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六本木クラス最終回 龍河VS新のデットヒート!茂とは形勢逆転

六本木クラス最終回あらすじネタバレ

拉致された葵(平手友梨奈)を、龍二(鈴鹿央士)と共に助けようとしたものの、彼を龍河の銃撃から庇ったことで、意識不明で病院に搬送された宮部新(竹内涼真)。

亡き父、信二(光石研)と夢の中で再会し、三途の川を渡る寸前だったものの、ようやく意識を取り戻しました。

そのニュースを目にした長屋龍河(早乙女太一)は、父の茂(香川照之)に電話。

未だに、葵と龍二は彼のアジトである長屋の倉庫に監禁状態であることを告げ、「僕から最後に父さんにプレゼントを贈る。自慢の息子で痛かったけどもう何もかも嫌になった」と意味深で不気味な報告をして、電話を切りました。

病身のなか、ただならぬ予感を察知する茂。

その頃、龍河に反撃して、監禁部屋から逃げ出した龍二と葵。

龍河を椅子で一撃した龍二と、とどめを刺そうとする葵。

「こいつが生きている限り終わらないよ」

殺人寸前の葵を止めて、龍二は彼女と部屋を出ます。

龍河は新にメールを送り、そのメールを受け取った後、優香(新木優子)の制止を振り切り、葵と龍二の救出へ向かうのでした。

「優香、俺は葵が好きなんだ。」

「りくも亮太も私もとっくに知っているよ!でも、あんたが死んだら・・・それでも行くの?」

それでも、長屋の倉庫へ向かう新に優香は複雑な思いを抱くのでした。

新の不安定な体を案じ、亮太(中尾明慶)も同行。

龍河によると、父親が監禁場所を知っているとのメールだったのです。

龍二たちの居場所を茂に聞く新。

しかし、時間が迫る中、この期に及んで、茂は新に土下座を要求。

「土下座をして謝りなさい。全部、君に出会ったせいだ」

「お前の息子が人を拉致しているんだぞ?!」

思わず、新のことや状況を思い、亮太は声を荒げます。

新は状況を切り抜ける為に、土下座。

「お前の信念やプライドはどこへ行った?負け惜しみが結局、このざまか」

「龍河はどこですか?」

「人生楽しみにしていたのに、拍子抜けだ。くだらないにもほどがある。このくだらない土下座と引き換えに私はまた息子を見捨てることになるのか?敵の私に土下座した今の気分はどうだ?」

「こんな風に土下座させて嬉しいですか?」

「こんなに喜ばしい事はない」

「俺は情けないです。」

「そうか」

「俺は今まで貴方に復讐することだけを考えて生きてきた。長屋の会長長屋茂・・・俺の人生を奈落に突き通し、同時に凄い男。俺は貴方を追い越すことに人生の全てを賭けてきました。この戦いに意味があると思ってきました」

「何が言いたい?生意気をいうな」

「それなのに拉致事件にかこつけて土下座をさせるなんて・・・こんな見苦しいことを言う貴方を追い続けていたかと思うと情けない。長い年月をかけて、貴方という人がわかりました」

追ってきた龍河と木野(松田賢二)に追い詰められていました。

新は同行してくれた亮太に、命の危険が迫っているからこそ、彼の選択肢を聞きました。

「葵は憎たらしいけど何よりも苦楽を共にしてきた仲間です。だから見捨てられません」

葵と龍二は、龍河と木野に追いかけられたのち、作戦を立てて二手に分かれますが、葵は龍河に足を小型ナイフで切りつけられてしまいました。

龍二はボロボロに木野と手下の兵藤に倒されていて、新と亮太が救出。

亮太が兵藤や木野達を引き付けている間に、新は葵の救出へ龍二と向かいます。

葵は必死で龍河から逃げきるものの、金網を昇る時に、足を滑らせて落下。

ギリギリのところで新が間に合い、受け止めます。

「代表、やっと会えた・・・もうどうなったかと思った」

「葵、俺、すごく今ドキドキしている。気持ちがようやく通じ合えた」

葵と新は再会を喜ぶものの、龍河が!

龍河の頭を殴りつけた葵は、渋々、新を置いてみんなの元へ。

亮太が木野や兵藤らをぼこぼこに倒し、木野と一騎打ちに。

木野が亮太に銃を向けた寸前、パトカーと共に松下(緒形直人)が到着。

葵は慌てて、新と龍河が2人きりで大変な状況にあることを知らせ、連れて行きます。

亮太は龍二が大怪我をしていることを伝え、龍二は処置の対象に。

龍河と新は、激しい暴力対決をし、新は龍河を殴打し続けます。

「お前には罪悪感はないのか。桐野さんや俺の親父まで・・・」

「お前は家畜に罪悪感を持つのか?」

ふと、葵が放った「代表が死んだら私も死ぬから」という言葉に何かを感じ、新は反撃開始。

「生きていて何になるんだろう、いっそのこと生まれてこなければよかった・・・面倒くさい」

「そんなに面倒なら死ねよ。俺はこの通りをいつも走る。明日、何が起こるか分からない。うちを営業停止にした葵はマネージャーだ、亮太はムショ帰りだけど今は従業員として働いている。」

かつて人生を投げやりになっていた葵にあえて厳しい言葉をかけていた自分を思い出す、新。

「俺は今度こそ幸せになれる・・・」

龍河を殴り、一撃を食らった龍河は気絶。

葵と松下、亮太らが駆け付け、ようやく新を救助。

その頃、優香は内部告発をし、長屋ホールディングスを破滅に追い込みました。

これまでの横領や不正で、上場廃止になり、信用を失いました。

さらに、桐野(矢本悠馬)は、拘置所に再び入った龍河を挑発。

龍河はあの時のいじめられっこだとようやく桐野の事を思い出し、憎々し気に見つめますが、桐野はしれっとした態度をし、「このヘタレが」と侮辱。

茂は怒り心頭。

宮部新の「RC」が買収することになると龍二と秘書の桜木(近藤公園)は報告。

病院にて、退院が決まった新は、葵の母、英里子(堀内敬子)が訪ねてきて、娘を危険な目に遭わせた責任を取るように言われます。

葵の母は、葵と新の交際を認めたのです。

その頃、田辺(倍賞美津子)の援助により、どうにか長屋の状況を少し変えられそうと思った茂。

「あんたにとって長屋は家族を食べさせていくために作ったんだろ?今の状況を変えたいなら、一番向き合うべき相手は私じゃない」

つまり、新だと言う田辺は援助を断ります。

翌日。

宮部新の「二代目みやべ」に、茂が突如、来店。

自慢の「みやべの特製唐揚げ」を食べます。

新は長屋ホールディングス買収を進め、経営は相川専務(稲森いずみ)担当に。

「このレシピは君が考えたのか?」

「いえ、父です・・・」

「宮部部長か・・・道理で味が似ていると思った。このタレに特徴がある。こんなうまい料理を食わせてもらったのにお金を持ってこなかった。」

「困りましたね」

「他の物で払っていいか?落ちぶれていく長屋を買収して何の得になる?」

「僕は復讐のつもりじゃない、長屋が良い起業だと思ったからです」

新にとうとう、土下座することにした茂。

「許してくれ・・・全て私が間違いだった。心から謝る・・・宮部部長と君に。本当にひどいことした。だから許してくれないか?このとおりだ・・・長屋を私から奪わないでくれ」

「僕を嘗めているんですか?」

茂は泣いた後で、新の方へ向かい、土下座をしようとします。

「土下座ですか?今、あなたが土下座したところで何の価値もありませんよ。これはビジネスなんです、会長」

新は茂に土下座をさせませんでした。

新と葵の結婚が決まり、優香は新の父、信二(光石研)の墓前で、長屋と宮部の闘いに決着が着いたことを報告。

「これからは友達として、良いかな?どうか、幸せになってね」

一方で、アメリカへ渡る龍二と葵はそれぞれ和解。

松下も相川と近づき、新たな家族になるために一歩踏み出していました。

葵と新もお互いの気持ちを拙い優しい言葉で交わします。

「今までつらかったことを私が甘く変えていく、代表、ありがとう、愛しています。」

「愛しているよ葵、本当に愛している」

新は後ろから葵を抱き締めるのでした。

そして、優香が友達として訪ねてきて、経営者として店を出すことに。

優香に新との交際が順調に進んでいることを報告した葵。

亮太とりくも一緒に映画を見に行く約束をする程、交際が順調。

優香は葵なら新を幸せにできると言い、優香は新と葵の幸せを願って去っていきました。

仲間に囲まれて幸せに暮らす新の前に天国の父、信二(光石研)が。

「どうだ?酒の味は?」

新は何も言わずとも微笑み、全てが終わり、幸せな日常を歩んでいることで太陽のような笑みを浮かべ、「答」を出すのでした。

六本木クラス最終回感想・みどころ

前半は、龍河がとにかく怖かったですね。

早乙女太一さんの迫真の演技は、見る者を圧倒させ、良い意味で震え上がらせていると思いました。

早乙女さんファンも六本木クラス放送後に着実に増えていて、また、龍河を越える悪役が見れるかも。

人として当たり前の心を持たずに育った龍河のなれの果てに、父の茂は自覚はしていてもやはりもう一度、切り捨てて、この親子はどこまでも似た者同士だなという印象です。

茂は身体を壊して、ふらつく体で息子の暴走を止められないのは分かります。

躾として無理からにまかり通していた暴力やモラハラを息子達に続けていた龍河の人格がアラサーになっても取り返しのつかないことになっているのは、茂の重い責任だと思いますが。

茂はそれでも田辺に促され、自身の改心すべき点に気付けたことはまだ救いでした。

新の企業RCに長屋を乗っ取られる事で、「みやべ」の唐揚げを食べにきたものの、その味が生前の新の父、信二の味そっくりだった事から思わず涙する彼の背中は切なかったです。

「許してくれ・・・」と土下座をしようとする勢いは、いよいよ、新と彼の因縁に最大の決着が着くか?と思うのですが、新は茂にあえて土下座をさせなかった。

「土下座ですか?今あなたが土下座することで何の価値もありませんよ。これはビジネスなんです、会長」

さらりと茂を見下す新の爽快感が気持ち良かったです。

「半沢直樹」とはまたふり幅が違う土下座寸前の屈辱的表情、新との最終決着に目が離せませんでした。

香川さんは読者の皆さんもご存じのように、女性への暴力行為で当面の間は謹慎ですが、またいつか、彼にしか演じ切れない役を見てみたいですよね。

葵と新って結婚しないんだ!まだ交際どまりで、いくら新が人との距離がゆっくりで恋愛下手でも、まずは手を繋ぐところからなんて可愛すぎる。

てっきり葵と関係が悪かった母が認めて、「責任とってよね」なんて、結婚かなって期待しましたが、まだようやく交際が認められたって(笑)

優香が最後まで報われなくて、大人の余裕を貫き通して、自分の幸せに向けて歩く姿をもっと応援したくなりました。

10年も愛を育んだのに、新の第二の幸せを願って、身を引く優香も幸せになってほしいな。

葵と新、りくと亮太、そして、長屋の呪縛が解けてアメリカに渡る龍二、松下親子と相川専務…それぞれに未来があり、新しい自分へ向けて太陽の下を歩く彼らもまた、新と違う信念を貫く姿が輝かしかった最終回でした。

 

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