知らなくていいコト6話あらすじネタバレ
自身が、真壁杏南(秋吉久美子)の娘だと乃十阿(小林薫)に告げた、週刊イースト所属の記者、ケイト(吉高由里子)。突如、ケイトにホースの水をかけるといった異常行動に出た乃十阿。話したくないことがケイトにある可能性が・・・。
かつてはケイトと同じイースト勤務だったものの、恋人だったケイトと別れ、動物カメラマンに転身後も、良き理解者である尾高(柄本佑)が迎えに来てくれました。
ケイトは、真実を知りたいだけ・・・と零します。乃十阿のことを担当してい弁護士、高村(平田満)を訪ねます。しかし、高村は、「これ以上、乃十阿に関わらないほうがいい、乃十阿をそっとしておくことが」などと意味深で重い空気になるような発言をしてケイトらに“お引き取りください”とでもいうような態度をとります。
次週のネタ探しのため、動くケイトは、実力派人気騎士、桜庭洋介(田村健太)の妻、和美(三倉茉奈)から、女優の吉沢文香(佐津川愛美)と夫が不倫をしているとタレこみ情報を入手!2人の熱い交際を裏付けるかのようなメールを証拠として和美から差し出しされ、桜庭が社会的制裁を受けて、自分の元へ帰ってくることを望んでいることも知りました。しかし、密会の場所の連絡には将棋を意味する奇妙な暗号が使われていました。
早速、2人を尾行するケイトたちだが、不倫現場を押さえるのに難航。そんなななか、和美が入手した新たな暗号メールを見たケイトは、高校時代に将棋部の主将をしていた過去を持つ、元恋人でイーストでの後輩、野中春樹(重岡大毅)にその解読を頼むのですが・・・。
その夜、和美から次々と送られてくる不倫のメールを読んでいたケイトは、「会いたい」という言葉の欧州に、自分の中の「尾高に会いたい」という不可思議な気持ちに気付きます。
翌日、編集長の岩谷(佐々木蔵之介)によって、桜庭の不倫が次週のネタに本採用され、不倫現場を狙った特集班のチームワークが本格始動かすのですが・・・。
ケイトは父、乃十阿に自身は東源出版に勤めている事を簡単に伝えると、いくら払えば話を聞かせてくれるかを問います。また、乃十阿と母を繋ぐ指輪のことや、なぜ、犯罪を犯したのか?妻子がありながらケイトの母と浮気し、子どもである自分を設けたことなど次々と激しく問い詰めるケイト。
すると、ケイトに向けて即座にホースで水をかけた乃十阿。
ショックを受け、ずぶ濡れのケイトの元に駆け付けた尾高。ケイトがいつもと違う顔つきで、乃十阿の元へ行くことを予測し、後をつけていたのでした。
彼女を車の中に入れ、近くのラブホテルへ。ケイトと尾高がラブホテルへ入ったわけはこの為だったのです。
尾高は、乃十阿が出所して自転車屋を始めたばかりの頃、自分もホースの水を掛けられたと言いました。
ケイトはラブホテルを後にしてから、すぐに乃十阿の弁護士を訪問。しかし、乃十阿の事件は既に終わっているから話す事はないと追い返されてしまいました。
間もなく、ケイトは桜庭という囲碁棋士の妻、和美と喫茶店で接触。夫、桜庭と、週刊イーストがかつて取り上げたことのあるタレント、吉沢文香とのLINE内容を和美から見せられました。
和美は週刊イーストが夫の不倫を暴き、夫が社会的制裁を受けて、自分の元へ戻ってくることを期待していました。
ケイトは週刊イーストの面々、黒川(山内圭哉)や福西(渕野右登)、佐藤(森田甘路)、小野寺(今井隆文)らと一緒に桜庭を一日尾行しますが、不審な点はなし。
しかし、LINEにあった、桜庭と文香を繋ぐ囲碁を意味する解読不能のメッセージが。
そこで、ケイトは学生時代に囲碁部だったこともある、東源出版勤務の後輩で、尾高の次に交際していた、野中(重岡大毅)に暗号の解読を頼みました。尾高はケイトがその連絡をした時、同じく東源出版勤務の連載班、愛花(関水渚)と仲睦まじく自宅で酒を嗜んでいました。
野中がケイトの頼みを直ぐに聞き入れることに嫉妬した愛美。ですが、野中は「仕事」としてしっかりLINEの暗号を解読してくれました。
文香と桜庭が密会をしようとしていた場所はホテルでした。早速、ケイトは東源出版「週刊イースト」特集班の福西と共に、桜庭と文美の尾行を。
2人はカップルを装って追跡を開始。すると、案の定、正体を隠しながら密会をする文香と桜庭を目撃。
証拠の写真は撮れたものの、2人への直撃取材にはなかなか行きつかず。
しかし、いよいよ、川岸でいちゃつく文香と桜庭を佐藤と共にキャッチしたケイト。ここで直撃取材をするか彼と話し合うのですが、ケイトは「ここで文香と桜庭の幸せを奪っていいのだろうか」と2人の空気を壊すことに葛藤。
その頃、尾高はフリーの動物カメラマンとして、自分の仕事に専念していました。そこへ妻と姑、まだ乳児の2人の一人息子も。
家族に気を遣いながら、仕事を進める尾高もケイトと付き合ってきた過去を思い出し、彼自身もケイトへの恋心の再燃を感じていました。
同じ頃、文香と桜庭をとうとう、海岸で直撃したケイト。
文香は桜庭との交際を認め、自分達がやっていることは犯罪でもない、奥さんにも桜庭といい時代があったように、自分と桜庭の今もその「時代」が来たと宣言した文香。
度胸のある彼女の態度にケイトは感心します。
再び、後日、ケイトは大勢の報道陣に囲まれてもみくちゃにされるなか、不倫交際が「週刊イースト」によって報じられた文香と桜庭に再度、直撃。
「週刊イーストで今の心境をお話しませんか?」と聞いたケイトに、文香は話す事はないと拒否。
ケイトはその後、東源出版に戻ると、「週刊イースト」編集長、岩谷(佐々木蔵之介)から、「次は吉沢文香の手記を記事ネタに」と次の仕事を任されたのでした。
文香と桜庭は不倫報道が出て以来、桜庭は将棋の調子が出ず、文香も不倫している女優としてバッシングを世に受けている状況。次の岩谷がケイトに頼んだ「手記」の仕事への進行は厳しい状況と言えました。
ケイトが取材を終えている頃・・・・尾高は動物カメラマンの仕事を整理しながら、ケイトと過去に交際していた時期に撮影した写真をパソコンで閲覧してにやついていました。
ケイトはその日の取材を終えて、尾高の仕事場を訪問。普段、尾高は妻の負担にならないように、一人で仕事をする家を持っています。
そこへやってきたケイトは、尾高と2人でワインを楽しく飲み、初めは他愛のない話をします。
しかし、不意打ちに2人はキス!
翌朝、ケイトはいつも通り、東源出版に出勤。週刊イーストの特集班としてその日の勤務をしようとデスクに着いたその瞬間・・・・・
「あなたを許せない」と低い声で呟き、帽子とコートで身を隠した女性が、ケイトを小型ナイフで刺しました。次回、ケイトが刺された理由が明らかに。やはり、父、乃十阿の件?!来週は急展開に注目!
知らなくていいコト6話感想・見どころ
ケイトは、不倫ネタを追っていながら、自らも野中と交際する以前の恋人で、自分が犯罪を犯したと過去に報道された父、乃十阿のことを知っていても、ケイトと結婚するつもりでいた尾高(柄本佑)への二度目の恋心を再確認してしまいます。
ついに、ホテルにまで行った2人は、文香と桜庭の不倫ネタのための調査なのか?既に既婚の尾高と一線を越えてしまう関係にケイト自身も陥ってしまうのか?不倫を追うケイトが、「これは、不倫じゃない・・・」と口にした言葉の真相が気になりましたね。
尾高は本当に優しいですね。ケイトが乃十阿のところへ行くことを見抜いて、彼女をすぐ迎えに行くとは。また、乃十阿の弁護士に会った時は、ケイトを厳しくもフォローしている様子は、新人時代からケイトを「先輩」としてかつて週刊イーストで見守ってきたこともあって、未だその名残のような「兄貴分」的な接し方をしていると思いました。
野中の今の恋人でケイトと同じ東源出版の、愛花(関水渚)チャラい・・・野中の恋人でありながら、特集班の佐藤(森田甘路)と車の中で、文香と桜庭を張り込み中に、「私、佐藤さんのこと好きになっちゃうかも」などと粉かけてるところは、この子、野中と本気で付き合う気あるのかな?って思いました。
ケイトが尾高への気持ちを「これはまだ・・・、不倫じゃない」と自宅で呟き、仕事面でも乃十阿の件についても精神的にフォローしてくれる尾高への恋心が再び燃え上がってて、ドキドキしました。
とうとう、文香と桜庭を直撃したケイトですが、文香が「桜庭の奥さんにも良い時代があったように、自分と桜庭の不倫関係の今も、自分達の時代がきた」という爆弾発言。可愛い顔に似合わないすごいギャップでしたね、文香。
桜庭も文香との交際を続ける意向ですし、しかも、離婚もしない・・・この最悪で根性のある不倫カップルの動向はなかなか面白みがありましたね。
最後に、ケイトが尾高と自宅で飲みながら、お互いにまた、かつて交際していた時のような恋愛感情を意識して、キスしたシーンは衝撃でした!ケイト、だめじゃん!視聴者さん達の間でも、ケイトと尾高の関係が、実在する「芸能人カップル」を連想させると大賑わいなコメントがネット上にも多々ありましたが、まさにそのとおり!
しかし、最後に出勤したと思ったら、ケイトに恨みを持つ女性が、ケイトを刺した瞬間はもっと凍り付きましたね。ケイトが「やはり、(自分には)罰が当たったのかもしれない」という意味深な発言が切なすぎました。
ケイトはどうなってしまうの?!来週の怒涛の7話もご期待ください。