監察医 朝顔 7話 あらすじ
母が亡くなる前につけていた手袋が見つかったの被災地復興センターから連絡があった。
その中には白いものが入っていたと連絡があり、朝顔(上野樹里)は父・平(時任三郎)にもそのことを知らせる。
「もしお母さんだったら連れて帰ってくる」と東北へ向かう平、手袋に入っていた白いものはDNA鑑定に回され明日には結果がわかると言う。
朝顔はこんな時こそ仕事に集中しようと、司法解剖を依頼され再鑑定のために裁判に出席することになっていた。
10億の美魔女と呼ばれる亜里沙(有森也実)が結婚した男性が2人も死亡してしまった件についての裁判で、当初は病死で亜里沙は無罪を主張していた。
しかし、それを朝顔達に再鑑定の結果で病死ではなく水銀が原因の中毒死だと伝える。
それでも亜里沙は仮病を使い、裁判を休廷に持ち込んだり朝顔を訴えてやると言い放っていた。
翌日、昨日の続きの裁判で丸屋(杉本哲太)がこの事件でしぼうした夫が約3ヶ月水銀を摂取していたとの薬物検査の結果を持ってやってきた。
亜里沙の自宅から水銀が含まれている物質が見つかったこともあり、亜里沙の有罪確定する。
一方、被災地から見つかった手袋の白いものは朝顔の母のものではなく、母が親しくしていた近所のミズエさんのものだとわかった。
平が帰宅し、朝顔に手袋を手渡してその結果を伝えると「お母さんは最後まで優しい人だったんだね」と涙を浮かべる。
その日、朝顔はなかなか寝付けなかったが「もう今は我慢しなくていいよ」と夫・真也(風間俊介)の優しい言葉に静かに涙するのであった。
お母さんの手がかり発見!
やっとお母さんの手がかりが見つかったとの電話がありました。
もう何年も経っていて、今になってこうして見つかるなんて災害は恐ろしいなと思いました。
いつ誰が被害にあうかわからないですし、毎日の生活に幸せを感じなくてはいけないなと思い知らされました。
朝顔が帰宅してすぐに東北へ向かう平さんの表情、孫のつぐみちゃんに向ける顔と一変して「お母さんだったら連れて帰ってくるから」という言葉にグッときました。
この場合、お母さんのご遺骨であった方が死を受け入れられるのかそうでない方がホッとするのか、どうなんでしょうか。
お母さんのご遺骨でなかった場合、いつまでも見つけてあげられない辛さもあるかと思います。
朝顔も平さんも仕事どころではないだろうに、それでも生きている人たちの生活は続いていくんだというのがリアルでした。
あれだけ平さんがいつまでも探しに来ていることを拒んでいたおじいちゃんも草刈機を持ってきてくれて、2人の距離が縮まった気がして嬉しく思いました。
10億の美魔女事件
朝顔が裁判の再鑑定で出廷することになり、ゲスト出演で有森也実さんが出演しました。
久しぶりの月9出演だそうですが、演技派の主力出演者の方々の中でどうも雰囲気が違う演技力が残念だと感じてしまいました。
このようなケースの場合、絶対に有罪なのは確実でしょう。
嘔吐・誤嚥して窒息死って、それだけで病死と決めつけてしまう最初の鑑定もちょっと疑問でしたが、それをハッキリ否定する朝顔の落ち着いて証言する姿がとってもカッコ良かったです。
翌日改めて裁判のする際に、朝顔がマスコミに囲まれた時に光子先生と高橋が助けに来てくれたのには思わず笑ってしまいました。
笛を吹いて「どいてー」と大声を出す光子先生のキャラが最高でした。
この2人が最終回までにカップルになりそうな予感がしました。