知らなくていいコト7話あらすじネタバレ
尾高(柄本佑)と気持ちが通じ合い、彼に妻子があることを知りながら、自らも不倫してしまうケイト(吉高由里子)。不倫を追う立場でありながら、自らの行動に複雑な心境を抱えていました。
翌日、出勤すると、高熱を出したケイトたち「特集班」のデスクの黒川(山内圭哉)。その代わりにデスクの仕事を任された、ケイトは校了前日、編集部で多忙な一日を迎えることになりました。
そんななか、突如、マネージャーの恫喝を記事にされた演歌歌手、笹美鈴(小沢真珠)が怒り心頭で殴り込みにやってきて、ケイトたちは大混乱。
さらに、右トップを飾る予定だった政治記事の告発者が突然、掲載の撤回を要求し、スクープ記事が飛ぶピンチに。連載を抱える大物作家の接待に駆り出された岩谷(佐々木蔵之介)が不在のなか、編集部は一丸となって解決に挑みます。
岩谷は気難しい作家との食事会を盛り上げると、後を連載班に任せて、急いで編集部へ向かいます。
さらに、疲労と活気が混乱する週刊イースト編集部は、ケイトに恨みを抱く女性から、刺されます。
一方で、ケイトと尾高の関係を不信思ったケイトの元カレ、春樹(重岡大毅)は、ケイトの父がかつて大事件を起こして世間を騒がせた、乃十阿(小林薫)であることをある人物に漏らそうとしていました。
ケイトは、尾高とキス後、一夜を過ごしてしまいました。
尾高の寝室を出た時、階段で捻挫したケイトは、尾高から冷却スプレーをもらいました。
ケイトは「罰が当たっても私と時々一緒にいて?何も望まないから」と甘えます。
尾高は「そんなふうにうまくいかない。ケイトはそれでいいかもしれないけれどオレ、そんなに器用じゃないもん」と答えます。
既に昨夜、夜の関係を持ってしまった尾高の家を後にし、帰宅。その後、出勤するケイト。
出勤早々、ケイトの担当のデスク、黒川(山内圭哉)がインフルエンザに。彼は岩谷(佐々木蔵之介)の友達の医者に診てもらうことになって早退。
他の週刊イースト部員たちも、それぞれの記事に天手古舞。
突如、笹美鈴(小沢真珠)が、「マネージャークラッシャー」だとイースト編集部に「ディスられた」と殴り込みに。
そこで、岩谷が笹美鈴を制止しに入りますが、美鈴は自分がマネージャーにパワハラをしていることを週刊イーストに書かれたが自分はしていないと猛抗議し、しまいには岩谷はビンタ。
この記事を書いたのはイーストの、倉橋(小林きな子)らでした。
その後、ケイトは黒川の代わりにデスクを任され、同僚が書いた「政治資金流用の件」についてトラブルがあったので記事の書き直しに。
岩谷は、大物作家、丸山シゲオ(西村まさ彦)の会食へ。丸山はイーストで連載をしている言わずと知れたお得意様。デスクの東山(本多力)、愛花(関水渚)、野中(重岡大毅)と出向きます。丸山に気を遣います。
いっぽうで、政治家の件は多忙。表紙のレイアウトを元に戻したり、告発者が急な変更を言い出したり、その政治家の妻子への配慮など・・・ケイトたちが以前、書いた記事もボツ。
岩谷もその政治家の件と、丸山との会食の板挟みです。
大忙しのなか、週刊イーストに、出版局長が「篠原モモカ」の路チューの記事をなしにしろと無理難題を求めてきました。さらに、グラビアの写真の差し替えや、すぐに岩谷を呼び出せとのこと。ケイトが対応しますが、モラハラ並みの接し方でケイトも困惑。
岩谷は出版局長から「モモカの写真集は週刊イーストのみんなの給与が支払えるレベル」と難癖をつけてきます。
その頃、丸山が岩谷の遅刻に我慢できず、「もうイーストでの連載をおりる」とご立腹。野中や東山がフォローしても、「我が儘放題で気難しい」丸山は怒ってばかり。
そこで、岩谷はまたイーストに戻り、出版局長の江川(おかやまはじめ)に丸山の接待の協力を求めました。江川は丸山の接待や関わり方にとても慣れていたからです。
どうにか江川が丸山の接待をして、早く会食を切り上げてくれました。
再び、週刊イーストに戻った岩谷たちは夜遅くまで仕事をする部下たちの為に食事を買って戻りました。
しかし・・・賑やかな空気が一変。ケイトに以前、夫の不倫を暴いてほしいと頼んでいた、桜庭(三倉茉奈)が突然、週刊イーストを訪ねてきました。
そして、彼女は夫の不倫の真相を暴き、自分の元に夫を取り戻してくれなかったケイトを逆恨みしていて、彼女を突然、刺しました。
そのケイトを尾高は庇って背中を刺されました。2人は病院に運ばれますが、どちらも命に別状はなく、安静が必要な入院となりました。
岩谷含む週刊イーストの編集部のメンバー達は、「仲間」のケイトが刺されたことも、あえて「ネタ」にして、モモカの写真集と政治家の記事と一緒に載せて、それ以外の記事は飛ばすことに。
週刊イーストの東源出版の前には、マスコミが殺到。
野中は「深層スクープ」の記者の男、伊地知から声を掛けられます。ケイトが刺された経緯などについて詳しく教えてほしいとねだられ、連絡先の名刺を渡されました。
ケイトと尾高は入院中も、互いのことをモヤモヤと思い出していました。不倫関係になった2人だからこそ、お互いのことが離れられません。
さらに、ケイトは病院で幼子を抱いた尾高の妻に遭遇し、複雑な思いを胸に秘めました。
野中春樹は、深層スクープの記者、伊地知にとうとう、ケイトが殺人犯、乃十阿徹(小林薫)と、翻訳家の、真壁杏南(秋吉久美子)の娘で、尾高と不倫していることを暴露。それはケイト本人の口から聞いていたものだとも説明。
ケイトのことを「不倫を糾弾しているイーストの記者が不倫してて、しかも殺人犯の子どもが記事を書いている」と伝えたのです。
次回、ケイトは野中が起こした予期せぬ黒い裏切りのせいで窮地に!週刊イーストの編集部のみんなも大混乱。来週も見逃せません。
知らなくていいコト7話感想・見どころ
ケイトがまさかの刺される事態!さらに、野中がケイトや編集部みんなを裏切る衝撃の行動に出ます。
突然のケイトと尾高の不倫シーンから始まりました。
ケイトが「時々自分と一緒にいてほしい」と甘えるようにおねだりして尾高に抱きつくシーンと、ほんわかと受け入れる尾高はかなりドキドキしました。
小沢真珠さん演じた、笹美鈴・・・ひどい言いがかりだ。美鈴の態度を見ても、威圧的であからさまに自分の非を認めない態度があらわれていました。でも、部下を守るために、責任として、美鈴に引っぱたかれた編集長の岩谷のかっこよさと潔さは素敵でしたね。
東源出版の出版局長、江川(おかやまはじめ)は最悪のモラハラボス。ケイトたちや岩谷に無理難題を要求する困った人物でしたね。でも、江川が丸山(西村まさ彦)の接待に慣れていて、岩谷が江川を連れて会食に向かったのはグッジョブでした。
ケイトが刺された時に、庇う尾高がなんと男前だったことか・・・。ケイトに夫の不倫記事の件で逆恨みしていたとしても、刺すなんて・・・ひどすぎる。
ケイトを刺した桜庭を演じた、三倉茉奈さんの演技が「怪演」といえるほど怖すぎましたね。ケイトを憎んでいて、「ころしてやるー」と発狂ぶりは凄まじいインパクトでした。
野中の闇が黒すぎる・・・内部告発の裏切り者ですよ。ケイトのことを殺人犯の子どもが週刊イーストで記事を書いていて、しかも尾高との不倫関係も暴露って。
ケイトと別れたことは彼自身が、ケイトの父親が殺人犯だとわかって、自分との遺伝子がとか難癖付けていたゲスさも忘れられません。
次回、ケイトと尾高が史上最悪のピンチに見舞われます。ご期待ください。