PICU5話あらすじネタバレ
志子田(吉沢亮)は、友人で同じく医師をする、悠太(高杉真宙)が緊急搬送されてきました。
薬物を飲んだようで、容態はまだ予断を許さない状況です。
幼馴染で妊婦の桃子(生田絵梨花)と、志子田と同じ病院で働く、河本舞(菅野莉央)も、悠太のことが心配でたまりません。
志子田は祖父を亡くして以来、ずっと医者になりたいと志しているので、自死をするために薬を服用するわけないと信じます。
母、南(大竹しのぶ)にも夕食時にそのことを話伝えました。
志子田は夕食後も白血病の勉強にいそしみます。
なんとか彼を救おうと、救命医の東上(中尾明慶)と協力します。
そんななか兼ねてから、二人の子供を受け入れることになった、丘珠メディカルセンター。
一人は、志子田もよく知る女児、日菜(小吹奈合緒)。
急性リンパ腫を患い、化学療法で寛解を目指していたものの、白血球が副作用で減っています。
もう一人は、12才の小松圭吾(柊木陽太)。
拡張型心筋症の診断を四年生の時に受け、容体が悪化。
以前より、遠方から丘珠総合メディカルセンターに入院する、淳之介。
彼を退院させるにあたり、植野(安田顕)はドクタージェットの出動を検討します。
しかし、ジェット機以外の手段で病院へ帰すのはリスキーだと会議する、綿貫(木村文乃)や植野(安田顕)。
北海道知事の鮫島立希(菊地凛子)も、淳之介をジェット機で家に帰すことに葛藤。
淳之介(松野晃士)は家に帰りたいと父、亮平(結木滉星)に泣いて駄々をこねます。
志子田は、食欲がない日菜に、「悲しくても、嬉しくても、食べればエネルギーになる」と、母、南の教えを伝授。
日菜は、何とか食べ始めました。
そんな志子田を気に掛ける、綿貫は、悠太の勤務先は労働環境の悪さから、退職率が高いと知ります。
小松圭吾(柊木陽太)が到着。
心筋症で、心臓の状態は極めて不安定。
両親は商売人で忙しいとのことです。
搬送するにはリスクが覚悟なので、慎重な配慮が必要と検討した、植野。
その間に、日菜の容態が悪化。
綿貫は処置中に手が痙攣し、我が子を亡くしたショックから起きている症状だと知る、植野は彼女を配慮。
自宅で、志子田は悠太が自死を考えていたメモを見つけ、憤りが隠せない志子田。
「悠太の命はあなたのものじゃない。人は生きようとする人と、苦しくて違う方向を選ぶ人がいる。悠太にとってできることを最優先してあげてほしい」と南は、アドバイス。
悠太の意識がようやく戻り、学生時代の思い出から今に至るまで語り続ける、志子田。
つらかったことに気付けずにいたことを詫びました。
パワハラの環境にいて、心がパンクし、無理をして仕事を続けてきた、悠太。
「悠太の命は悠太のもんだよ。でもお前が死んだら俺のダメな話、お前にできないじゃん。死なないでよ、悠太。俺たちさ、医者でもあるんだから」
悠太の意識が回復し、舞も、桃子も泣いて大喜びします。
そんな彼を見て、植野もかつて大切な先輩の死に間に合わなかったことを話し、志子田を綿貫と共に見守りました。
綿貫にも心と体を無理しないように伝えます。
その頃、志子田の母、南は、すい臓がんの関連書物を開いていました。
PICU5話感想.みどころ
悠太が助かることができて本当に良かった。
だけど、悠太自身はパワハラに耐え切れず、自分の中の意識を切ってしまいたかったのでしょうね。
志子田が悠太の決断に心を痛めたと同時に、彼奴、最低だよって怒った様子に対し、母、南の諭す言葉は納得ですね。
「必死で生きようとする人もいれば、その逆を行く人もいる、悠太の命は悠太のもの」
志子田に死を考える人の複雑な心情を問いかけ、今は悠太の心に寄り添いながら彼に何ができるのかを優先的に考慮することを伝えた南の鋭い指摘は視聴者も考えさせられますよね。
自死を実行しようとした人を責めるのではなく、相手の立場に寄り添う思いやりと心構えを持つことが伝わりました。
日菜は容態が不安定ですが、少しずつ時間をかけて助かってほしいものです。
日菜と共に入院する、小松圭吾に次回はフォーカスを当てた物語になります。
圭吾くんも、どうか命を繋いでほしい!