ペンディングトレイン~8時23分、明日君と~

ペンディングトレイン8時23分明日、君と6話 5号車VS6号車の闘い!元の世界へ帰れる道が?

ペンディングトレイン~8時23分、明日、君と~6話あらすじネタバレ

白浜(赤楚衛二)、紗枝(上白石萌歌)、萱島直哉(山田裕貴)らと同じ2026年の未来に車両ごと飛ばされた「6号車」の面々たち。

「とうとう来てもうた…かとちゃんが刺されてからまた不吉なことがあるんじゃないか。まマンガじゃなくて、…人という恐怖…。この俺に何ができるんやろうか…」

米澤大地(藤原丈一郎)は自分に何ができるのか葛藤。

紗枝(上白石萌歌)と玲奈(古川琴音)が、樹海を歩くなかで、死体が埋められていることに気付きます。

その遺体は6号車の誰かが関係していて、2人を矢島(鈴之助)岬享吾(金本勇利)、吾妻将太朗(三宅亮輔)らが追いかけまわし、捕まえようとします。

断崖絶壁に追い詰められた紗枝は飛び降りました。

紗枝は何とか安全な道に着地して、逃げ続けます。

玲奈は5号車に戻って白浜ら5号車のみんなに状況を説明。

佳代子(松雪泰子)は防犯対策をみんなで整えたほうが良いと提案。

直哉(山田裕貴)と、白浜は紗枝を救出しに6号車へ。

「おい…!何があったか教えろよ。」

勘が鋭い直哉は、6号車の車両の座席に血痕があったことが判明。

IT企業社長で6号車のリーダー的存在、山本(萩原聖人)は、自分達6号車の住人がペンディングトレインに乗った時、地震が発生。

刃物を持った男が偶然、一緒に乗っていて疑われました。

彼に襲われ、正当防衛で思わず抵抗し、彼を刺しました。

紗枝と玲奈が知った金髪の男の遺体は彼でした。

「僕はあの日からリーダーと呼ばれるようになって…治安を守ってきたんです。」

「治安?人を殺しておいて治安はないだろ?」と直哉。

「僕達はここで協力していく立場…それができますか?」と白浜。

その頃、佳代子は畑野を追いかけ、加藤を刺した人物も紛れていることに大混乱。

「なんでみんなで殴り込みにいかないの?紗枝さん捕まっているかもしれないじゃん。」

「みんなで殴り込むんじゃなくて冷静になろう。それは危険すふぎる。」と白浜。

「殴り込みなんて…俺、人を殺したことないし。」と米澤。

「腰抜けは黙っていて」と玲奈。

その言葉に米澤はカッとなり、反論。

「もとはと言えばお前が原因作ったやろ!」

「じゃあ私が犠牲になればいいってこと?私がいなくなればいいって思ったでしょ。」

「静かにしてお願いだから!」

不貞腐れる玲奈に対し、立花(大西礼芳)が一喝。

米澤は、自身の過去を考えていました。

彼は専門学校を卒業後、アニメを作る仕事に携わりたかったものの、出版社に持ち込んでも鳴かず飛ばず。

その頃、紗枝は山本(萩原聖人)が外部と連絡がとれると嘘をついていたことを知りました。

船舶免許を持っていたことを悪用し、災害が起こった事は、6号車に残っていた紗枝が逃げ込んだ手帳から得た情報でした。

さらに、山本は、ペンディングトレインに乗車中、ITの仕事を解雇されてしまったのでした。

山本は紗枝にナイフを突きつけて脅し、逃げ込んだ小さな船の狭い空間に閉じ込めました。

「あなたが僕の事を黙っていれば何もしません。」

「私は嘘が嫌いです。」

教師時代に紗枝は女子生徒とのトラブルを解決できなかった自分の不甲斐なさを思い出しました。

「誰か!誰か助けて!誰か助けて!誰かー!」

紗枝は泣き叫び、山本の監視の元、梶原朱美(大後寿々花)から食事や水をもらうかたちで監禁されてしまいました。

途中、田中(杉本哲太)は、加古川(西垣匠)、岬(金本勇利)、矢島(鈴之助)、吾妻(三宅亮輔)から紗枝の行方を聞かれますが、知りません。

そこで、事件のことについて情報を得ていました。

翌日。

ペンディングトレイン5号車のみんなは、紗枝が監禁されただけでなく、男性乗客が6号車の矢島達に襲われた事で危機感を高めます。

「こうなったらみんなで戦うしかないわよ。また誰かがやられることになるわよ。」

玲奈の言葉に動揺する白浜達。

「でもみんな闘う武器を持っていないんだ。」と、白浜。

そこで、佳代子が「プランB」として、6号車のみんなと協力できない場合、別の場所への移住を検討。

運転手の小森(村田秀亮)と協力。

その間に5号車のみんなは、罠を仕掛けて、矢島、吾妻、峰らと全面対決。

山本は「取引をするために、交渉人を連れてくる」と6gプ社の仲間たちに言い出しました。

交渉人とは、紗枝のことです。

植村(ウエンツ瑛士)加古川(西垣匠)も後から応戦。

「負けたら全部とられるぞ!食料も!行くぞー!」

植村は闘いに負ければ、6号車のみんなから食料を奪われると誤解。

闘いの末に、赤石(宮崎秋人)は負傷。

みんなが人質にとられている紗枝の無事を思いながら、6号車と激しく対立。

そんななか、喧嘩をする5号車と6号車の人々の対立を一人傍観する田中。

「戦争だ…これは戦争だ…もっとやれー!闘えー!」

彼はまるでこの混乱を楽しむかのように興奮していたのでした。

「なぁーみんなもうやめようや!どうなってもいいって…ここでどうなっても良いって思っていたけど。もう闘うのをやめよう!滅びて正解やったって言われんように、まっとうな姿見せようや…。」

みんなに勇気を出して大声を出した米澤の優しさは、5号車のみんなの喧騒を止めます。

ところが、矢島が梶原から襲われそうになり、必死にどうにか船の中から抜け出せた紗枝が梶原の一人息子、マサルを庇いました。

山本が5号車のみんなを見渡しているなか、紗枝は勇気を出して山本からされたことを5号車のみんなに訴えました。

「この人は嘘をついています!私を船の中に閉じ込めたし、無線で外部との連絡が取れるなんて嘘だよ!」

ここで、直哉は大笑い。

その場にいる5号車と6号車のみんなは絶句。

「そう思えたほうが、帰る、戻れるって言ったほうがみんな喜ぶ…それだけですよ。」と山本。

「おれは最初から無理だと思っていたけどな」と直哉。

「そうですよ。無理だとわかっています。だから僕はみんなをまとめて0から王国をつくるつもりでした。」

「これで?王国?結局、自分が人を支配したいナンバーワンになりたいだけじゃねぇか。笑える。」

「じゃああなたはなんなんですか?ただ逃げているだけの一番弱い奴なだけじゃねぇか!」

「やめろ…」庇う白浜。

「もう俺の負けだ…」

そう言って山本は白浜に手帳を渡します。

その頃、佳代子と小森は何もない場所であくせく。

「あの、心配かけましたよね。済みません」と紗枝。

「まぁ無事とは言い難いですよね。」と直哉。

「では手分けして復旧作業を行いましょう」みんなに声を掛ける白浜。

「よねちゃん、最高にかっこよかったよ…」と、米澤が勇気を振り絞ったことをフォローする、加藤(井之脇海)。

「怒っていますよね。本当にどれだけ迷惑を掛けたか…申し訳ありません」

人に厳しい直哉の様子を見て謝る、紗枝。

ところが、直哉は紗枝の靴ひもを黙って結びました。

「よく頑張った…」

直哉は紗枝の肩をそっと触れ、紗枝を励ましました。

紗枝の周りには、弘子、加藤、米澤が集まり、声を掛けました。

普段は厳しい直哉の優しさに触れ、紗枝は泣き出してしまいます。

「畑野さん凄いですよね。」

「なんで彼奴が一人で頑張れているか、‥‥お前だよ、気付いてやれよ。」

直哉は畑野が白浜を尊敬していること、白浜が好きだからこそ一人で立ち向かえたのだと告げるのでした。

自分の畑野の片思いを胸に隠しながら。

その頃、加藤の大学の物理学教授、蓮見涼平(間宮祥太朗)がペンディングトレインの事件の報道を見ていました。

「消えた電車…どこに消えた?時空の果て?」彼はペンディングトレインの謎を調べようとします。

その頃、佳代子と小森は、元の現実世界に帰れるかもしれない隕石の欠片を見つけました。

2人が辿り着いた場所にはオーロラが無限に広がっています。

ペンディングトレイン8時23分明日、君と6話感想・みどころ

紗枝が必死で矢島達から逃げ込んだ小型の古い船。

しかし、山本はやはり6号車のみんなを支配することで、自分の「位置」を保っていた何もできない人間でしたね。

元の現実世界に戻れるように、外部と連絡がとれる方法があるなんて嘘をつき、みんなに期待をさせる、わざと希望を持たせて信頼を得る…。

仕事を解雇され、精神的にも弱っているまさにその時に、時空に飛ばされたら性格が歪むのも当然。

ですが、紗枝を閉じ込め、周りには良い顔をし、教祖のように6号車のみんなを「洗脳」。

おかげで6号車の住人は山本の言いなりで、彼の洗脳で、5号車の奴と闘わないと食料を奪われるなんて妄想に囚われている恐ろしさ。

紗枝が自力で何とか逃げられて良かった。

みんなが争い、怒り合う姿を愉快犯のように楽しむ田中は本当に人の心をどこかへ置き去りにしてきたんだろうなと思いました。

本日のエピソードでは6号車の住人が紗枝や男性客を襲撃したことで、みんなの団結力と闘う力がより強まった印象です。

そして、アニメのイラストレーターを目指すものの、なかなか自分の作品を認めてもらえず、母親からも「あんた才能がないのよ」と言われてしまった米澤のつらい葛藤。

ペンディングトレインに乗車した時も軽快な関西弁と、イラストでみんなに今の状況をわかりやすく伝えていた彼の心内がとても繊細だと思いました。

人を殴ったことはないし、暴力を許さない彼は、鼻っ柱の強い玲奈とはしばしば対立するのも分かります。

何がみんなの為にできるか必死に考えたのち、5号車と6号車の抗争を止める涙はとても心が引っ張られました。

「滅びて良かったと思われへんように真っ当な姿を見せよう。」

精一杯の勇姿がみんなを我に返らせてくれましたね。

山本は本当に器が小さい。

直哉をつらいこの現状から逃げているだけと非難するけど、山本こそが本当の意味でみんなのなかで一番弱い人間で、心がねじ曲がっているなと思いました。

そして現実世界に帰れる手段として、光る隕石と輝くオーロラの場所。

サプライズゲストで登場した間宮祥太朗さん演じる研究者、蓮見が登場!

蓮見はペンディングトレインに乗った乗客達がどうやって時空に飛ばされたか研究中。

彼がのちの白浜たちにとって強力な味方になってほしい6話でした。

 

 

 

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