ベテランの定年間際の刑事、鷲沢泰造(宇賀地剛士)は、事件を指摘。

2013年に起きた橘東高校の道尾忠司(浦上晟周)という男子生徒の死亡事件で、自殺ではなく、いじめによる殺人という情報でした。

「その人、僕の同級生です。」

「吉岡、どうした?」と牧原祈里(青木さやか)。

それを聞いた吉岡雷(前田旺志郎)は自身も橘高校出身で道夫は同級生でした。

吉岡によれば道夫は学校に馴染めず、孤立していた為、不良グループの追川孝晃(豊田裕大)や、岩淵康太(牧亮佑)らに、目を付けられ、執拗ないじめに遭っていたというのです。

「不良グループからいじめられ、学校のアンケートで僕は道夫のいじめを訴えました。でも、学校は進路の悩みによるいじめだと判断しました」

事件後、吉岡をはじめとした生徒たちは学校の実施のアンケートに虐めは確かにあったと訴えていました。

しかし教育委員会はいじめを頑なに否定して、進路に悩んだ末の自殺と断定していました。

千寿は当時、捜査一課長の加勢英雄(中村俊介)らと共に事件の捜査を手掛けていましたが、圧力で捜査が打ち切られました。

「こんなタレコミに振り回されている暇があったら捜査資料を一件でも入力しろ」

オクラを見下す捜査一課課長で警視正の加勢は相変わらず、腰ぎんちゃくの部下、志熊亨(有澤樟太郎)を連れて、嫌味を言いに来ました。

「なんだと!誰が一人前の刑事にしてやったと思ってんだ。ガキが・・・!」

いつものカフェに行く倫子、吉岡、飛鷹。

「前にこの事件、圧力がかけられて捜査打ち切りになったな」

「実は僕がオクラにいるのはこの事件の捜査でハッキングをしたので、オクラに異動になりました。」

千寿は結城倫子(白石麻衣)、吉岡らとこの事件を洗い流そうとしていました。

「追川は僕の高校の同級生です。」

吉岡は関連人物にピンときていました。

「俺は当時捜査を担当していた」

「何か知っているんじゃないですか?」

遅れてきた利己は事件のことを知っているのではないかと飛鷹を疑ります。

「追川は高校卒業後、フリーターで遊び回っているパリピ。住所も特定した。」

祈里(青木さやか)の調べで、及川のマンション前へ行くと、及川に会いました。

「追川孝晃さん、道尾さんについてお話を伺いたいのですが」

「知りません。急いでいるんで!」

飛鷹を振り切った追川は、誰か危険なバックに連絡をしていました。

オクラの倫子、飛鷹、吉岡、利己は道尾忠司と吉岡の母校へ。

「僕はいつも友達が多くなくて、ゲームばかりやってた」

吉岡がそんな自分にゲームの攻略法を教えてもらったことをきっかけに仲良くなりました。

「で、良かったらこれ貸してあげる」

道夫は吉岡にゲームの攻略本を貸しました。

そこへ、不良グループの追川達が、道尾を囲みました。

「なに、お前ら友達なの?」

「違う。…友達じゃない」

つい、迫田を目の前に、いじめを受けている道尾を傷つける言葉を言ってしまった、学生時代の吉岡。

「あのときの顔が忘れられなくて。ここから、怖かったろうな・・・」

表向き自殺で判断された道尾の死に胸を痛める、吉岡なのでした。

「あの、飛鷹さんも、結城倫子さんの父の結城真一刑事のことで何か抱えていますよね」

利己の言葉に、黙る飛鷹。

その後、バーで鑑識の元妻、井状愁(観月ありさ)から、道夫の検死で分かった情報を知りました。

「道夫は頭部を打撃されたことによる脳挫傷を起こしてるわ」

翌日。

追川を尾行するために、潜入捜査した吉岡を張り込みで見守る、飛鷹と利己。

「吉岡くん、久し振り。良かったら一緒に今度飲もうよ」

「なんだお前どうしたの?」

「仕事の商談」

「僕、高校の時、色々あったから。」

「お前何か知ってるのか?」

「いやなんでもない」

エレベーターで、彼の背中をトントンと叩き、そっと盗聴器を仕込んだ、吉岡。

「政治家はいろんな力が働いてこそ・・・」

文科省副大臣、佐久間忍と接触していることが判明した、及川。

「11年前と同じように私がもみ消すから、後は私を楽しませて」

そう言って、飛鷹をベッドに押し倒す、佐久間。

その会話を盗聴する、利己、倫子、飛鷹は、2人が性的関係も込みの、11年前の事件も含め、隠ぺいしてもらっていたことを突き止めました。

「佐久間忍は11年前、橘高校で講演していました。」

「大臣が未成年囲っているとは世も末だな」

室長の幾多学(橋本じゅん)は呆れて呟きます。

「奴が当時の不良グループとの会話だ。恐らく追川の仲間が身代わりを恐れて凶器を隠し持っている。」

そこで、仕入れてきた録音を再生する、飛鷹。

「おいあの時の金属バッド処分してくれないか。頼む」

「証拠ならちゃんとした証拠持ってこい」

どうやら犯人は、及川を中心としたグループで、11年前の凶器を隠し持っていました。

次に、飛鷹は、11年前の事件の捜査を打ち切りにしたのが加勢なのではないかと疑います。

「佐久間忍は誰に口止めしていたか。この事件を疑っている人物は少なくない」

「俺を疑っているのか?あなたが圧力をかけたって問いただせばいい」

「お前の正義ってなんだ」

「なに青臭い事言ってんだ。そんなのとうの昔にどぶに捨てたよ!」

夕方、吉岡は追川に電話します。

「なんだよなんで俺の携帯知ってんだよ」

「11年前、道夫を殺したのは君だよね?金属バッドで殴って屋上から突き落とした。どこにあるか知ってるよ。その金属バッドまだ持ってるでしょ?」

「ふざけんな!デマ吹き込んでんじゃねぇよ。」

「デマじゃないよ」

吉岡は仲間の岩淵の元へ。

「ここに金属バッドならある」

「やっぱり金属バッド持っていたんだ。やってないなら、道尾のDNAが付着していないはずだよね」

金属バッドを渡すふりをして、吉岡にバッドで殴りかかる、及川。

利己、倫子、鷲沢、飛鷹が到着。

それぞれ追川を確保しました。

「あいつが余計なことをするからだ・・・!」

道尾は、屋上で自分のいじめの様子を動画に残しました。

「ここに僕をいじめた証拠が入ってる。もう僕に構うな!」

「てめぇ!」

殺すつもりはなく、及川が金属バッドで殴りかかった際に、道尾は屋上から転落死しました。

「僕は、知っていて・・・何もできなかった。だから今度は・・・!」

吉岡の脳裏に学生時代、道尾が追川達に連れて行かれる様子を見て、SOSを見て見ぬふりをしてしまったあの日を後悔していました。

「友達になってくれてありがとう。勇気を出して良かった、また一緒にミッションコンプリートしよう。」

「俺は無罪放免なんだよ。もみ消してもらったからな!」

「言ったね」

吉岡は追川に殴られながらも、負けませんでした。

利己は追川が吉岡を何度も殴りつけた動画を録画しました。

「なんで追川は公務執行妨害だけなんですか!」

倫子は加勢が、迫田の容疑を公務執行妨害罪だけにしたのに納得いきません。

「用が済んだらとっとと戻れ!」

そして、吉岡が迫田と諍いになった様子が、なんとSNSで拡散されてしまいました。

吉岡は、道尾が最期に書いた手紙に書き添えました。

「いつまでも友達だよ」

その後、利己は飛鷹を結城真一が亡くなった現場へ彼を呼びました。

「結城真一警部補はここで亡くなった。今回もあなたが事件の捏造しましたね。アナグラムで犯人からの手紙を解読した。あの声は音声ソフトで音声を変えていました。・・・あなたの声だ。その後貴方はもう一度ソフトを使って追川の電話を捏造した。あなたの狙いは吉岡を炊きつけて新たな証拠をつくること」

「ルーキーのおかげでな」

「分からないのは凶器のこと。鈍器による直撃損傷だったことはわかるものの、仲間が狂気を隠し持ったことをどこで知ったんですか?」

「秘密」

「そうですか。ここからが本題です。あなたが捏造してまで犯人を捕まえたい理由を教えてください。」

「その銃、持ちだし許可得ているのか。」

「捏造し、被疑者を捕まえるなんて公権力の暴走だ!」

「ならお前は許されるのか?!罪を逃れた怪物をお前は許せるのか?」

揉み合いになる利己と飛鷹。

「俺はこれまで沢山の犯罪者を診てきた。法の目をかいくぐりほくそ笑む奴らを許せない。奴らのせいで、被害者の家族、恋人を失った人達。真実はそこにあるのに封印されていく真実をお前は見過ごすことができるのか。目の前にいる犯人を野放しにするぐらいなら俺が奴らを法の下へ引きずり出す。犯した罪と向き合わせ、骨の髄まで償わせる。それが俺の正義だ。」

その言葉に、母親を何者かに刺された利己はフラッシュバックを起こします。

「離してください。あなたの言いたいことはよくわかりました。それなら僕もあなたと一緒に犯人を法の下へ引きずり出します。頭で心で法の目を見極めます。ただしあなたが自分の正義に背いた時は容赦なく引き金を引く」

利己は複雑な思いを胸に抱きながら、その場を去るのでした。

オクラ~迷宮入り事件捜査~2話感想・みどころ

吉岡の過去の記憶にフォーカスをあてた物語でした。

今回、吉岡の親友で、クラスでいじめを受けていた、道尾を演じたのは浦上晟周さん。

浦上さんはかつて放送されていた再現ドラマバラエティ番組「スカッとジャパン」にて、名レギュラーでした。

当時も、いじめられっこ役や、初恋の相手を守ろうとする好青年を演じ、ピカイチだと好評でした。

いじめを受けていた初めての友人を助けられなかった罪の意識に苛まれる吉岡がつらかったです。

「友達じゃない」と思わず言ってしまい、迫田達に連れて行かれる道尾の姿が忘れられないですよ。

いじめていた追川は、悠々自適に暮らしていて、相変わらず、道尾を殺した時にその場にいた不良仲間とつるんでいる残念な人生でしたね。

吉岡が刑事として正義の心を持ち、無事逮捕出来て良かったです。

しかし、11年前の事件をもみ消した追川は政治家の佐久間と良くない関係を築いていて、彼の破綻した生活ぶりが覗かれましたね。

佐久間にも何らかの制裁が下れば良かったのにと思いました。

終盤では、被疑者逮捕の為、遺族の痛みを誰よりも察し、のうのうと生きる凶悪犯を許せない飛鷹の正義に私も共感です。

1話の時の小学生の女の子を残忍に命を奪い、末期がんを理由に被疑者死亡になったあの事件を思い出すと、飛鷹のように胸に沸々としたものが込み上がりました。

殺人を犯しながら普通のふりをしている犯人たちが私も許せません。

殉職した相棒を亡くして以降、被害者を思いやり、犯人逮捕に向けて熱い執着を持つ、飛鷹と、母親を何者かに殺されたかもしれないトラウマを持つ、利己。

それぞれの痛みが共鳴した時、また新たな事件の扉が開くことに期待したい2話でした。

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