六本木クラス3話あらすじネタバレ
居酒屋「二代目みやべ」が未成年に酒を提供していると何者かに通報された、宮部新(竹内涼真)。
その通報主は、なんと、優香(新木優子)ですが、彼女は自分がこっそり通報したことを隠しています。
葵が偽造した身分証明書を見て、騙されていた亮太。
新が取り調べを受けている間、従業員の内山亮太(中尾明慶)は、問題の高校生、麻宮葵(平手友梨奈)と、彼女の唯一の友達、長屋龍二(鈴鹿央士)に騙されたことを警察に訴えます。
しかし、新は亮太が2人が未成年だということを見抜いたうえで接客していたと、取り調べで伝えてしまいました。
2ヶ月の営業停止処分を受け入れることになった、「二代目みやべ」。
保護者はいない、罰金でもなんでも責任を取る、宮部たちは悪くないと庇う、龍二。
新はそっと責任がとれないから未成年なんだと龍二を諭しました。
龍二の保護者として、新の因縁の相手、長屋龍河(早乙女太一)がやってきます。
相変わらず、父、茂(香川照之)の権力を振り痣氏、新に恩着せがましく、警察に穏便に伝えるように促してきました。
警察官も、長屋ホールディングスと知り、それを受け入れようとします。
そんな権力に屈することのない、新は警察に「なんでこいつの言うことを聞くんですか?僕はかつて、我慢ができずに一度、罪を犯してしまいました。でも、あなたたち警察は、法律に従ってください」と訴えて、後を去って行きました。
葵は、新を追いかけ、「このまま営業停止になっていいの?」と真意を聞きます。
龍河が新の前にまた現れ、自分こそが新の父を轢き殺した張本人だと、耳元で囁きました。
「殴ってみろよ」とさらに挑発する龍河ですが、新は怒りを抑えます。
「俺の信念と気合を見せつけてやる、楽しみに待ってろよ」と言って、去る新。
葵は新の様子が気がかりになり、彼と龍河の過去を独自で調べました。
その頃、店の困難な状況で、亮太は悔しさに頭をテーブルにぶつけて、自傷行為をしていました。
そんななか、彼は刑務所時代に9年前、新に出会ったことを思い出しました。
最初は、一人、自営業をするために勉強する新にいちゃもんをつけ、暴力を振るっていた、亮太。
堅気になってからも、亮太は新を信頼し、刑務所時代のボス、木野(松田賢二)の元から去り、今に至ります。
長屋ホールディングスでは、新企画の会議が。
しかし、龍河の企画が気に食わない茂。
以前の企画が立地の条件で失敗したことを指摘し、龍河を会議中、大勢が見ている前で殴りつけるのでした。
新、りく(さとうほなみ)、亮太は営業停止中の今、カラオケで夜はストレス発散。
「二代目みやべ」休業期間中に大学生になった、葵。
メリットのために付き合うためだけに、富裕層の友達の誘いで合コンに参加。
周囲が酔いつぶれるなか、一人帰ろうとする葵をしつこく追いかける男、立花。
葵は、男を蔑み、おごってもらった分のお金を渡して去ろうとしたところ、頬を殴られてしまいます。
仕返しに、背負い投げをした葵は、その男に六本木の街で追われました。
そこで、たまたま入った美術館の男子トイレで、新と再会。
一旦、新の前では落ち着き、葵の彼氏のふりをする、立花。
しかし、洞察力で葵の頬の傷と眼差しで状況を察し、葵を連れて逃げ出しました。
外で新を待っていた優香も巻き込んで、3人で逃げ出します。
葵は助けてくれた新たにお礼がしたいと言って、新の店がバズるサポートをすると言い出しました。
レストランにて、新にほんのり片思いする葵に、優香は落ち着いて話します。
「あなたのような女の子は新には向いてないよ。温室育ちのお嬢さんだし、世界は自分を中心に回っているって思っている。私と新は10年以来の付き合いで、お互いのこと好きなんだ」
「好きとか嫌いじゃなく、新さんに興味はありますね」
さらに、葵は新のことをどこまで知っているか、優香と話し合います。
「新さんって前科はありますよね」
「自分が未成年飲酒で新のお店に迷惑をかけたこと悪いって思わないの?」
「もしかしてお店を通報したのってお姉さん?」
否定せず、黙っている優香は、会話の流れから葵にはめられてしまいました。
新にとうとう、自分が新の店を通報し合ことを告白した、優香。
それでも新は怒りませんでした。
むしろ、通報したのは何かしら理由があったからではないかとう優しく微笑む、新。
その後、葵がコーヒーショップを出てから、優香と別れて、新と飲みます。
葵は様々な店を見て、新の店は、料理もまずいし、店内も清潔感がなく、客足が遠のくのは当然と指摘。
葵のインフルエンサーとしての努力を新は褒め、葵の頭にそっと手を置きました。
酔って寝てしまった新にそっとキスをする葵。
自分が新たに恋をしていることに気づく、葵。
翌朝。
葵は母から、「あなたは選ばれた人間だから私を悲しませないでほしい。愛に溺れて人生を台無しにしちゃだめよ」と言われ、モヤモヤを抱えました。
葵の162のIQや、インフルエンサーや芸術面など、多方面な才能を持っていることで、自分の敷いたレールを歩かせようとしていました。
葵はその日の夕方、コインを投げて、裏なら心のままに生きて、新の元へ行く、表なら母の思い通りの人生を生きる・・・。
そして、500円玉を投げたものの、池に落下。
表か裏かわからないけど、裏だと思って、自分のやりたい方向へ進む決意をした、葵。
その日の夜、葵は新に、「二代目みやべ」で働かせてくれるよう、頼みました。
六本木クラス3話感想・みどころ
今回は、葵回でしたね!平手友梨奈さんのファンのかたは盛り上がったのではないでしょうか。
平手さん、「ドラゴン桜」以降、どんどん女優として爪痕を残しているので今後の放送も楽しみですね。
新に知らず知らずのうちに、「興味」だったのが、「恋」に変化したことに気づいた、葵が可愛すぎました。
芸術分野、学業、コミュニケーション、すべてにおいて完璧な彼女の危うくて、自由奔放な生き方は清々しく映りますね。
葵が未成年飲酒でかつて新の店で迷惑をかけたことを指摘し、若い彼女を恋のライバル視する優香の小悪魔的なところも良い意味で、ざわつきました。
優香は10年以上も新を想っていて、新とお互いに信頼も含めて、両想いだからこそ、葵に余計、対抗心が燃えちゃうの少しわかります。
新の前にしつこく絡んでくる龍河。
弟の温厚さを少しは見習ってほしいものです。
でも、父親の茂から、虐待に近い支配的な服従関係を強いられてきたので、彼自身も環境による被害者ですね。
茂の圧力を利用し、好き放題している龍河ですが、優香のことは昔から好きな様子がまた切ないです。
優香は龍河なんか相手にもしませんけどね。
葵は少し自分の型にはまらない娘が理解できない母親と暮らしていますが、親子間のすれ違いはあるものの、コミュニケーションは普通に取れている部分はホッとしました。
自由な生き方を許さず、葵の高知能など、普通と違う豊かな才能があるからこそ、母は葵に過度な期待を寄せてしまうかもしれませんね。
とはいえ、葵の母に縛られない人生は、「二代目みやべ」で働くことで、良い兆しを生むことを願いたい3話でした。
平手友梨奈さん演じる、葵のなんにでもなれると自信がある二十歳の目が、どこか懐かしい気持ちになりました。