グレイト・ギフト8話あらすじネタバレ
明鏡医科大学付属病院とその周辺で起こった連続殺人に使われた殺人球菌「ギフト」。
その正体は、国立生命理工学研究所で密かに誕生した球菌、「オクトセブン」でした。
明鏡医科大学付属病院に所属する検査技師、久留米穂希(波留)が偶然生み出したものでした。
「レベルBオクトセブンを作ったのは私です。真相をお話しします。生命研にいた4年前の10月7日。突然変異によって偶然生み出されてしまった。人の心筋細胞に影響する危険な球菌であることがわかりました。」
「オクトセブンの球菌を続けて下さい。今のうちに特効薬も。あなた一人で裏で続けて下さい。」
国立生命理工学研究所の当時の所長、稲葉に告げられた、久留米。
「では辞めます。オクトセブンを作った責任者として菌を全滅させてから、生命研を退職しました。オクトセブンを愛宕総理の体内から見つかった時、直ちに培養を行いました。心筋エキスを使い、オクトセブンだと確認しました。その時初めて右頸部に黒い斑点があったことに気付きました。人体実験を行っていなかったのに、右頸部に嚢胞ができると思いませんでした。馴染みの居酒屋の安田さんに珈琲を差し入れた時、愛宕総理と同じ黒いシミがクビに。培養していた私の消毒が不十分で感染させてしまったのかと思いました。」
久留米は言葉を続けます。
「最初の犯人が安田さんを狙っただけです。だから藤巻先生に近づきました。そしてついに犯人が動き出しました。やはりオクトセブンを持ち込んだ人間がいました。少なくともこの病院にオクトセブンを持ち込み、愛宕総理を殺したのは私ではありません。恐らく生命研に保存されていたものでしょう。板橋さんに摂取されたのは別の物。私が生命研を辞めてから私が作った初期型のオクトセブンを改造したのです。犯人は自分が創造者だと名乗っていて、私をライバルだと思っているのかもしれません。至極稚拙な感情で人を殺す危険人物だと思います。」
「分かりました。責任を持って私が見つけます。疑って済みませんでした。菌にコピー防止を付けてください。久留米さんには個室の寮を用意します。」
白鳥稔(佐々木蔵之介)は、久留米を信じていませんでした。
「久留米さんは嘘をついています。」
「彼女はそんなことをする人じゃない。優しい人です。」
「だからこそ殺したのでは?終末期の患者が殺されています。」
久留米を庇う藤巻に、神林(尾上松也)が久留米の生い立ちを説明します。
「久留米穂希は母を闘病の末に亡くし、大学受験の頃に父を亡くし、検査技師を目指しました。父親はつらい治療を続けながらこの世を去った。安田さんのことを父親に重ねたのだと思う。」
「安楽死?」
「きっと自分の手で患者さんを救う高揚感が会ったのでしょう。彼女の味方のふりをして改良型オクトセブンを守って下さい。」
白鳥の指示に、藤巻は納得。
藤巻が去ってから、白鳥は郡司と本坊事務長の前で、態度を豹変させました。
白鳥は、藤巻と久留米にギフトを贈ろうと計画します。
しかし、手持ちのギフトは残り1本しかありません。
「残念ながら藤巻先生と久留米さんにはギフトを贈るしかないですね。」
「手持ちのギフトは一本しか。」
「2人を殺す前に、別の人間に培養させましょう。」
ギフト「初期型オクトセブン」」を利用して、邪魔者を消し続ける中、真犯人による直近の殺人で初めて使用された「改良型オクトセブン」の特性も踏まえます。
久留米の告白時から推理を聞いてもなお、白鳥は密かに彼女が真犯人だと疑い続けていました。
なんと彼は、久留米と共闘関係を結んで、ギフトを培養してきた病理医、藤巻達臣(反町隆史)に味方のふりをして、改良型オクトセブンの出所を探るように命令しました。
かたや、久留米の無実を信じる藤巻は、なんとしてでも真犯人の正体を奮闘します。
「白鳥理事長は疑っています。」
「当然の反応です。」
「僕にはあなたが分からない。」
「嘘をついていて、私を信用できないのも分かります。その前に秘密の場所に案内いたします。」
久留米は、独自にギフトの研究をするレンタルコンテナに、藤巻に案内しました。
カウンター球菌を作っていたです。
「藤巻先生、私の行動は明日から監視されます。私の仕事を藤巻先生、引き継いでください。」
その頃、白鳥は、新たな培養者として検査技師の奈良茉莉(小野花梨)に白羽の矢が立ちました。
本坊事務長に案内された、茉莉。
「実は警視庁から内々に捜査協力を求められています。」
神林の協力の元、捜査協力の名のもとに、茉莉に頼みました。
「奈良さんは細胞培養士の資格を持っていますよね。」
「ですから、こちらで球菌の培養をお願いしたいのです。培地レシピが終わるまででいいので。」
「捜査中の事件に関わる球菌なので、口外しないで下さい。特別手当もあります。」
その頃、郡司を病院で呼び出した、麻帆(明日海りお)。
「なんで藤巻が教授になれたの?看護師さんから聞いたんだけど、奥野理事長が亡くなってから藤巻が教授になれたでしょ?この病院、なにか起きているの?」
「退院したばかりなのにもっと楽しい事考えなよ。大丈夫、心配ないから。」
郡司は多くを隠して、麻帆をフォロー。
神林はファロー四徴症の中学生の娘、琴葉(中島瑠菜)を守る為、白鳥の味方を続けることにしました。
一方、藤巻は久留米の命を守る為、白鳥に立ち向かうことに。
翌日。
茉莉は見事、培養に成功し、嬉しそうに報酬をもらうことになりました。
「あなたは優秀です、引き続きサポートを宜しくお願い致します。」
「私、この職場の仕事が好きなので。」
その頃、白鳥の理事長室に、本坊、郡司、神林が集まっています。
「久留米先生を殺す前に、藤巻先生にギフトを贈りましょう。神林さん、麻帆さんを呼び出して、藤巻さんをおびき寄せましょう。」
「待ってください!麻帆さんは手術が成功したばかりです。これ以上、病院で犠牲者を出すのは得策ではないです。」
思わず、神林は白鳥に意見しました。
「神林さん、琴葉さんのオペはもうすぐです。私に忠誠を誓いましたよね?もう後戻りはできませんよ?」
「分かりました。」
娘の命を握られている神林は了承します。
郡司も本坊も忠誠を誓うことに。
久留米が麻帆を公園で呼び出しました。
藤巻は麻帆と連絡を取り合います。
「もしもし、麻帆?」
「もしもし、離婚届書いたけどまだ出していないから一応、藤巻だけど?郡司先生一度会ってみたらどうかって…」
麻帆の命の危機を感じ、久留米に電話を掛けました。
久留米と麻帆がいるなか、久留米にギフトを打って殺そうとする、神林。
琴葉を救う条件でした。
「麻帆さんが見ていないところでやろう。」
そっと声を掛ける、郡司。
久留米は麻帆を気遣い、会話をします。
「お体、大丈夫ですか?」
「ええ。やっと外に出て、こうして空気を味わえる。」
「あなたは藤巻と男女の関係にあるんですよね?」
「それは大きな思い違いです。会ってみたかったんです。藤巻先生がずっと守ってきた人に。私達は信頼できるパートナーでした。でもその関係は破綻しました。」
「自分の方が深い関係だったと?」
「あなたのことをとても藤巻は大切に思っています。その推察は間違っていないと思います。」
藤巻は公園に到着し、麻帆と久留米を探し回ります。
「20年も一緒にいるのに私は藤巻のことを良く知りません。彼にはあなたのほうがに会ってそうですね。」
久留米が一人になったところを神林が狙いますが、藤巻が久留米を庇いました。
「逃げて…!」
「藤巻先生!」
久留米は慌てて、藤巻にカウンター球菌を飲ませます。
「カウンター球菌の力は、心筋梗塞の症状を防ぎます。論理的でないことはわかっています。藤巻先生、戻ってきてください。」
しかし、藤巻には、黒いシミが。
郡司の元へ駆けつけた麻帆は、藤巻に起きた異変に気付きます。
「なんなのこれは?どういうことか説明して!」
「話せない。心臓にまた負荷がかかる。」
さらに、事務長、本坊巧(筒井道隆)、心臓外科医、郡司博光(津田健次郎)らは、目を覚ましました。
「藤巻は?」
「私がギフトを打ちましたが、藤巻先生は心肺蘇生で生き返りました。」
藤巻と久留米はラボを抜け出します。
理事長室に入る藤巻と久留米。
「久留米さんが作ったギフトは、右頸部に打っても、ギフトによる効果は出ません。僕が持っているギフトを消滅し続けます。久留米さんは犯人じゃない!真犯人は僕が探します。神林さん、犯人が使っていたと盗聴器を下さい。」
「犯人の人にお伝えします。久留米さんを追い、改良型オクトセブンを作った。あなたより久留米さんは優秀です。彼女はついに特効薬を開発しました。貴方の負けです。この音声を盗聴器で流します。相手は稚拙でプライドの高い人間です。」
盗聴器で真犯人に語り掛ける、藤巻。
「久留米さんは守りますよ?」
「男が女を守るのには古い常識を感じますが、藤巻先生が狙われた場合は私が守ります。」
「これ以上、犠牲は出しません。真犯人を捕まえて全てを終わらせます。」
郡司と連携をとる白鳥。
「ラボを抜け出した久留米と藤巻によって、ラボから培養されたギフトがすべてなくなっています。」
「また仕事の依頼が来るのをお待ちしております。…皇帝が変わるかもしれませんね。」
途中参加したラウンジ「アルカナム」の経営者、安雲杏梨(倉科カナ)が意味深に白鳥に告げて去っていきました。
その夜、奈良が培養に成功したギフトの細胞株を持ち込んだ本坊が、郡司と郡司の妻、(西原亜希)とレストランで対面。
「ギフトで殺しちゃえばいい」
「なんで知っているんだよ。」
「病院内のお友達から聞いたの。従わなければ麻帆さんを殺す。それとも愛人を守るために妻の私を殺す?」
「ギフトを失い、白鳥理事長は弱っています。今すぐあの悪魔の息の根を止めましょう。白鳥理事長を殺し、藤巻達も殺します。」
「それであなたは、白鳥を殺して、選挙に立候補すれば、次期理事長になれる。」
意を決し、これまで忠誠を誓ってきた白鳥に反旗を翻すべく結託。
「僕も杏梨さんさえ手に入ればいいので、白鳥理事長を殺します。」
形勢逆転し、どんどん追い詰められていく白鳥の元に、真犯人から着信が。
「ギフトを失っていますね。藤巻達臣と久留米穂希を殺しましょう。あなたグレイトギフトを差し上げます。」
「ふざけるな。姿を見せない人間は信用できない。」
そこで、その犯人は白鳥に電話をして間もなく、対面します。
「ははははは!まんまと騙されました。手を組みましょう。あなたとならうまくやっていけそうだ。」
何者かに微笑み、対面を大いに喜ぶ、白鳥。
その頃、藤巻は麻帆が看護師として働く以前、オクトセブンの開発研究所で研究員だったことを知りました。
グレイトギフト8話感想・みどころ
白鳥の「白衣の帝国」は止められません。
勢いを止める事のないギフトと異常な上昇志向。
名医でありながら権力と立場を利用し、人を殺し続けても何食わぬ顔です。
中学生の娘、琴葉がギフトで殺されかねない弱みを握られている神林がとうとう、久留米を殺そうと行動に出るなんて…!
でも、久留米が特製で作ったギフトによる心筋梗塞の症状を改善し、特効薬として救いのある、カウンター球菌が、藤巻の回復に役立って本当に良かったですね。
久留米は家族を闘病の末、亡くしており、今に至るまでとても苦労人だった…。
それゆえに犯人に疑われましたが、彼女は自身が最初に生み出したギフトでこれ以上、犠牲者を増やしたくない思いがあったのでしょうね。
郡司が、麻帆を狙いかねない白鳥の行動に、洗脳が解けたり、神林は娘を守りながらこれからどうしていくか動向に注目していきたいですね。
久留米が失敗し、本坊、郡司にも裏切られ、孤立している白鳥の元に現われた本当のギフト創設者。
その主をにこやかに迎える白鳥は、本当に人の心をどこかに置いてきぼりだなと感じた8話でした。
麻帆がかつて生研で働いていたことと、オクトセブンにどこまで関わっているのか気になりますね。