ザ・トラベルナース1話あらすじネタバレ
2022年ニューヨークにて、那須田歩はNPの資格を活かし、医師の指示に従いながら、相棒のトラベルナース、九鬼静を救いました。
2022年、ニューヨークの病院で難病を患ったスーパーナース、九鬼静(中井貴一)の手術が無事終わり、そのまま現地で働くトラベルナース、那須田歩(岡田将生)。
「静さん退院おめでとう!」
「歩君。」
「驚異的な回復力だよ、リハビリもよく頑張ったし。」
「ずっと病院食でしたから寿司を食べにいきませんか?ずっと病院食でしたから日本食が恋しいと思って。」
「有難う御座います。でもそのお寿司屋さんはキャンセルして下さい」
「どうして?遠慮しなくていいんですよ」
「病院はどうしたんですか?」
「大丈夫です。休みとったし」
「歩くん術後の私に一日何十回も声を掛けてくれましたね。実にあの大丈夫、鬱陶しかった。この3カ月、私がどれだけひどい看護に耐えたか。ものの言い方は上から目線、術後の痛み止めの量は不適切、リハビリは雑、頭がどうにかなりそうでした。あなたがいつ気付くのか、あなたの看護を最後まで見届けてから申し上げようと思っていました。これは文句ではなく患者目線の感情です。」
「今日だけは喧嘩はやめましょう。高級な店を予約したんですよ」
「結構です。私は3カ月我慢に我慢を重ねてきたんです。ようやくまともに食事ができるというのにこれ以上の苦痛は勘弁願います。」
「苦痛?俺と寿司を食べるのが?」
「大体、高い店が美味しいと決めつけているのが痛々しい。あなたは実際そのお店に足を運んで食べたことがあるんですか?どんなに安い店でも本当に美味しいと思うお店なら喜んで伺いました。あなたはやはりプライドだけが無駄に高く患者に寄り添えない不適切な無能ナース」
「僕がアシストしたから手術受けられたんですよ」
「俺が俺が俺が…それが、患者のストレスになるのわかってます」
「バカみたいじゃないですか。俺一人で、あんたの退院祝いの寿司なのに」
「このカサブランカの花言葉は裏切りです。それに私のカルテに、花粉アレルギーだと書いてあったはず。看護師は人を診て人を治す。あなたはやはりバカナースです」
2年後、日本に帰国した歩は新たな勤務先となる基盤病院「西東京総合病院」へ向かいます。
美味しいと評判のおにぎり屋へ行くと、若い外国人女性を伴った、大田黒勝一(内藤剛志)。
「ここのおにぎり美味しそうですね」
「ちょっと話しかけただけでナンパだぞ。マリアは日本語が苦手なんだ。」
おむすび店に立ち寄った歩の前で突然、やけに大柄な客、大田黒勝一が血痰を吐いて倒れました。
歩はすぐさま、応急処置を行い、大田黒を西東京病院へ搬送します。
「鮮やかですねお医者様ですか?」
「いえ、ナースプラクティショナーです」
ところが、意識を取り戻した大田黒はなおも横柄な態度です。
「あんた誰」
「ナースプロティクショナーの那須田歩です。医師の指示のもと、手術や医療が…」
「それはいい特別室へ運べ」
「特別室は空いていません」
外科医の神山直彦(風間俊介)が即座に答えます。
その後、愛川塔子(寺島しのぶ)と再会した歩。
「太田黒さんね、ここの元病院長なの。脱税疑惑や賄賂とか汚職とパワハラもバレてここを解任されたのよ。」
実は大田黒、つい先月まで同院で院長を務めていた人物です。
しかも自身の汚職とパワハラが原因で解任させられたばかり。
コンプライアンス上、そんな人間を特別扱いするわけにはいかないクリーンな組織変革を進める若きカリスマ新院長、薬師丸卓(山崎育三郎)はなんと太田黒を分院に入院させるよう考えていました。
「那須田さんには是非ともお力添えを…院内を改革させたいのです。」
「歩ちゃん!歩ちゃんじゃん!」
歩との再会を喜ぶ森口福美(野呂佳代)。
そのほかに、以前働いてきた金谷吉子(安達祐実)や、以前事務長として「天野総合メディカルセンター」で働いていた西千晶(浅田美代子)とも再会します。
西は、退職金を元手に看護師紹介所を立ち上げて、ここにいました。
「私を誰だと思ってるんだ。貴様クビにするぞ」
「クビになったくせに…」
車椅子を押されながらも、若い看護師に悪態をつく大田黒。
「どうだ、病院長の椅子の座り心地は?私が推してやったからお前はここに座れたんだからな。だが気を付けろ大きな組織は大変だぞ?気を抜くと私みたいに足元をすくわれるぞ。あはははは!」
「それだけお元気なら入院の必要はありませんね。」
「何言ってるんだ早く特別室を開けろ」
「コンプライアンス上、入院は認められません」
「なに?」
「汚職で解任になった元病院長を特別扱いできるとお思いですか?うちの病院は今、変わろうとしています。改革の邪魔だけはしないでいただきたい。」
「なにが改革だふざけるな!この病院を大きくしたのは私ですよ。神山、なんとか言ったらどうだ。神山!」
「元院長、お体に障ります」
「元元と、看護師部長のごときで偉そうに」
「元副院長とはお知合いですね?」
「医大時代からの知り合いだ」
「副院長は今、分院にいます」
「貴様が解任して島流しにしたのか?」
「紹介状を書きます。元病院長が診てくれれば元院長も安心でしょ。あなたが失脚したのは自業自得だと。これ以上、あなたが騒ぐとコンプライアンスが守れず、立場が危うくなる。これを持って分院です」
「何が分院だ、裏でこそこそ手を回しやがって。なにがコンプライアンスだ。俺がこの病院に入院すると一番困るのはお前だろ。化けの皮剥がれるからな。俺が早く死ねばお前は都合がいいんだろ?」
太田黒は怒りをあらわに抵抗しますが、結局追い出されてしまいました。
その後、太田黒は車で迎えに来たマリアによって店員することに。
「もし新しい院長さん気が変わったらここに電話できる時お願いします。」
マリアは静に自分の携帯電話番号を掌に書きました。
「悪行のデパートみたいな人ですが、検査の結果、肺がんステージⅢAです。薬師丸病院長が紹介した病院は設備が整っていない。残酷な話だ。
歩はおむすび脈屋で、かつて歩や九鬼のような看護師が過ごす元寮母、土井たま子(池谷のぶえ)と再会。
さらにそこでは九鬼も働いていました。
「おむすび屋さん、九鬼さんが開いたのよ」
九鬼はおむすび店を開店して、仕事復帰していました。
「NPのあなたがいながら、入院させられなかったんですか。この2年間で少しは成長してくれると思っていましたが、やはりあなたは相変わらずバカナース」
「コンプライアンス上、分院じゃなければ無理なんですよ!」
「かのフローレンスナイチンゲールはこう言ってます。全ての患者に分け隔てなく接するべきだと。コンプライアンス言い訳に患者を追い返すナースは、ガチクソナースじゃ。何もできないとはやはりあなたはバカナース」
その頃、分院へ向かう車で容態が悪くなった太田黒。
マリアは急いで歩に電話しました。
「静さん、家政婦さんに繋がったらフィリピン語で分からなくて。」
九鬼はマリアにフィリピン語で指示。
「伏見野神社です。肘を曲げないで、横に寝かせて心臓マッサージをしてください、マリア?大田黒に変化はないですか?今、ナースが向かっています。」
歩が自転車で向かうまで、マリアに心臓マッサージを指示する、九鬼。
間もなく、太田黒が息を吹き返します。
「大田黒さんの容態はどうですか?」
「呼吸が戻りました」
「大丈夫ですか?大田黒さん」
「あんたに頼みがある…最期はうちの病院で死なせてくれ」
「死なせない!絶対助けます。」
「那須田くん、マリアさん車ですよね。救急口からだと追い返されるので、マリアさんの車で裏口から入りましょう。今日の担当は神山さん・・・ですよね。」
九鬼はメモに西東京総合病院の出勤する医者を下調べ済みでした。
間もなく九鬼は、たま子に言いました。
「たま子さんできるだけ沢山おにぎりを握ってください」
病院に到着すると、九鬼が温かく迎えました。
「あんた、なんでここに?」
「おにぎりを届けに。あ、那須田くん、誰にも見つからないように、手術室を使いましょう」
「どうやってそんなこと」
「那須田さん、あなた優秀な医者ですよね」
そこで、九鬼は神山に「脈屋」の従業員として、おむすびを届けるふりを、那須田は大田黒が泥酔していることにして、院内に入りました。
その頃、九鬼はおにぎり屋のまま、神山におにぎりを届け、彼にはっぱをかけました。
「おにぎりの脈屋で御座います。大田黒先生の手術が控えているので夜食のおにぎりをお持ちしました。」
「肺がんと閉そく性肺炎。」
「あんた、何者だ。ダメだ。僕には助けられない」
「これが大田黒さんの最期の望みでも?大田黒さんは命を落としたとしてもこの身体を献体にする。今この病院で働いている医師や看護師たちのオペの練習になってもいいと。」
「馬鹿にしやがって俺を誰だと思ってる…大田黒の一番弟子だぞ。オペは成功させる」
手術中、神山は、歩の腕の速さに、ぎょっとしました。
太田黒の容態が急変します。
九鬼とマリアは手術が終わるのを待ちました。
「勝一さんは良い人ではない。いいところも悪いところもある。でも私にはちょっと優しい。」
マリアは、九鬼に勝一の事を話します。
彼女だけが知る、勝一のか弱い素顔でした。
「あんた、ただ何者だ」
「ただのおむすび屋ですよ」
九鬼が医療従事者だと見抜いた神山。
翌朝、手術が成功し、目を覚ました大田黒。
「こんな私の為に、みんなが…。神山くん有難う」
「神山先生なら安心して任せられる。自分の体は献体になってもいいとおっしゃっていましたよね」
「献体?俺の体が献体?それは嫌だ。誰がそんな事」
「あの嘘つき」
歩は九鬼がまた嘘をついて、自分に治療させたことを見抜くのでした。
その頃、脈屋。
「全て私が仕組みました。歩君には厳しい事を言いましたね。」
「九鬼先生、うちの病院で働いて下さい。」
「脅しですか?」
「ここで働くよりうちの病院で働いてください」
その頃、九鬼は薬師丸病院長が神山を解雇する現場を目撃しました。
「神山先生、あなたには病院の改革の片棒を担いでほしかったのですが、違法で手術を行いましたね。責任をとってください」
「こうなることはわかっていました。あなたの片腕になるより、医師として大事にすることがありますので」
神山は辞表をさっと薬師丸(山崎育三郎)に渡して去りました。
九鬼と歩は西東京病院に勤務することに。
「九鬼静さん、医者は人を診て人を治す…あなたはそういう志をお持ちのようですね。期待しています」
「有難う御座います」
静にそう言った薬師丸の顔は曇りました。
その頃、歩は、愛川塔子が、脈屋の2階に、吉子、福美、元アイドルの新米看護師、中村柚子(森田望智)、韓国人の看護師、パク・イユン(Hi-Fi Un!corn)も、また、寮で生活することになりました。
夜で過ごす寮は、やはり九鬼もいて、九鬼とイユンと歩が男子部屋となりました。
九鬼は翌日、てきぱきと対応し、歩は口の悪さが目立つものの、九鬼と共に、また一人婦でも多くの患者を救うために立ち向かいます。
ザ・トラベルナース1話感想・みどころ
またしても毒舌で、洞察力の鋭い天才ナース、九鬼静と、高慢だが根は優しい歩の最強バディが帰ってきました!
退院した九鬼を歩が労っても、九鬼は歩の為を思って相変わらずの手厳しさで、歩を良い意味で苛つかせましたね。
今回の患者は、内藤剛志さん演じる、大田黒勝一。
傲慢で、パワハラ気質、賄賂の疑惑もある、いわくつき患者でした。
元病院長のプライドが許せず、なんでも我儘を押し通し、周りを困らせるくせ者ですが、根はとても弱々しい。
彼の強がりと無駄なプライドが、素直に人と向き合えない不器用さが垣間見れました。
家政婦のマリアだけは、良い面も悪い面も兼ね備えた勝一を気に掛けています。
「最期に西東京病院で死なせてくれ。俺は神山先生を信用している」
一番弟子の神山に絶対的信頼を寄せ、自分の弱さを九鬼と歩に見せた場面は心打たれました。
無事、勝一は手術が成功するものの、神山はなんと、薬師丸の方針に背いたことで、自ら辞職していきました。
せっかくの風間俊介さんの活躍を期待していた視聴者は多いでしょう。
私も、風間さんの「監察医朝顔」とはまた違う人物を演じる七変化に期待していました。
この初回で「退場」になることはないと思いますがね。
九鬼と歩は、一癖も二癖もある、「バカナース」「バカドクター」を相手に、患者にとって必要な看護を問いかけ、新しい風を吹き込んでいくことでしょう。
次回のゲストは要潤さんです。