ONEDAY聖夜のから騒ぎ10話あらすじネタバレ
八幡柚杏(中村アン)は、誠司の潜入捜査官としてのデータを抹消しました。
神奈川県警警部補の狩宮カレン(松本若菜)は、密谷に電話。
蜜谷満作(江口洋介)に協力を求めたものの、裏切られてしまったので、捜査一課長の、一ノ瀬猛(遠山俊也)の命令で操作から外されていました。
その頃、ミズキはアネモネのボス、紫陽(遠藤憲一)と連絡。
「今アネモネを仕切っているのはこの俺です、誰の指図も受けない、たとえあなたでも」
「楯突くのか、俺に…もうあなたの言いなりにはならない。」
アネモネの「親父」こと、紫陽(遠藤憲一)。
ミズキは誠司に電話内容を連絡。
「取引を中止しろと言われました。南本牧ダストに密輸の場所が変更になりました。」
しかし、密谷と連絡を取れず、取引場所に関する情報は不明のままです。
ロス・クルエルボに南本牧ダストだと伝え終えました。
そして、ミズキと共に現場へ向かおうとします。
「もう、俺を裏切りませんよね?」と問いかけた、ミヅキ。
「そんなことしない。今夜、取引を成功させる」と意気込むのでした。
同じ頃、開店まで1時間と迫った、「葵亭」では、シェフの立葵時生(大沢たかお)を中心にあわただしく、ディナーの準備を進めていました。
そこへ「葵亭」を訪れた、カレン。
「立葵さんにお話があります。あなたはバスを降りてから横浜テレビのキャスターと何を話していましたか?」
「昔からの知人で挨拶をしただけです。」
そこへ山田(今井英二)、ギャルソンの蛇の目菊蔵(栗原英雄)、梅雨美(桜井ユキ)、細野一(井之脇海)らがディナーの時間が迫っているとわざと慌てるふりをして、カレンを止めました。
「私は勝呂寺誠司を救急車から逃がしました。そのことで警察を追放される可能性もあります。私はこの事件を解決したいのです。それでも、話をしていただけませんか?」
「あなたとの約束は守る、そう倉内桔梗さんに伝えてほしいと申しておりました。きっと彼女ならなにか知っているはずです。」
「有難う御座いました。」
「山田行くよ!山田!」
「自分はこのレストランのクリスマスを見届けたいのです。任務は解かれています。」
「私達からもお願いします、彼は1日、私達の一員になってくれたんです。」
「…勝手にすれば?」
誠司はアネモネのボス、紫陽(遠藤憲一)と対面。
「このままだとミズキが取引を成功させるぞ。あんたはそれでいいのか?」
その頃、横浜テレビでは、マスコットの「横テレちゃん」の着ぐるみが動くなか、番組が進行していました。
一方、桔梗(中谷美紀)たちは、生放送の大型音楽特番の準備が進められているなかで、アネモネとメキシコのロス・クルエルボによる、取引現場を生中継しようと密かに動き出していました。
直前に番組内容を変更したことを前島(加藤諒)は、国枝(梶原善)に伝えました。
桔梗は、筒井社長(丸山智己)から叱責を受けました。
「倉内さん、立葵査子さんを巻き込んで、独りよがりで自分勝手な報道をしていますよね。今日は音楽番組のはずです。」
「私はお茶の間に今、届けるべき報道を報道マンとして伝えたいのです。」
桔梗はカレンと会いました。
「あなたに力を貸してほしいので、情報源を明らかにしました。知りたいんです、真実を」と頭を下げるのでした。
「私もです、一緒に来てください」
立葵亭ではディナー開始10分前。
「みんながいてくれたおかげで、ようやくディナーを迎えることができた。本当に有難う、今夜のクリスマスイブ、お客様に心から喜んでもらい、最高の1日を締め括ろう。」
満席のディナーとなった、立葵亭。
「横浜テレビ」では、査子が本番10分前を号令したのち、音楽番組が放送されます。
蜜谷と一ノ瀬(遠山俊也)はタッグを組みます。
「勝呂寺誠司の取引の件はくれぐれも内密にするように」約束し会っていました
しかし、一ノ瀬は警視庁に戻ると、部下たちに勝呂寺誠司と蜜谷を現行犯逮捕するよう、指示しました。
カレンは桔梗を警視庁に連れて行きました。
「捜査資料管理室」に入った2人。
「一ノ瀬猛…捜査一課長。」
「一課長がアネモネと…」
「狩宮さんさらなる洗い流しはできますか?」
「私は…いや、やってみます。幸いなことに私は今、自由の身なので。」
「もしこれが真実だとしたらとてつもないスクープになる」
「とてつもなスクープにも…」
「私は県警前の現場へ向かいます。」
桔梗は国枝に連絡。
一ノ瀬はアネモネが経営するバーに到着し、部下の杉山に指示して、先に現場へ入ってもらいました。
蜜谷は一ノ瀬に不満をぶつけて電話。
「あんた何考えているんだ、取引が終わるまで泳がせるように言ったくせに」
「私はあんたの指示に従う義理はない」と一ノ瀬。
一ノ瀬と杉山は、現場に捜査員たちを向かわせました。
蜜谷は八幡とタッグを組んで独自の行動に出ることに。
八幡は一ノ瀬と誠司とミヅキがよく会うアジトで合流。
「我々もすぐ現場へ向かいましょう、勝呂寺誠司を逮捕したいですよね?」と問いかけました。
誠司とミヅキは車に乗って、取引現場へ向かっている最中に、彼らの行く手を阻む存在に気付きました。
なんと、ミヅキは誠司を裏切り、待ち構えていた安斉(米本学仁)に誠司を引き渡しました。
「南本牧ダストには、既に蜜谷が待ち構えています。裏切り者は許さない、新しい取引場所は、新山下B長倉庫です。榊原を殺したのは俺です。」
その後、ロス・クエルボに、新山下B長倉庫に取引現場が変更になったことを電話で報告するのでした。
桔梗は国枝と密輸取引の現場が変更されたことを知らず、現場へ向かっていました。
「済みません、ご迷惑をおかけして」
「いっちょとってやるか、スクープ映像。」
同じ頃、立葵亭では、蛇の目菊蔵がうんちくを披露して客たちの気を引いていました。
寒空の下、真礼(佐藤浩市)は未だ、愛犬のフランを探していました。
真礼は「横浜テレビ」で自分の顔が流されたのち、フランを見つけて預かったことを電話で知らされました。
「横浜テレビ」では、音楽番組から中継を中断し、査子がキャスターを務め、誠司たちの様子を中継開始。
「ダメだ!工事してる!クリスマスだってのに役所はよう!桔梗、お前だけ先に行け!俺もすぐ行くから!」
国枝に車から降ろされた桔梗は取引場所の変更をスマホで知りました。
折口(小手伸也)、黒種(大水洋介)は現場到着まで時間がかかるから、何か繋いで間を持たせてほしいと桔梗から指示され、大慌てです。
誠司はミズキと安斉一派と共に、新しい現場である新山下B長倉庫へ到着し、そこで、取引は成功しました。
蜜谷もまた、桔梗よりも先に当初の現場だった、南本牧ダストに到着。
「管理官、誰もいません。」と捜査官の一人。
「こっちの情報がばれて取引場所がばれたんだろ」
ミズキは仲間から連絡を受け、取引を進めていました。
査子は「横浜テレビ」で中継を続け、葵亭の独占取材映像を流しました。
真礼がフランを探している情報が一時的に映り、梅雨美の証言VTRに変更。
折口は全力で、桔梗と査子が企画した報道を止めようとする筒井を制止。
「なにをやっているんですか!ここを通しなさい!」
「たとえ社長でも通すわけにはいきません!番組変更の権限は、局長である私にあります!」
「立葵亭」ではメインディッシュができず、客が不満を抱き始めていましたが、なんとかメインディッシュを提供することができました。
桔梗は前の取引場所、南元牧ダストに到着しました。
桔梗は、人気がないことで、現場が違うことに気付き、蜜谷と連絡を取っていました。
「ここには誰もいない、変更になったし、俺らのやり取りがばれた。笛花ミズキがそのことを知れば…」
「天樹勇太の命が危ない…!」
ONEDAY~聖夜のから騒ぎ10話~感想・みどころ
誠司がまさかミズキに信用なくて、裏切られて、安斉の元に連れて行かれるとは。
そして、遠藤憲一さん演じる、紫陽の存在感が威圧的で、誠司やミズキと関わる存在としては、やはり期待を裏切りませんね。
彼がいるだけであっという間にガラッと緊迫感が伝わりました。
紫陽が誠司を殺すのか、ミヅキを裏切るのか次週は必見です。
「立葵亭」では、立葵時生や蛇の目菊蔵が何とかして客を喜ばせる為にディナーを準備し、メインディッシュをこしらえる間にうんちくを披露。
しかし、とっておきのクリスマスに来た客たちはそりゃあ不満だらけですよね。
ようやく、メインディッシュが出てきて良かったです。
「横浜テレビ」では、筒井社長の制止を振り切って何とか、勝呂寺誠司とミズキ、紫陽とロシアとの取引現場を押さえようとしたものの、まさかの現場変更。
蜜谷と桔梗の動きをミヅキ達に既に読まれているとは、なんとか生中継しようと途中で、国枝の車を降りた桔梗が不憫でしたね。
カレンは桔梗と協力し合い、一ノ瀬とアネモネの接点にたどり着いた場面は爽快でした。
そして現場にいる誠司の安否がとても気になり、全てのクリスマスの夜が幕を下ろす次週にさらなる期待が膨らむ10話でした。
次週は最終回となります。