ケンジとケイジ時々、ハンジ

ケンジとケイジ時々、ハンジ1話 元教師の熱血刑事が帰ってきた!

ケンジとケイジ時々、ハンジ1話あらすじネタバレ

教師から警察官に転職という異色の経歴を持つ、横浜みなとみらい署(元桜木警察署)の強行犯係、仲居戸豪太(桐谷健太)。

8年間、体育教師を高校生をワルの道から根絶させたいという強い思いから、刑事になりました。

今日も逃げ惑うひったくりを追いかけた豪太。

無事、ひったくり犯を逮捕した頃、着任早々、ワシントンの大使館の警備を務めていた、目黒(磯村勇斗)を温かく神奈川県警に迎え入れた、牛島正義(伊藤淳史)と江戸一(古田新太)。

目黒は兼ねてより、豪太のことは知り尽くしていて、警部補になった彼とまた仕事をすることに喜ぶ、豪太。

そんなある日、夜間パトロールの降板巡査、田口健介(湯江タケユキ)が、不可解な現場に遭遇。

若い男が、タクシーと接触しそうになりながら、逃げ去った場所で別の男が後頭部から血を流し、意識不明状態で倒れているのを発見。

立会事務官をしている、妹のみなみ(比嘉愛未)と未だに同居している豪太は、みなみの過去の恋愛の失敗を話題にし、彼女から顰蹙を買います。

しかし、本当は職場に新しい出会いがある妹を応援しているのでした。

電話があり、すぐ現場へ向かう豪太。

アメリカ赴任から帰国した刑事、目黒元気(磯村勇斗)ら強行犯係の面々は現場へ急行。

現場に落ちていた財布の中の免許証から、倒れていた男は勝山康平(川島潤哉)だと判明します。

被害者は脳挫傷による意識障害で重体で、入院。

勝山が何かを喋ってくれたらいいと彼の容態を案じる豪太。

そして財布には10万円近くの現金が残されていて、強盗目的ではないこともわかってきました。

その頃、みなみは、職場の横浜地方検察庁みなと支部にて、新に検事になった二階堂俊介(北村有起哉)と対面。

二階堂はみなみの美人さにドキドキし、上司の検事、持丸栄(峯村リエ)に咎められました。

一方で、もう一人の検事、矢部律子(中村アン)は、仕事熱心な姿勢を期待されます。

そんななか、タクシーのドライブレコーダーに映っていた映像が手掛かりとなり、現場から逃走した男が見つかりました。

母子家庭で育った専門学校生、林田祐紀(大橋和也≪なにわ男子≫)。

林田は勝山の写真を見て、明らかに動揺した様子を見せるも、事件への関与を否定します。

林田が嘘をついていると睨む目黒ですが、教師の経験を活かし、豪太は優しく情熱的な目線で質問。

偶然、豪太が8年間勤務していた松葉高校の卒業生だった、林田。

若干の戸惑いを残しながら、あの目は嘘じゃないと僅かな可能性を信じる、豪太。

真の悪人の目と、本当に悪さをしていない人間の目の動きに違いがあると言葉を続けます。

その矢先、財布に付着していた指紋が林田のものと一致。

豪太はショックを受けながらも、強盗傷害で逮捕令状を請求する為、横浜地方裁判所へ、みなと支部へ向かいます。

判事の、諸星美沙子(吉瀬美智子)に会いに行った豪太。

「この件じゃ逮捕状は出せない、証拠が薄い」と一刀両断し、むげもなく、請求を却下しました。

豪太は林田の身柄だけでも拘束しないともっと捜査が困難になると頼みます。

しかし、逮捕状はやはり却下。

判事が諸星だということを巡査部長、岸本凛(長井短)や、強行犯係の原口奈々美(岡崎紗絵)は、諸星の厳しすぎる対応を知っていて、うんざりします。

林田の財布にあった2万円に、林田の指紋が。

それは、勝山から林田がお金を奪った証拠ですが、林田はやっていないと泣きながら豪太に訴えるのでした。

それでも逮捕状が出てしまった林田は窃盗容疑で逮捕。

豪太は林田の態度を見て納得がいきません。

みんなで林田の送検を祝うパーティーを居酒屋でしても、豪太と警部補の目黒は納得がいかない様子。

林田は横浜地方検察庁みなと支部へ。

林田は勝山とは知り合いで、彼からお金をもらっていたこと、足を滑らせた勝山自身が階段から転落したと訴えてきました。

そこで、二階堂は林田と勝山の関係を調べてほしいと、豪太と目黒に頼みます。

熱意がありすぎる豪太は、検察と刑事は同等の立場で、捜査上のパートナーであることを伝え、態度が大きい二階堂を非難。

みなみが必死に兄の感情的な部分を制御。

勝山がこのまま死んでしまうと、林田が不起訴になるので、焦りだす、豪太、奈々美、凛、江戸、目黒。

横浜地方検察庁では、諸星から電話があり、勾留請求はやはり却下。

窃盗という犯罪行為があったことすらも根拠がないのです。

二階堂はどうにかできないのかと言いますが、断られてしまいました。

諸星と元夫婦なのか、二階堂はつい、電話口に「みさこ」とプライベートな呼び方で不満を口にしてしまいました。

みなみにそのことは悟られなかったものの、夕食に誘われた、二階堂は少し気分が変わります。

林田裕樹のことを近隣から嗅ぎまわる目黒も情報がなかなか得られずに苦戦。

夕食の小料理屋で、二階堂はみなみが同じ店に来て食事をしていた豪太が彼女の兄だと知りました。

ここぞとばかり遠慮なしに、みなみに二階堂が惚れていることを茶化します。

二階堂は本心を隠し、「見損ないでほしい」とぴしゃり。

帰り道、豪太は林田が勝山と関わったことで、何かに怯えていることを教師時代の勘から察知。

真面目で根が良い林田が、悪い大人に騙されて道を踏み外そうになっている自分の教え子たちに重ねます。

ふと、目黒の情報により、大学を辞め、ヤングケアラーとして家計を支えていたことが判明。

勝山は林田の免許証を持っていて、勝山によって、特殊詐欺の受け子にさせられていたのです。

「いつまでも黙っていたら大間違いだぞ、林田!本当のことを言え」

豪太が問い詰めると、受け子だったことを弱気に認めた、林田。

事件当日、林田は受け子のバイト料をもらったものの、受け子を抜けさせてほしいと勝山に頼んでいました。

しかし、抜け出すともっと状況がひどくなうと脅迫した勝山。

彼を歩道橋の階段から追いかけ、勝山に懇願していた際に、勝山は自ら転落。

大慌てして、タクシーに轢かれそうになった林田。

「済みません、生活が苦しくて…何とかしようと思って」

「そんな事で母ちゃんが喜ぶと思ったんか・・・・特殊詐欺がどれだけ悪いことか分かっているだろう?最初からそんなことやらなかったら良かっただろう、アホんだら!」

林田の罪は軽くなり、意識を取り戻した、勝山を訪ねた凛と奈々美。

その後、勝山を含めた特殊詐欺グループは逮捕されていきました。

報道を見ていた諸星判事は、やはり林田が何らかの事件に巻き込まれて犯罪に加担してしまったことを見抜いていました。

それで逮捕状を出すのを何度か却下していたのでした。

事件解決後、宮沢かほり(奥貫薫)と、店員の大野純(ぎぃ子)の居酒屋でアメリカ帰りの目黒の話し方がわざとらしいと難癖をつける豪太。

そんな彼と小競り合いになる兄を、みなみはたしなめるのでした。

ケンジとケイジ時々、ハンジ1話感想・みどころ

人に対して、暑苦しくも、親身になる熱血漢刑事、仲井戸豪太がお茶の間にカムバック!

前作のように、東出昌大さんが演じていた検事に代わって、豪太のバディとなるのは、磯村勇斗さん演じるアメリカ帰りの警部補、目黒元気。

階級は豪太より上ですが、前作と引き続き謙虚で誠実な人柄が滲み出ていましたね。

会話の途中の英語の癖が強いですが、冷静沈着で広い視野と柔軟性で事件を追える頼もしい相棒のように感じました。

前作に登場していた、豪太の妹、みなみの世話焼きな存在や、峯村リエさん演じる持丸検事の顔ぶれが懐かしいですね。

さて、出世した目黒と共に立ち向かった最初の事件では、強盗傷害容疑の疑いがかかる、なにわ男子の大橋和也さん演じる、林田。

とても素直で、気が弱い青年である彼が、人を突き落とすなんてことはまずないと思いました。

案の定、被害者の勝山が特殊詐欺グループのボス的存在で、受け子をやらされていた林田。

母との生活苦を理由に、追い詰められていた林田の焦る気持ちも分かります。

お金がなくてとにかく、母を楽にしたい優しい青年なことも胸が痛みました。

しかし、特殊詐欺の受け子をして稼ぐ道じゃなくてもっと真っ当な生き方があったのに…と豪太のように思ってしまいました。

林田の罪は軽くなり、本当の悪である勝山が逮捕されましたが、若者の未来を奪い、弱みにつけ込んで犯罪に巻き込む彼を許せない豪太の気持ちに感情移入しましたね。

次週は、物騒な事件に巻き込まれる人気俳優をゲストの山下航平さんが演じます。

 

 

 

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