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Unknown4話 虎松とこころの誠意が凄い!加賀美(町田啓太)の予測不能なラスト!

Unknown4話あらすじネタバレ

「俺の父親は、殺人犯なんだ」

キャッチボールをするなど、優しい愛情を受けながらも、殺人鬼の父と暮らしていた、虎松(田中圭)。

その秘密をしった、闇原こころ(高畑充希)と一旦、距離を置いて部屋を飛び出す、虎松。

翌朝、夫の重い過去を知り、動揺するこころですが、いつも通りの虎松に「実は寝ていませんでした!あなたの告白、聞いちゃっていました!」と言えるはずもありません。

虎松は思わず口にした事実に、こころに嫌われないか不安を感じ、一人むせび泣くのでした。

悩んだ末に、昔から虎松を知る先輩警察官、世々塚(小手伸也)から虎松の父のことをやんわりと聞きました。

当初、世々塚はこころを笑わせようと冗談を言います。

一条彪牙(井浦新)が20年前に起こした一家殺人事件の犯人。

虎松の今の苗字は亡くなった母の旧姓でした。

虎松は当時、中学生だったという悲しい事実を知りました。

こころは虎松に父に関しての事実確認をするため、世々塚に練習相手になってもらいます。

しかし、2人ともふざけてなかなかちゃんと成り立ちませんでした。

そこで、職場のパソコンで検索。

春雨出版週刊熱夜編集長、曽我(石川禅)から、こころに不倫現場を押さえられたことをきっかけに、こころを逆恨みした男に刺された加賀美(町田啓太)を見舞うように言われました。

4月13日以前に、犯行予告として落書きがあったと、警視庁では話し合いがなされ、虎松は熱心に耳を傾けていました。

時を同じくして、父、海造(吉田鋼太郎)の病院で入院していた、加賀美。

海造の圧が迫る距離感に怯えたと話しました。

そして、退院した今は、こころと噴水で水浴びをしていて風邪をひいて欠勤。

一方、春陽町で起こった「血を抜かれた連続殺人事件」に新展開が訪れます。

虎松とこころの弟、漣はバディとして単独調査。

現場に残された、「吸血鬼の落書き」と、「413」という数字は殺害予告ではないかと、こころの弟、漣(井上裕貴)が主張し始めました。

ふと、漣は虎松の父が起こした一家殺人事件を知っていて、今、虎松が警察官として働いているのは罪滅ぼしなのかとチクリ。

その言葉に戸惑う虎松に対し、更に、漣は「虎松の父の事件もまだ解決したとは思っていない」と発言。

実家に寄ったこころは、ニュースキャスターをしている母、伊織(麻生久美子)のDVDデータから虎松の父、一条彪牙が起こした当時の報道を知りました。

慌てて内容を覗き見ようとする海造を振り払おうとしますが、海造にどうにか事実を伝えました。

興奮した海造は、こころの結婚を大反対。

大事な娘を思うがあまり、荒い態度をとってしまう、海造は、こころとの間に溝ができてしまいました。

結婚式の準備のために、ウェディングドレスの試着をする、こころをべた褒めする虎松。

ふと、「居酒屋どんぞこ」のマスター、庭月源治(酒向芳)と、店員の聖夜(長田成哉)が、駄菓子屋の今福梅(木野花)に止められて揉めていました。

こころと虎松は2人がそれまで親子だと思っていたのですが、実は将来を考えるパートナーで、聖夜が当時15歳の時から交際していたのです。

そして、2人をなだめすかし、源治と聖夜はどうにか落ち着きました。

ふと、仕事仲間の座山(志尊淳)に呼び止められた、こころは虎松と別れました。

元横綱の焼き肉デート現場を2人で抑えようとするものの、失敗。

ふと、こころは帰り道に付け狙われていることに気付きました。

主は、聖夜でした。

聖夜は、「どん底」で、加賀美と源治が店の前で、「好きだ」と言っているのを目撃。

浮気をしているのではないかと疑り、こころに相談。

加賀美の本心を探ってほしいと土下座。

こころは渋々、引き受けることに。

虎松に連絡を入れたこころは、その後、加賀美の家へ。

一方、虎松も寂しさから、世々塚の家に行って、「宅飲み」をすることにしました。

加賀美は思わず、こころのフードの紐を掴んで引き寄せ、キスしようとしますが、やはりこころのことを配慮してやめました。

「加賀美さ、好きな人いるの?」

「好きな人なんかいないよ」

彼はこころに恋愛感情を持つ本心を隠し、いつも通り仕事仲間であり、親友として振舞います。

その頃、虎松は世々塚の家で呑んでいる際、世々塚が自分の父の事件を担当し、手取り足取りサポートしてくれた過去を思い出しました。

「お母さん、亡くなっているんだよな、俺んち来るか?」

信頼できる大人として寄り添ってくれた世々塚に今では感謝しきれない、虎松。

虎松は部屋に入って、中学生の時と同じように、「部屋汚い」と言ってしまいます。

あの当時と変わらない虎松を微笑ましく見守っていた世々塚は思わず男泣き。

こころとこころの両親には、自身の父親の件をちゃんと話そうと思うと切り出す、虎松。

「何度も言うチャンスはあっただろう…」と、世々塚。

「でも…こころを失うのが怖くて…」

「そっか、わかった、わかった…」

ハイボールを飲みながらも、虎松に寄り添う、世々塚。

「このまま話さなければ本当の夫婦になれないから」

「わかった、行ってこい…俺はずっとお前の父親だからな」

世々塚は、虎松のことを第二の親のような温かい目線で変わらず接していたのです。

その頃、こころは加賀美の家を後にしますが、加賀美は施設育ちで、こころを心配する親がいて羨ましいと意味深な言葉を残すのでした。

そして、実家へ寄り、改めて結婚を認めてもらおうとするこころの元へ急ぐ、虎松。

虎松がこころの実家に着くと、海造はまだ反対。

「確かに事件は真実だけど、虎ちゃんはその第一発見者…それの何がだめなの?」

「殺人犯の息子だからじゃない、なんで隠すんだよ。」

「虎ちゃんはずっと言えなかったんだよ。私だって自分が吸血鬼だってなかなか言えなかった…これ言ったらおしまいになるんじゃないか、虎ちゃんだってずっと怖かったんだよ。私に虎ちゃんの傷を癒せるとかそんな簡単な事は言えない、でも虎ちゃんは吸血鬼だってことを知って私を愛してくれたのよ、パパとママの事も。私は婚約は破棄しない、虎松さんを愛しているから。」

虎松は影で大泣き。

「娘を傷つけたらただじゃ済まない…それとこれからは人理恵抱え込むのはやめなさい、大事なのは家族だけなんじゃないのか?」

虎松にもこころの父親としてのプライドを伝えながらも、優しい言葉をかけた、海造。

こうして2人は、無事、結婚を認めてもらえ、こころと虎松は婚姻届けを出しました。

翌日。

アンチョビコロッケの件で、「好き」と言ったことを勘違いされたと言う、加賀美。

さらに、健康診断の体内年齢を隠したことで、聖夜と源治は和解。

捜査本部の南十字初(新納慎也)と虎松は、落書きをした人物の特定を急ぎ始めます。

なんとそれは、五十嵐まつり(ファーストサマーウイカ)の一人息子、大五郎(曽田陵介)でした。

その夜、キスしようとした、虎松ですが、にんにくの匂いから、持ってきた歯ブラシで、口臭トイレで歯を磨きに。

しかし、その隙に加賀美はこころに不意打ちにキスをし、目撃した虎松はショックを受けました。

Unknown4話感想.みどころ

虎松の過去を思えば、信頼していた父からの裏切りや、今度こそ自分は普通の人としての人生を歩んでいいのか…悩むところですよね。

そんな虎松に、第二の親のような目線で温かく寄り添い続けている世々塚の懐の深さに感動しました。

世々塚は、父親が殺人犯であることを理由にバッシングを受けていた、虎松にとってただ一人の味方でしたね。

彼のように、「殺人犯の息子」ではなく、一人の人間として虎松を認めてくれた存在の大きさはとても琴線に触れるエピソードでした。

こころが大切なあまり、頑なに婚約破棄をすることを強要していた海造も、親心ならではですよ。

しかし、虎松が誠意を見せようと闇原家を訪ねた際に、こころが両親を説得。

虎松がこころの自分への思いを両親に必死に伝えている場面で、泣き崩れる気持ちはすごく分かります。

自分が本当に愛しているのは、虎松だと伝えていること、婚約破棄はしないこと、吸血鬼だった自分を受け入れてくれたのは彼だけだと懸命に訴える姿に、もらい泣きしてしまいました。

海造は「勝手にしろ」って言いながらも、虎松に向けた言葉が素敵でした。

「娘を傷つけたら許さない、これからは一人で抱え込むのはやめなさい、大事なのは家族だけなんじゃないのか?」

「勝手にしろ」と言いながらも、言葉の裏に込められた人への愛情深さを感じました。

連続殺人事件は薄気味悪く進行していて、五十嵐まつりの息子、大吾郎が疑われる始末。

そりゃ大五郎は以前、世々塚と虎松が捜査中に、壁に落書きしていたけど…、きっと母思いの優しい子だと思うんですがね。

少々、やんちゃが過ぎるだけなのではないでしょうか。

そして、源治と聖夜がまさか親子ではなく、多様性の今だからこそのパートナー同士だったのは意外でした。

でも、2人にも虎松とこころと違う形で幸せになってほしいなと思いました。

今回の4話で一番、モヤモヤしているのは、加賀美です。

こころはようやく、両親を説得して結婚を認めてもらえたというのに、そのこころに自分が内心、好意を寄せているからってキスするってどういう神経をしているのでしょうか。

それをしかも、虎松への当てつけで、見せつけるなんてひどいな。

見せつけるのも、虎松がナイーブで傷つきやすいことを狙っているところがあると思いますし、なんか、虎松が傷つくことを楽しんでいるような気がしてなりません。

加賀美ってこころにとって信頼できる良い仕事仲間であり、親友なのに、どこかこころにも「Unknown」なミステリアスな一面がありますよね。

また、加賀美が施設育ちなのが少々、引っかかります。

これは私の憶測ですが、虎松の父、一条が起こした一家殺人事件の生き残りがもしかして鏡の可能性ってないでしょうかね。

こころに特に「恋愛感情」という面もあって、なんか怖いほど優しいところが怪しいと思いました。

次週、加賀美は虎松に悪びれもなく、こころにキスしたことを謝らないらしいですが、彼の真意や目的が気になる4話でした。

 

 

 

 

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