法医学をテーマしたドラマが意外と多い!
2018年に放送された「アンナチュラル」で、法医学に興味を抱く人が続出したことをきっかけに、2019年7月クールでも「監察医 朝顔」「サインー法医学者 柚木貴志の事件ー」と法医学をテーマにしているドラマが2作品も放送しています。
一般的な医師は生きている人を診察して病気や怪我を発見し治療していくものですが、法医学とは亡くなった方を対象として明らかな死因が特定できない場合にご遺体を解剖して死因を究明する職業です。
ドラマをきっかけに法医学に興味を抱く人は増えているものの、日本全体でも圧倒的に法医学者の人数が少ないようです。
しかし、解剖することでご遺体から生前のその方の想いや行動を知ることができるところは素晴らしいなとドラマを通して感じました。
そんな法医学をテーマにしたドラマ作品は意外と多かったので、まとめてみました。
アンナチュラル
この作品で法医学というものを知った方も多いかと思います。
大人気女優・石原さとみさんが主演だったこともあって注目されていましたが、今までとは違う石原さとみさん魅力が満載だったように思います。
日本に新設された死因究明専門の研究所「UDIラボ」を舞台にした1話完結の医療ミステリーで、人気脚本家・野木亜紀子さんのオリジナル脚本というところでも話題となりました。
死因を究明して、そのご遺体の方の心情や人物の背景を繊細に描いていたことで涙なしでは観られない回ばかりで、主題歌の米津玄師「Lemon」も素敵でした。
きらきらひかる
1998年に放送された作品で、深津絵里さんが主演が務めていました。
医大生の主人公・天野ひかるが鈴木京香さん演じる法医学者の言葉に心打たれてて監察医を目指すというストーリーです。
漫画を原作とした作品で、当時では法医学をテーマに「死者の最後の言葉を聞く」というのは斬新な設定で大きな話題と集めました。
毎回ドラマの最初と最後に、新人監察医の深津絵里さんと女性刑事の松雪泰子さん、先輩監察医の小林聡美さんと法医学教室助教授の鈴木京香さんとの4人で食事をするシーンがあったことが、素敵だったとも注目されていたようです。
阪神大震災を取り上げた回もあり、フジテレビの傑作ドラマともされています。