グレイト・ギフト4話あらすじネタバレ
「私はただ藤巻先生に好意を抱いているんだと思います。藤巻先生が好きだから放っておけないんです。」
明鏡医科大学付属病院の病理医、藤巻(反町隆史)が発見した殺人球菌「ギフト」、そして球菌を使った院内の漣像殺人に執拗なまでの興味を示す検査技師、久留米穂希(波留)。
「困ります。僕には妻も子供もいます。」
「藤巻先生がどういう状況であれ、私が好きなのは自由ですよね。好きを数値化することはできませんが、大好きです。」
「でもその気持ちは忘れて下さい。」
「人を好きになる気持ちを忘れる必要あります?」
「不倫になりますよ。」
「不倫?どこが?私はあなたの誠実性が好きです。亡くなった父に似ていて、新たに自己分析ができましたね。ああ、困りますって言われますが、ご安心ください。奥様から奪ったり、性的なことは求めていませんので。それではギフトを巡って何が起きたのか改めて教えていただけませんか?」
居酒屋で呑む2人。
「藤巻先生は白鳥先生に最初から利用されていると思います。最初の謎の犯人、白鳥理事長の可能性があります。藤巻先生を騙し、ギフトを利用するためのシナリオだったと思います。」
確かに、奥野理事長と藤巻の関りを既に知っていた白鳥の不振な行動がピンときました。
愛宕に続き、大泉など大物だけでなく、一般患者の安田がなぜ、狙われたのかが分からないと思う、藤巻。
「久留米さんがギフトに関わっていることを内密にしながら、ギフトの件で私に協力して下さい。」
一方、謎の真犯人が持ち込んだギフトを悪用して、邪魔者を次々と消し、権力の階段を登り続ける新理事長、白鳥稔(佐々木蔵之介)は、水肩の裏の顔を知る、藤巻と、心臓外科医の郡司(津田健次郎)を教授に任命します。
藤巻の妻、麻帆(明日海りお)は、合併症状もなく、順調にリハビリを続けています。
病院内では、藤巻と久留米のことを不倫だと疑う、検査技師の奈良茉莉(小野花梨)の誤解が広まっていました。
「藤巻先生、居酒屋で久留米先生としっぽり飲んだらしいじゃないですか。」
事務長の本坊が早速突っ込んできました。
「不倫ではありません。誰がそんなこと…」
藤巻と久留米はギフトの培養を続け、ギフトの治療のための特効薬を造るための研究を続けました。
早々に大学病院の改革にも着手し、より良い医療を実現していく白鳥。
手段を選ばず、ひたすら理想の医療を追求する彼の姿を見て藤巻の葛藤はより一層、ふくらんでいきます。
医学系大学連合会で、改革を訴え、次の議長の座を狙う、白鳥。
表向きは素晴らしい意志で改革者だと患者たちから慕われています。
「より多くの幸福のために人を殺しても許されるのか?」
藤巻は、白鳥に「ギフトについての相談」を持ち掛けられました。
「わたしがギフトを持っていないことはご存じのはずです。新たなギフトを欲していますか?白鳥理事長の力ならギフトを使わなくても、多くの命を救えますよ。」
郡司かた、急性心不全で、三輪副大臣を含めた3人の大物政治家が亡くなっていることを知りました。
その矢先、藤巻の元に、白鳥と郡司から、悪報がもたらされています。
財政快の大物が3人立て続けに急性心不全で死亡したというのでした。
しかも、その原因は、他ならぬギフトでした。
突如として院外で広がり始めたギフト感染。
「院外感染」
「3つのことが考えられます。我々以外の者が作った。別の場所で作った者がいる、藤巻先生のギフトが無断で使われた…。誰かにギフトを譲りましたか?」
「ギフトは保温庫にきちんと保管してあります。」
「すり替えられた可能性は?」
「いや、ないと思います。」
「郡司先生、確認してください。」
ギフトは心筋細胞エキスを入れると攻撃的な反応を示すことを、郡司に説明する、藤巻。
「あっ…!そんな、馬鹿な!」
やはり、何者かによってギフトが盗み出されていたことがわかりました。
「あの政治家3人に使われたギフトは。盗まれたギフトだな。」
「他にギフトの存在を知っている人間はいる・」
「いいえ、いません。なら最初に使った奴が犯人かもしれないな。犯人を捜せ。お前の管理が甘かった時点で、3人も死んだんだ。死に物狂いでやれ。なんかあったら俺に報告しろ。」
その頃、警視庁刑事、月足(濱正悟)と元刑事の神林(尾上松也)も3人の政治家が原因不明の心不全で亡くなったことに嗅ぎつけていました。
「俺は娘の主治医と面談だ。でも、その娘の主治医が、被疑者なんだ。」
「良くなると良いですね。」
一人娘の琴葉(中島瑠菜)のことで、神林は郡司と白鳥より、説明を受けました。
琴葉のファロー四徴症は、手術を2つしなければならない体になっていました。
「娘は難しいことは分からないけど、白鳥先生を信じると言っています。」
「いつでも待ちますよ。勿論、決めるのは患者さん本人とご家族ですから。」
久留米は自分がギフトを保管庫から盗んだ人間に疑われていることを藤巻に追求。
「私も協力します。」
「それはダメです。久留米さんがギフトの協力者だってことは公にできないので。」
その夜、「アルカナム」へ本坊事務長と出向いた、藤巻。
「まさか杏梨さんを譲ってくれって話なら譲れませんよ。」
「殺人球菌ギフトを盗んだのあなたですよね?合鍵はあなただけにしか預けていません。」
「ええ。ギフトの件についてこちらもお話がありまして。杏梨さんから頼まれて、通勤時間に電車で、白鳥先生の裏の顔、あなたと久留米さんのギフトのこと、全部、盗聴していました。あなたの保管庫から、ギフトを売りましたよ。3本で1500万円になりましたよ。あなたが作って私が流通させた。同じ穴のむじなでしょ?」
「そんなに金が欲しかったんですか?」
「杏梨さんは力のある男が好きだ。僕は闇の皇帝になるような気分で、杏梨さんを掴む。女、金、権力…ギフトは夢中になる麻薬ですよ。新たなギフトを作ってくださいよ。取引しませんか?取り分の3割を藤巻先生にお支払いします。」
「白鳥先生に殺されますよ。それに人の命がかかっているんですよ…いい加減にしてください!」
「上等ですよ。私は殺されても構わない。白鳥先生から杏梨さんを奪います。もしも従わなければ久留米さんが共犯なこと白鳥先生に明かします。明日の8時までに小瓶3つ頼みますよ、藤巻教授。」
2人の会話を聞いていた郡司は笑います。
「久留米先生は純粋な研究者です。」
「お前も女にほだされることあるんだなぁ。白鳥先生に病理医の久留米が関わっていること報告するよ。」
「それだけはやめてください!久留米先生の命だけは…」
「わかった。新しいギフトを3つ造ったら俺に渡せ。それなら、白鳥に言わない。本坊には偽物を渡せばいい。頑張れー藤巻、女を守ってみせろ。」
その後、購買のプリンを買って、麻帆を見舞う、藤巻。
「今後の人生について考えている。第二の人生について考えているんだ。」
切り出す、麻帆。
プリンがいつもより多く買えたことを伝えた、藤巻。
「あのさ、プリンはあまり好きじゃないからもういいよって言ったのに。ここのプリン患者さんもなかなか手に入らないって言っていて、うせた。来る理由が見つからなくてプリンで理由作っているんだろうけど。こっちは死ぬかもしれないって時に…とにかく、あなたに無駄口叩けるくらい元気になったってこと。もう無理に来なくて、本当にいいから…」
「仕事、戻るね。」
翌朝。
麻帆とのギクシャクした関係に悩みながらも、ギフトを3つ作り、本坊に渡しました。
「支払いは…明日。」
渡したのは偽物のギフトです。
そして、本物を三つ、待ち構えていた郡司に渡しました。
「二度と俺に隠し事するなよ。」
白鳥は、ギフトを持っていなくて安心したが、郡司が新たなギフトを手に入れたことは、麻帆の身に危険が迫っていることを予期する、藤巻。
茉莉と綾香に、ボウリングに誘われますが、本郷からの着信で断りました。
「てめぇ裏切ったな!メダカで試したらメダカが死なない。…うっ!た、助けて!」
アルメニアで、支配人たちから人質に取られていた本坊は、本物のギフトを持ってこなければ殺されるかもしれない状況です。
藤巻が到着すると、郡司に声を掛けられ、交渉することに。
「俺が交渉する。」
「ギフトを出せ。」
「随分、乱暴ですね。今後もビジネスのつもりでお取引をしようと思っております。取引先の情報を知りたい。」
「申し遅れました。君島と申します。様々なクライアントからギフトの注文を承っています。」
「他に知っている人は?」
「いません。そこにいる僕の部下だけですよ。誰にも言っていません。」
「ギフト出せ。」
「本物です。」
「3本発注したはずですが…」
「済みません。培養で発注するまでかかります。済みません。」
こうして、君島に10本ギフトを届ける契約が、藤巻の目の前で成立してしまいました。
「僅かな量で死ぬ。神がくれたグレイトギフトにしちゃ安いくらいだ。」
契約が交渉し、ウィスキーを飲む、君島、郡司、部下、藤巻。
「まだ飲み物に何かあると疑っているんですか?」
「確信しているんですよ。」
なんと、藤巻と郡司、本坊の目の前で、君島と部下がギフトで殺されました。
「お前たち、このこと白鳥に秘密に白。俺の独断だ。俺が白鳥の座を奪うためだ。そのために俺に忠誠を誓え!白鳥理事長より俺は無茶するぞ。白鳥を必ず殺す。…誰が本物の皇帝だ?」
「郡司先生です…」
グレイトギフト4話感想・みどころ
ギフトを使った連続殺人の負の連鎖は途絶えることがないと思いました。
白鳥と郡司は一見、善良な医者の皮を被り、麻帆や、神林の一人娘、琴葉の命の行方を握っている恐ろしさが伝わりました。
白鳥のようにのらりくらりと理事長の立場と、絶対的信頼を患者から寄せられる名医の姿を利用して、ギフトで患者を生かすことも殺すことも自由。
一方で、悪魔は2人もいた。
一人目は、本坊理事長。
杏梨を自分の女にするために、医療殺人ビジネスに手を染める顔は、人間の顔じゃないなって思いました。
本坊事務長だけはマトモだと思っていたのが間違いでしたね。
人の命が脅かされ続けているにもかかわらず、藤巻のギフトを売買して、荒稼ぎして、杏梨に認めてもらおうだなんて…狂っていますね。
もう一人は、郡司。
当初は、藤巻に協力的姿勢を見せた上で、白鳥と同じように、ギフトを使った殺人を肯定。
自らもギフトを使って邪魔者を排除し、最終的には白鳥をギフトで潰すというおぞましい計画がラストで明るみに!
怖いですよ、藤巻が勤務する病院には、まともな医療従事者はいないのかって思います。
藤巻と麻帆はまたしても、夫婦のすれ違いで心が離れてしまいましたね。
プリンなんてあまり好きじゃなかったのに、私と向き合う理由にプリンを買ってくるって…。
少し思ったのですが、麻帆ももう少し藤巻の優しさを理解してあげてほしいな。
でも、命の危険と隣り合わせな彼女には、元々冷え切った夫婦関係である藤巻の純粋な行動が今は何もかもが信じられないだろうなとも感じました。
夫婦ってバランスが大事なのにどこか切ないですね。
藤巻夫婦が最終的には、娘と共に家族の新しい幸せを手に入れてほしいものです。
白鳥だけでなく、「闇の皇帝」を自ら名乗る郡司が一番身近に危険人物でしたね。
藤巻と命が助かった本坊は、新たに服従する相手に出会ってしまい、胸のざわつきが否めない4話でした。