石子と羽男

石子と羽男8話 親子の和解と予想外の災い

石子と羽男~そんなコトで訴えます? ~8話あらすじネタバレ

石田硝子(有村架純)と羽根岡佳男(中村倫也)は、石子と父、潮(さだまさし)が経営する、潮法律事務所付近の創作料理店の店主、香山信彦(梶原善)が訪ねてきました。

掲載の取り消しを求めてサイトの運営会社を訴えたいと相談。

香山の店「インサイド」は情報を出さない隠れ家スタイル。

ウマレポを見た顧客たちがどやどや来店し、「ドットエム」を名乗る人物のレビューによって、グルメサイトに「インサイド」が掲載されてしまいました。

運営会社の顧問弁護士を訪ねた石子と羽男。

なんと、そこには未成年のゲームアプリ事件以降、久々に再会した、羽男の因縁の相手、丹澤(宮野真守)が!

ウマレポの投稿は、営業権侵害には該当しないと答える、丹澤。

インサイドへ行くと常連客達は、マスターの香山のサービス精神が良いことや、秘密主義なスタイルを保持しているところを気に入っているとのこと。

法廷に立つ協力を求めますが、客たちはそれぞれ都合があって無理。

娘と息子は海外勤務、妻は既に他界。

そこで、香山の店で以前、働いていたコーヒーショップの女性、沙月を訪ねました。

沙月は元々、ライターを目指していましたが、息子と2人で食べていけないので、今の仕事に変更。

マスターの香山に紹介してもらったので、今その店で働いています。

沙月は自分が「ウマレポ」に「おかわり名人」として投稿して、情報を広げたことを認めました。

承認欲求を満たすためで、香山には何の恨みもないとあっさり話します。

やったことは罪だと指摘する羽根岡と硝子に、悪びれもせず、自分がしたことで店が儲かっているならいいじゃないかという態度。

示談が成立せず、裁判で争うことになったため、石子と羽男は裁判に向け店側に有益な成功を集め始めます。

そんななか、信彦には大喧嘩したまま、疎遠になった息子夫婦、洋(堀井新太)と、蘭(小池里奈)がいることが判明。

いきなりあの店をはじめ、母に苦労をかけたことで、洋は香山と激突。

母の葬儀でつい、「母ちゃんの寿命を縮めるようなことをしてまでやりたいことか。ちゃんと経営について考えろよ」と父に言いすぎてしまった、洋。

硝子はその夜、父の潮に、一人が傘を誰かに差し出しても他の人はずぶ濡れならそれでいいの?と怒ります。

潮は穏やかですが、実は石田親子も、妻のことを顧みなかったせいで、石子と潮は、香山親子と同じような状況にいました。

父が採算外視で案件を受け入れてきても、母が苦労していたと硝子も自身の親子関係を振り返ります。

羽根岡は硝子の身の上を聞き、彼女の気持ちに寄り添いながら、依頼人の香山にできることをすることを決意。

しかし、翌日、「インサイド」が過去に取材を受けていて、秘密保持という形ではないので、営業権侵害には至らないと厳しい口調で話す、丹澤(宮野真守)。

香山を訪ねると、オープンしたばかりの頃に、友達のインタビューを受け、軽い雑談のつもりだったと認めます。

悪質な顧客も増えて、現在は四苦八苦。

その頃、丹澤のむかつく顔がちらつくと苛立つ、羽根岡をフォローする、硝子。

丹澤がドッドエムからプレッシャーをかけられているのではないかと、羽根岡のモチベーションを向上させるのでした。

ふと、訪ねてきた大庭に、蕎麦屋の塩崎(おいでやす小田)。

賑やかな雰囲気になりますが、硝子と大庭が交際しているのを知り、軽くショックを受けて、帰りました。

硝子と大庭(赤楚衛二)と、羽根岡は食事へ。

そこで、大庭が今働いている会社の御子神慶(田中哲司)を尊敬していることを2人に話します。

彼は数々のインタビューを受けている一流起業家として知名度が高い人物。

硝子と羽根岡は彼の活躍を応援します。

ふと、ウマレポに再び、「おかわり名人」が。

「おかわり名人」は、沙月ではなく、本当のおかわり名人は、洋の嫁、蘭(小池里奈)。

沙月を介して、義父の店の現状を知ってもらうために、蘭が夫に頼んで調査。

沙月と共同で「ウマレポ」を投稿していたのです。

全ては家族を思って、インサイドの店を守りたかったからの行動でした。

悪質な顧客も増えて、以前より悪化した状況で、義父の香山の店のことを心配していました。

訴訟を取り下げることを提案する羽根岡。

全てを理解しながらも、香山は「インサイド」の件を譲ることはできないと頑なです。

そこで、次に丹澤を訪ねますが、ドットエムに帰属する情報なので、個別の削除申請はできないと答えました。

蘭と沙月が投稿した個人のレビューは削除できても、掲載された「インサイド」の情報を削除できないと言うのです。

裁判により、香山が店を秘密主義にすることを放棄し、取材に答えているため、この件は「インサイド」の店舗情報削除は無理だと強く主張する、丹澤。

「情報が広がらないことで守られている人もいる、それはお客様です。対応できるお客様の数に限りがある。原告は信頼しているお客様のことを優先したい。目の前にいるお客様を幸せにしたいと思う原告の香山さんの気持ちを尊重してください」

それでも、そんな風に状況を変えるならば、法律を変えるしかないという丹澤。

次は判決に至ります。

しかし、羽根岡と硝子は負けていません。

今回の裁判が公にされ、ネットでは香川側の味方が増えました。

「インサイドの店長にとっては、知られたくない権利。香川さんが可哀そうだ」と世論を味方につけることで、丹澤が掲載情報を削除せざるを得ない状況にもっていった硝子。

丹澤の弁護士事務所の評判も悪化し、丹澤は店の掲載情報削除と共に、訴えを取り下げることを羽根岡と硝子に申し出ました。

そして、なぜ、あの「隠れ家」の店を香山が守りたかったかというと、あの店は香山の亡き妻が、後押ししてくれて経営していた店だったからでした。

妻が経営を応援してくれていたからこそ、続けたかったのです。

羽根岡が咳を外した後、硝子と母に苦労をかけたことを改めて詫びる、潮。

「弁護士としてのお父さんはやっぱり私の憧れです、私も変わらず小言を言い続けますから」

「あ、和菓子買ってきたんだ、食べるか?」

「お父さん、座ってて、私が出すよ」

石田家もようやく和解することができました。

その日の帰り、羽根岡が家に帰ると、泰助(イッセー尾形)が。

「そろそろやりたいこともやり尽くしたでしょ?今の事務所は、佳男のいる場所じゃないよ。新しい場所に約束を取り付けておいた。来週の火曜日に来なさい。いいね?」

家族全員がいる時は思いやりがある言葉を掛けながらも、実際は支配的で、家族を思い通りにすることを望む支配的な性格です。

その頃、大庭はなんと、放火の疑いで逮捕されてしまいました。

石子と羽男8話感想・みどころ

知ってほしくない権利を元にした本日のエピソード。

親子と、義父への思いやりが交差していて、最期は親子が和解することができて良かったですよね。

丹澤の屁理屈は相変わらずむかつきますよね!彼と羽根岡は対峙する弁護士同士といえます。

丹澤と羽根岡はお互いに敵視し合っていて、彼らにしかわからない因縁が今日も闘いの火花を散らしていましたね。

丹澤を正攻法で追い込むために、世論を味方につけた硝子はさすが頭がきれていると思いました。

強情で、羽根岡を目の敵にする彼だからこそ、彼が誰にも逆らえない方法で、インサイドの店情報を掲載削除せざるを得なくした攻め方は爽快でした。

硝子も父の潮がお客様優先で、家庭を顧みず、妻子と向き合ってこなかったことで、依頼人の香川親子に気持ちが肩入れしてしまった部分は切なかったですね。

しかし、潮は硝子に改めて、謝罪し、石田親子にもようやく雪解けが訪れてホッとしました。

それでも、石田家はなんとか修復していますが、羽根岡家は至難の業ですね。

羽根岡の父は、温和な話し方で、家族に理解がある人物に見えて、支配的。

佳男の人生は自分自身が親としてコントロールする権利があるとでも思っているかのような本性が覗かれますね。

羽根岡は父に反抗し続け、今の潮法律事務所にいますが、息子の思いを無視して暴走し続ける泰助の圧が怖すぎる。

羽男の敵は丹澤よりももっと身近に存在していたことを実感した8話でした。

そして、大庭は大丈夫なのでしょうか?優しい彼が放火するはずないと信じたいです。

絶対、大庭くんは、御子神に騙されている!ってみんな思いますよね。

しかし、家族のことを一切話さない彼には硝子と羽根岡に絶対見せない別の顔をもしかして持っていたりして・・・。

 

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