私たちはどうかしている

私たちはどうかしている3話 七桜が”さくら”だとバレる?!女将の陰謀は渦巻く

私たちはどうかしている3話あらすじネタバレ

どうして椿(横浜流星)は、「さくら」を憎んでいるのか?その理由を聞いた七桜(浜辺美波)は、自身が知らなかった母、百合子(中村ゆり)にまつわる衝撃的な過去を知るのです。

「さくら」は、幼い頃、七桜が百合子と共に、椿の実家の老舗和菓子店「光月庵」で住み込みで世話になっていた時期に、椿から付けられたニックネーム。

つまり、“さくら”とは、七桜のことです。

幼き頃の椿が、百合子を殺人犯として、大勢の光月庵関係者の前で証言した挙句、拘置所で酷い扱いを受けて亡くなった百合子。

その復讐と、母の真実を知るべく、七桜は正体を隠して光月庵の見習い和菓子職人として再び、因縁の家に足を踏み入れたのでした。

椿の父、樹と「さくら」の母、百合子は恋人同士だったのです。

その様子を目撃した幼い椿。

七桜は、絶対に自分が「さくら」であることを知られてはならないと固く誓うのでした。

しかし、七桜の素性と正体をいち早く調べた椿の母、今日子(観月ありさ)。

今日子は、七桜に高月家代々伝わる花嫁衣裳を着せますが、椿の花が咲いていて、真っ赤な椿を見てトラウマから過呼吸を起こしてしまう七桜。

その様子や七桜の色白の肌、おかっぱの髪を見て、「あなたは15年前、どこで育ったの?」といびり、憎しみを向けて問い詰めます。

七桜の母と名乗る人物が急に訪ねてきました。

死んだと思われていた百合子は生きていた?!と突然の出来事に動揺する七桜の目の前に現れたのは、小料理屋の女将の宮部夕子(須藤理彩)。

知人から頼まれて七桜の母のふりをしていたのです。

そのきっかけを作ったのは、七桜に百合子が拘置所で書いた手紙を渡した多喜川(中村育三郎)。

同じ頃、栞(岸井ゆきの)は姉たちが父に新しい着物を頼んでいるのを見て、自分も何か頼もうとしますが、父から「お前は何の取り柄もないから早く嫁に行け」と傷つく言葉を言われてしまいます。

母が「光月庵さんとのことがあったばかりだから」と栞の気持ちを汲んで庇っても、亭主関白で男尊女卑な気質の栞の父は考えを変えません。

「お父様の言う通りよ」栞はしぶしぶ、傷ついた心を隠して納得せざる得ません。

自分達の結婚式で出したい椿は、七桜を古い菓子帳の眠る物置へ連れていきます。

しかし、隠し事をしていると見抜いた椿は、桜を物置に閉じ込めて・・・。

七桜は菓子帳に、見覚えのある百合子の字を見つけ、桜のお菓子のデザインがびっしり描かれていたことに気付きます。

母の潔白を信じて多喜川に会いに行く七桜。

食事を運んできた椿の隙を見計らって、具合が悪いふりをして倒れ、心配した椿に起き上がって、キスをして、脱出を試みた七桜。

彼女の頭上に壺が落下!

庇った椿は右手を負傷してしまいました。

翌日、金沢屈指の茶道の流派、草薫会(そうくんかい)から椿に和菓子作りの依頼が入りました。

大旦那、宗寿郎(佐野史郎)も招かれている大事な茶会。

下手なお菓子を出せば、光月庵の看板に傷がつくもの。

右手を怪我した椿はお菓子を作りたい気持ちを胸に秘めたまま、依頼を事あろうとします。

しかし、椿の想いを汲み取った七桜が、草薫会の亭主、柴本(森田甘路)に対し、「お任せください!」と自分が椿の代わりに担当することを宣言。

やがて、店を立て直す力になりたいという七桜の心に動かされ、二人三脚で和菓子作りが始まるのです。

まずは、掛け軸の違いや、椿がお茶をたてることで、七桜が草薫会に相応しいお菓子を作ることに。

「落とし文」という親の愛を伝える和菓子を作ることに決めている椿ですが、大旦那の宗寿郎は過去に、椿が幼少期のトラウマになるほどトラブルが。

椿はそれまで、宗寿郎や父、樹から茶道を教えてもらっていました。

厳しくも愛情のある2人に、努力家で真面目な椿は一生懸命、期待に応えようとしていたのです。

しかし、突然その日はやってきました。

15年前、七桜の母の件と父の死から、宗寿郎から、樹が七桜の母、百合とキスをしていた現場を偶々見た幼い椿。

しかし、椿は百合子が樹を殺した様子は見ていなかったのです。

このことから、宗寿郎は「この嘘つきが!」と椿を物凄い剣幕で怒鳴ったのでした。

それでも椿は幼い頃から光月庵の高月家の跡取りとして認められるよう、和菓子作りに専念。

宗寿郎を気遣って、椿が傘を届けても、踏切で躓いた椿を捨てて去っていったのです。

お茶会の日当日・・・。

参加者は、宗寿郎と、多喜川、草薫会の面々。

そんななか、病気なのか倒れそうになる宗寿郎を支える七桜。

宗寿郎は、椿のどこが好きになったのか?あんな嘘つきのくせに・・・と悪態をつきます。

それに対し、七桜は、「ばかみたいに彼のことが好き」と真剣に答えるのです。

ふと、またよろけた宗寿郎を支え、大事な茶会にどうにか間に合わせた椿。

椿は、落とし文の解説をし、父から和菓子を作るにおいて材料を一粒も無駄にしてはいけないことを教わったこと、よく失敗して叱られたけれど、光月庵の跡取りとして認めてもらえるようになりたいという強い意志を草薫会の柴本や多喜川などに伝えるのでした。

七桜は、茶会終了後、多喜川に声を掛け、彼が七桜の母、百合子のファンだったことを知るのでした。

多喜川は多忙な家族が集まる時が年末などの時で、百合子の作った和菓子をよく食べていたのです。

多喜川の父(丸山智己)は、このお菓子を作った人を大切にし、支える事を息子に頼んでいたのでした。

その日、宗寿郎は椿のお菓子をこっそり持ち帰って食べてくれました。

しかし、「まだまだだな」といつも通り照れ隠しに悪態をつくのでした。

その夜、椿は七桜に本当に七桜を「お前はさくらなのか?もしお前がさくらなら自分の気持ちを押し殺さなければならない」と伝えます。

今日子は七桜のことを密やかに調査させていた従業員と会話。

七桜の頭上に壺を落とし、椿の手を負傷させた真相を話し合っていました。

その従業員は・・・なんと、城島だったのです。

城島は元々、椿のことを目の敵にしていて、今日子に謝礼をもらって影で動いていたのでした。

次回、七桜の味方のはずの城島が本性をあらわしていきます!

私たちはどうかしている3話感想・みどころ

七桜が本当は「花岡」ではないことを悟った椿と女将の今日子。

今日子が七桜に花嫁衣装として真っ赤な椿の花を着せ、七桜がトラウマを思い出して過呼吸になる様子は見ていてつらかったです。

でも、今日子はこれで七桜が百合子の娘、七桜だということを確信したのだと思います。

宗寿郎と椿の間には、「毒親」と子供のような深い溝があり、宗寿郎に認められたい椿の努力は、いつも宗寿郎に妨害されてしまいますね。

かき乱される心を必死に殺し、和菓子作りが好きという七桜と共通する思いを胸に生きてきた椿の生きづらさが伝わりました。

一方で、宗寿郎は七桜が光月庵に相応しい人間だと本当はどこかで分かっていたり、七桜の出生の真相を本当は彼が一番鍵を握っているのではないかなって思います。

最後に、まさか、今日子が手を組んでいた従業員が、城島だったとは・・・。

城島は人のあたりの良い性格で、光月庵でいびられる七桜にとっては、友達のような、同志のような、そして、椿と同じ淡い好意を少し抱いてしまう相手。

視聴者が見ても明るく、爽やかな彼が今日子の影武者というのが予想外の衝撃でした。

優しいふりをした狼である「二重人格」の城島が、椿を憎み、七桜にも表向き穏やかに接して徐々に牙をむく姿に次回、期待です。

 

 

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