TOKYO MER9話あらすじネタバレ
喜多見(鈴木亮平)、ミン(フォンチー)、夏梅(菜々緒)、冬木(小手伸也)、徳丸(佐野勇斗)、比奈(中条あやみ)、そして、音羽(賀来賢人)らTOKYO MER達。
merの一同は、入院する子どもたちに、MERでの仕事を説明。
子供達はMERの仕事に興味津々。
その後、赤塚が公務を続けるのが厳しい状況だと三輪から連絡が入ります。
一方、赤塚都知事(石田ゆり子)は、とうとう、高輪(仲里依紗)に診察を受けている途中で倒れてしまったのでした。
心臓が持って3か月な赤塚。
駒場(橋本さとし)も来て、彼女を心配します。
その頃、久我山(鶴見辰吾)から、音羽は、白金大臣(渡辺真紀子)が、天沼(桂文珍)の偽造入院の証拠を黒い革張りの手帳にデータとして持っていることを伝えられました。
音羽がMERの為に力になりたいことを十分知る、久我山は、白金の弱みを握り、彼女を潰す側に回ることを提案。
複雑な心境を抱え、ストレスを内面にためる音羽。
赤塚は少し体調が落ち着き、喜多見達に自分の病気のことや、今後も協力する意思を伝えるのでした。
特発性拡張型心筋症で、心臓移植するしか方法はないのですが、その移植すらも厳しい状況。
打つ手がないかもしれないという深刻な状態。
ふと、通報が鳴り、なんと、大使館で二酸化炭素中毒が発生。
指揮官不在の中、救助へ向かったMER。
「大使館内は各国の領土であり、許可なく立ち入れない」という法律の壁に立ち向かいます。
大使館には厚労省の白金の許可が必要でしたが、「命を優先してほしい」と言い、赤塚が許可。
赤塚は「みんな命がけで闘っている」と病身の体を無理をして、喜多見達に指示を出しました。
現場へ入ったMER達は、酸素がないという危険な現場へ足を踏み入れました。
次々と患者たちが、心肺停止状態に陥り、心臓マッサージが必要。
心拍再開した患者はすぐ搬送し、また次の患者へ。
気道狭窄音の疑いが・・・。
千住が現場で、1人の男性の外国人男性を発見。
途中で、酸素マスクを外して治療にあたるのですが、息苦しさに咳き込む千住。
男性は吐血や腹部を負傷しており、手術が必要。
その後、近くの車から火災が発生し、二酸化炭素が充満。
やがて、現場で火災が発生したので、入り口のロックが締まってしまいました。
喜多見と千住は協力して、男を現場の地下駐車場内にあった車に搬送して、二酸化炭素が入ってこないように防ぎ、男性の手術を開始。
赤塚のことを三輪と共に看ている、弦巻(中条あやみ)以外の音羽、冬木、ミン(フォンチー)、夏海(菜々緒)、徳丸(佐野勇馬)らは、なんとか中へ入ろうと、大使館スタッフに頼みますが、なんと、指令室では、白金と久我山が許可を妨害。
「元医務官だからこそ、白金だって今どちらの命が大事かわかっている」と後押ししても、無駄でした。
そして、病院では、室長の駒場に、赤塚が、MERのみんなへの許可を任せると、弦巻に伝えました。
それでも、頑なに、久我山は、救助隊と患者は既に亡くなっていると皮肉を言い、白金も動じません。
ここで、駒場は、「人の命を自分を犠牲にしてまで守ろうとするのがレスキュー隊だ。人を助けることだ。あなたはレスキュー隊が何もわかっていない!喜多見チーフだって医師でありながらレスキュー隊として人の命を何よりも最優先するし、赤塚都知事だって、誰かを助ける為に病身の体を命がけで無理をして、戦った」と声を荒げるのでした。
時間が経過するにつれ、酸素が薄れ、患者の容体が悪化していく・・・命を救うべく、MERは危険な賭けに出ます。
喜多見と千住は協力し合い、脱出を試みることにしました。
その頃、駒場たちは、外出中の大使館館長から、救助の許可が下ります。
必死に、2人で協力し合い、喜多見は男性患者を抱きかかえて運び、千住はシャッターを開けました。
比奈、冬木、夏海、ミンがなんとか駆けつけ、喜多見と千住を救出。
喜多見はなんとか酸素投入で回復したものの、千住(要潤)が、危篤状態に。
必死に心臓マッサージをし、千住は息を吹き返しました。
搬送されてきた男性も無事、救急車で搬送されましたが、なんと、彼こそが大使でした。
連絡が取れないことで、大使が不在だと思っていた喜多見たち。
そして、MERが大使を救ったことについて、もしも助けなかったら、白金や久我山にも悪影響なのでは?とチクリという駒場。
しかし、白金は心の奥底では患者もMERの命も助かってほしいと願っていたことが判明。
赤塚も医療機器に繋がれているものの、意識を回復。
その夜、喜多見の過去を赤塚に協力してもらって捏造したものの、白金が握る天沼の偽造入院の証拠をこっそり写メで撮った音羽。
すぐに白金と久我山に発覚し、「喜多見の真実を話せ」と圧を掛けられますが、音羽はなんとかMERを守る為に彼らの手を振り切りました。
そして、「喜多見先生の過去はデータにあるように、デング熱にかかり、休養をしていたため」と嘘を貫き通して去ります。
ところが、翌日、「久我山が音羽が厚労省を辞めることになった、音羽を救うには、喜多見涼香さん、あなたがお兄さんの空白の1年についてお話する必要があります」と嘘を伝えます。
それに対し、見事に騙された心優しい涼香は、「喜多見の空白の1年の真実を話すことを音羽を助けることを条件にする」という久我山の言葉をすっかり信用してしまいます。
たちまち、SNSや報道で喜多見が、テロリストのツバキ(城田優)を救助したことで海外で逮捕された過去や、赤塚が喜多見の過去を知っていながら、病気を理由に雲隠れしていた事実が拡散。
ツバキも喜多見の「炎上騒動」に目をつけて、本格的に動こうと牙を向きます。
一方で、月島刑事(稲森いずみ)や、部下(馬場徹)も、喜多見の過去が世間に明かされたことをきっかけに、動こうとしていました。
来週、TOKYO MER最終回前編!
TOKYO MER9話感想・みどころ
本日のTOKYO MERは濃厚な展開で進展していきましたね。
赤塚都知事(石田ゆり子)が命の危機で、一刻も争う状況のなか、MERの為に指示を出し、途中で意識が途絶えた瞬間は、まさか死んでしまったのでは?とハラハラしっぱなし。
さらに、二酸化炭素が充満する地下駐車場では、外国人の男性患者が手術をしないと助からない状況。
応急処置を残された喜多見と千住で行い、最終的には協力し合って地下駐車場から脱出した時の緊迫感が伝わってきました。
喜多見も千住も倒れますが、酸素マスクでなんとか回復した喜多見と、心停止した千住。
必死に、声を荒げながら、千住に生きていてほしいと訴える喜多見の情熱や愛に感動!
どうにか、彼も息を吹き返し、患者も無事、搬送されて助かったものの、久我山と白金が仕掛けた次の「時限爆弾」が怖いですね。
だって一時は、赤塚の危機や現場の状況で、白金が心を動かされた・・・と思わせておいて、やはり、白金と久我山は、音羽の優しさを利用し、はめたんですよ。
さらに、喜多見の妹、涼香に近づいた久我山の腹黒っぷりといったらないですね。
まさか、喜多見同様、心優しき涼香に接触して、退職した音羽を助けると思って喜多見の過去を話してほしいなんて嘘をつくとは・・・。
喜多見の過去が世間に公表され、独特な話し方が特徴の刑事、月島(稲森いずみ)や、喜多見にかつて命を助けてもらいながら、喜多見に近づき、トラブルを起こそうとしているツバキ(城田優)の存在に次週、注目。