義母と娘のブルース 第2話
放送日:2018年7月
TBS火曜ドラマ
義母と娘のブルース 第2話のあらすじ
宮本良一、娘・みゆきが暮らす家に“宮本”として越してきた亜希子。
亜希子を義母として受け入れる採用を出したものの、亜希子の行き過ぎた行動と忙しく働く姿にみゆきは嫌悪を抱き、クラスメイトの大樹の提案で亜希子を追い出す作戦を計画することにした。
一方で、女性社員限定のランチミーティングを開いた亜希子は、仕事や家事、子育てを両立している女性達から円滑に母親業を務めるための情報を聞き出すことにした。
みゆきの学校の創立記念日。
家出を目論んでいたみゆきだったが、一枚上手の亜希子により計画は無効。
みゆきと2人で過ごすことを決めた亜希子は、生前、母親・愛がみゆきと過ごした場所にみゆきと行き、愛が作る料理などみゆきから話を聞きながら、母娘の距離を縮めようとする。
義母と娘のブルース 第2話の感想
愛のハンバーグをクイズ形式で再現していく発想はとても面白いと感じました。
みゆきは最初いい顔をしていなかったけれど、全てを答えられた喜びは子供らしくとても可愛いものでした。
愛が買い物や料理をしている時、みゆきはいつも愛の隣にいたのだと想像することができます。
挽肉を選ぶみゆきを観た時に、果たして自分はみゆきの年齢の頃、母親の作る料理の材料まで興味を持っていただろうかと過去に思いを馳せてしまうほどでした。
時間や場所を問わず、亜希子やみゆきからかかってくる電話を良一は嫌がりもせず、むしろそれに乗って楽しんでいる様子は、心が温かくなるとても微笑ましいものでした。
それにしても、みゆきが愛の料理は全部好きだと聞いて、素直にそれを受け取り、スーパーの全食品を買おうとした亜希子の発想には驚きます。
素直すぎるのか、それともそんな風に想像を超えるような仕事を普段からしているのか。亜希子は一体どんな人間なのかと思わず考えてしまいました。
女性社員限定のランチミーティングは、あまりにも亜希子の私用すぎて驚きましたが、それが許されること、そして、亜希子と同僚に距離感がない関係から、亜希子は仕事ができるだけでなく、周りからも好印象である証拠なのだと感じました。
腹踊りができるあたり、部長とはいえ、気軽に接することができるのでしょう。
亜希子の土下座は、繰り返しされると観ているこちらも苛立ちを感じましたが、術であり、もはや癖なのだと感じると、なかなか直すのも大変かもしれません。
また、土下座が当たり前に感じるように、亜希子の服装は普段着さえもスーツが当たり前なのだと気づきました。
スーツで家事は動きづらくないのかと思うけれど、着慣れているのでしょう。
ドリームプチキュアのキャラクターの声真似は、亜希子がすると凄いと感動していますが、綾瀬はるかっぽさを全開で感じる場面でした。
また、脇役であるのに“奇石の花屋”の男性の一体何者なのか気になります。
花が奇跡を起こす以前に、初回から奇跡的な問題を起こし、今回は職を変え登場。彼には伏線があるようで気になります。
宮本家で大樹くんが亜希子にみゆきのことを問われるシーンでは、大樹くんまでもが言葉遣いが良くなる様子には思わず笑みがこぼれてしまいました。
ぶっきらぼうだけど、大樹くんがみゆきに対してとても良好な関係を保ってくれていることはとても安心です。
義母と娘のブルース 第3話の期待や予想
大樹くんとの関係を良くしてくれたり、嫌いだった人参を食べれるようにしてくれたりと亜希子への恩が増えていくみゆきだが、亜希子を追い出したいと思っていた気持ちは消失し、亜希子を受け入れることができているのだろうか。みゆきの思いを早く知りたいと思いました。
また、亜希子は専業主婦となりどのように変化していくのか。そもそも主婦業ができるのか。キャリアウーマンを封印することができるのだろうか。亜希子については気になることばかりです。
良一が会社で倒れる様子に驚きましたが、それはこのドラマの中でどんな重要な意味を示し、どう展開していくのか。次回は良一のことがどう描かれていくのかとても気になります。