まんぷく 第14話のあらすじ
恋人である橘萬平が軍事物質横領で逮捕され、今井福子はうなされるほど苦しんでいた。
萬平は無実を主張するも、憲兵からひどい仕打ちをされる始末。
萬平を信じる福子は、敏子とハナと一緒に憲兵の元を訪れたが、乱暴に扱われてしまった。
一方で、福子を心配する同僚の保科恵は、同じホテルで働く料理人・野呂幸吉と情熱の歯科医・牧善太郎に福子の様子を伺わせた。
事情を知った恵と野呂と牧は、敏子とハナに連れ添われる福子と一緒に、母・鈴の元へ向かった。
まんぷく 第14話の感想
寝言で「助けて」とうなされるほど苦しい境地にいる福子。
立花さんのことを純粋に大切に思っているのだと感じます。
前話第13話では、保科さんと気持ちがすれ違いになってしまいましたが、保科さんも保科さんで大変ではあるけれど、福子の不自然な笑顔に気づいてくれて、力になってくれて、福子はとてもいい同僚に恵まれましたね。
フロント係になれたのも保科さんのおかげでした。
さて、そんな保科さんは、野呂さんと牧さんが待ち伏せをされる状態。
男性とお付き合いをしたことがない保科さんにとっては、どちらも積極的なので戸惑ってしまうのも仕方ありませんね。
だけど、そんな2人の気持ちをまるで手のひらで転がすように、福子の問題を解決させるために協力させるとは、保科さん、なかなか魔性の女です。
福子は福子で、敏子やハナに前話の見えないところで、協力を求めていたんですね。
しかし、福子に対して、あまりにもひどい対応の憲兵に悲しさを覚えました。
戦争という時代、優しさを奪われている人達が多いと感じます。
そんな福子や敏子、ハナを尾行し助けてくれた野呂さんと牧さんには心強さを感じました。
そして、涙と泥でボロボロになった福子に、敏子、ハナ、保科さん、野呂さん、牧さんが付き添ってくれて、福子1人では鈴には何も話せなかったけれど、これで何倍力となったことと思います。
ただ、立花さんが横領の疑いをかけられ、連行されたという事実を聞いたら、鈴はもっと反対してしまうかもしれません。
福子と立花さんの関係がこれからどうなっていくのかますます心配です。